そばの実、を食べる。麺じゃなくて。

ロシアの食事でまず最初に驚いたこと。

それは、「そばの実」を食べること。

ホテルの朝食バイキングにも、だいたい付け合せとして出てくる。

最初見たとき、「なにこれ?」

そもそも、そばの実なんて見たことがない。

そば粉はみたことあるけど。

こんな感じ。

ぼけてしまって見にくいけど、大皿を占領している茶色のつぶつぶです。

味がついているわけではないので、ほんとに付け合せ。しいていえば、ごはんのような。

これが、なかなか美味しい。そばってこんな味がするんだー。

肉の煮込みやソースにからめて食べると、ぱさぱさ感がなくて、しっとりと味がしみて食べやすい。単品だと、けっこう、キビシイかな笑

学食や食堂形式(好きなものを自分で選んでトレイに乗せて進み、お会計)のところでは、かならずある。だいたい70円前後くらいかな。

メインの肉か魚の横に、付け合せの、たとえば、このそばの実やマッシュポテト、ブロッコリーやパプリカ等の温野菜、パスタ、細長い米(ビーフストロガノフがある場合)をのせてもらう。黒パン等の食事パンもある。

スーパーでも袋に入って、500gでこれもピンキリなんだけど、300円ぐらいで売っている。

まだ、自分で茹でて?炊いて?食べたことがないから、今度行ったときは試そうと思う。

そばの実は、ビタミンが豊富で体に良いし、美容にもよいからと、ロシアの若い世代も好んで食べていた。

日本にいる若いグルジア人の友達に、ロシアからのお土産は何がいい?と尋ねたら、「重くて申し訳ないけど、そばの実がいい。」と。


ロシアではそばは実だけで、麺には加工されていない。

そばは、すするものではなく、よく噛んで食べるもの、なのね~。

もちろん、スーパーには麺のそば、も売っている。

それらはおもに韓国産か中国産。味は、まあ、ふつうだった。めんつゆは日本から持って行った醤油とだしの素で作った。

そういえば、寮の共同台所で、毎日のように、そばを茹でてる日本人の男子学生がいた。

「調理するのに、これがいちばん早くて楽なんでー。」って笑

ところ変われば、食べ方もいろいろ~♪

ロシアにいったら、ぜひ、お試しあれ!!




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