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【その後】髪を切ってきた時の話

こちらの続きのような話。

また髪を切ってきました。今回はカラーも。前回のカラーの時は「小林さんに色を作ってほしい」って言えなかったので(年末でカットのお客さん掛け持ちで忙しそうだったから言えなくてもよかったのかもしれない)、今回は言おうと決めてました。池田さんが残してくれたレシピを一度も使わないのもなんだけど、ずっとそのレシピのままってのもなんなんで。

雨の止み間にお店へ行きました。それにしても寒いな。カットは伸びた分くらいでいいかなと話した後、カラーの話に移った際に言えました。

「小林さん、色作ってくださいよ!」
「いいっすよ!」

おお、我ながらよくやった。タイミング大事だよな。その後の嬉しそうな小林さんを見てたら、やっぱりやりにくかったんだなと思いました。レシピ通りに薬を作ればいいから忙しい時は便利かもしれないけど、つまらないですよね。言えてよかった本当に。

どんな色がいいですか? 暖色系? 寒色系? ベージュとかもあるし、希望ありますか? 池田さんのはアッシュ系だったんですけど、うーん、どうしようかな? じゃあオリーブ系でいきましょうか! とウキウキでした。ということでオリーブ系に決定。

アシスタントの鈴木さんを駆使して、合間にカットのお客さんを入れることも多いけど、今回は先輩美容師さんのお客さんで席が埋まってるので、マンツーマンでやっていただけました。まずはカット。太毛で多毛なので厚くなっているところの内側を念入りに梳いてもらえて助かってます。さすがショートの鬼。

引き続きカラー。カラーは一回おきなので、伸びたところが5センチくらいある。塗り始めに「染め甲斐がありますね!」と言ってました。薬が全然足りなくて追加で作ってきてたけど、多毛料金とかあるのかな、ロング料金みたいに。ラップ直前の頭は一休さんのようでした。がっつり塗られた感あってよかった。

えっ? て感じのが見つかったので

カラーの後のシャンプー。そういえば小林さんに洗ってもらうの初めてだ。ずっとアシスタントの鈴木さんだったから。洗う作業自体は同じでもやり方はそれぞれ違ってて面白いなぁと思いながら洗われてました。首の支え方が楽でよかった。頭皮のマッサージも強さがちょうどよかった。

小林さんの場合、仕上げは念入りにブローってことはあまりないので、乾かして整えておしまい。もう夜だし、あとは飲んで食べて寝るだけだから全然問題ない。髪色は今までとトーンは同じだと思うけど、色味が違うのはわかる。お日さまの下で見るとまた違うから楽しみだわ。きれいにしてくれてありがとうございます! 着ていったフリースが青色だったんで「オリーブ系でよかった。ピンク系だとケンカしちゃうし」とのことでした。色味って難しいんだな。ということで見送られて終了。雨は止んだままだった。

これでようやく小林さんのお客さんになれた、と思います。しばらくお世話になります、よろしくお願いします。