懐の広い人になりたい

私は毎年、新年の目標を立てるようにしている。
そして19、20歳とこの2年間同じ目標を口にしていた。
それは
「余裕のある人になりたい」
である。
でもたまに考える、"余裕がある"ってなんだ
余裕がある人は傍からどう見えるだろうか?
なぜ自分は余裕を持ちたいのか?

おそらく、アタフタじたばたしている自分ではなく、何事も動じず、落ち着いてあらゆることを楽しそうに乗り過ごす人間になりたいと思っているんだろう。
しかし、人を想う心と併せてブレない自分を持ち、そして落ち着きと好奇心をバランスよく保ち続けられる人になりたいと考えるようになったこの頃。
そんな私の今の目標は「余裕を持つこと」ではなく、
「懐の広い人になる」
に変わっているであろう。
何事もひとつの側面のみで判断せず、人の気持ちを理解しようとする姿勢こそ、器の大きい人であり、寛大な心の持ち主だと言えるだろう。
他人の自分とは異なる意見を受け入れる寛容さがあり、誰しもが親しみを感じられる人懐こさを兼ね備え、自分という人間の強い心を持つ、そんな人になりたい。

私の人生の目標としている先輩のモットー
「強く、優しく、美しく。」
この言葉こそ、懐の深い人間性を表しているような気がする。

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