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『リスの悪ふざけ』をちょい足し改造してみた【構築済みデッキではじめる統率者戦!#7 】

どうも、くろです。

皆さんはブルームバロウのプレリリースには参加されましたか?私は土曜日に、友人たちと統率者戦を遊びそのままプレリリースにも参加してきました。そのときの様子も記事にしたいところではありますが、本日もブルームバロウ構築済み統率者デッキのちょい足し改造記事をお送りしていきたいと思います。(ちょい足し改造については、こちらの記事をご参照ください)。

【構築済みデッキではじめる統率者戦!】#5 『動き出した兵隊』をちょい足し改造してみた【BLB編】

【構築済みデッキではじめる統率者戦!】#6 『家族が第一』をちょい足し改造してみた【BLB編】

ブルームバロウ編の第三回となる今回は、黒緑のデッキ『リスの悪ふざけ』のご紹介です。


統率者紹介《根花のヘイゼル》

(T),2点のライフを支払う,あなたがコントロールしていてアンタップ状態であるトークンX個をタップする:望む色の組み合わせのマナX点を加える。

あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしているトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。対象としたトークンがリスなら、代わりに、それのコピーであるトークン2体を生成する。

《根花のヘイゼル》はトークンに関する能力を二つ持っています。
一つ目は、自身と任意の数のトークンをタップすることで、タップしたトークン分のマナを加える能力。クリーチャー・トークンである必要はなく、そのとき使う予定のない食物・トークンをマナ・ソースとしてカウントしたり、宝物・トークンを継続的なマナ・ソースとして運用することが出来ます。ちなみに、一番相性が良いと思うトークンは、エルドラージ・落とし子・トークン&エルドラージ・末裔・トークンの2種類です。

落とし子・トークンと末裔・トークン、どちらも無色マナの生成にはタップが不要であるため、《ヘイゼル》の起動コストに当てた後生け贄にすることで、更に無色マナを追加することが出来ますね。

ふたつ目の能力は、コントロールしているトークンの水増し効果。こちらもトークンの種別は指定されていないため、どんなトークンでも増やすことが出来ます。コピー元がリスであれば、生成されるトークンの数が2つになるので、可能ならリスをコピーしたいところです。

統率者の能力を踏まえた上で、元のデッキリストを見てみよう

このデッキのサブ統率者である《どっきりドングリ団》は、《ヘイゼル》とは打って変わってかなり攻撃的な性能。

威迫、トランプル、到達
あなたがコントロールしているすべてのリスは「(T):リス1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受けトランプルを得る。起動はソーサリーとしてのみ行う。」を持つ。
あなたがコントロールしている1体以上のリスがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。

 自軍のリスに他のリスを強化する能力を与えるだけでなく、プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびドローする効果も付与してくれます。一つ目の能力でトランプルも与えられるので、多少のブロッカーは乗り越えて行けそうです。

次に、元のデッキリストを見渡してみたところ、死亡誘発のカードが多数採用されており、それを生かして戦う方向性のようです。しかし、能動的に誘発させるためのカードがあまり採用されておらず、自力でトークンを生成するカードやリス・クリーチャーの枚数も心もとなく感じました。

そこで今回は、①リス増量、②食物・トークンシナジー、③無限コンボ、この三つを軸にデッキを改造してみました。

『リスの悪ふざけ』改造案

採用カード

クリーチャー(17)

マリオネットの見習い 80円
蔦刈りの導師 50円
茨越えの餌あさり 300円
実験的な菓子職人 200円
甘歯村の断罪人、グレタ 30円
無情な無頼漢 80円
抜け目ない狩人 30円
巣穴の魂商人 300円
種選奴、カメリア 150円
ペレグリン・トゥック 80円
無慈悲な略奪者 500円
無情な屍技術師 80円
永久の証人 30円
リスの巣の守り手 20円
カルドーサの鍛冶場主 500円
マイアの戦闘球 50円
溜め込む親玉 300円

インスタント(1)

新緑の命令 50円

ソーサリー(1)

リスのお喋り 50円

エンチャント(3)

アクロゾズの約定 50円
パンくずの道標 100円
殺しのサービス 50円

アーティファクト(4)

恐竜の遺伝子 800円
アシュノッドの供犠台 500円
ミミックの大桶 80円
前兆の時計 600円


今回の入れ替えカードの総額は、執筆時点での晴れる屋調べで5,060円でした。ワンコインカードがちょこちょこありましたが、何とかほぼ5,000円で纏められました。最終的な入れ替え枚数が26枚と、ちょい足し改造の枠からはみ出してしまっていますが、値段はほぼ目標値なので今回は許していただければと…

ピックアップ カード

《茨越えの餌あさり》

ブルームバロウに本セットに収録されているリス・クリーチャー。そのままでも1マナ、給餌出来れば2マナ生み出すことが出来る上、マナが潤沢になった後半には、デッキからリス・カードを直接手札に加えられるため、後述するコンボにも繋げられる1枚。

《種選奴、カメリア》

こちらも、ブルームバロウ本セットからの伝説のリス・クリーチャー。自身の能力を使うたび、リス・クリーチャーの数とサイズをどんどん大きくしていくことが出来ます。能力の起動にタップが不要なため、終盤にはこれ一枚からリスの大軍勢を作り上げることも夢ではありません。前述の《茨越えの餌あさり》からサーチ先としても優秀です。

採用コンボ紹介

《リスの将軍、サワギバ》

+《無慈悲な略奪者》+リス2体:
無限「クリーチャーが戦場に出たとき」誘発、無限死亡誘発、無限宝物・トークン、無限マイナス修正

+《無情な無頼漢》+《アシュノッドの供犠台》+リス1体:
無限「クリーチャーが戦場に出たとき」誘発、無限死亡誘発、無限宝物・トークン

《カルドーサの鍛冶場主》

十分な数のアーティファクト(食物・トークンなど)が戦場に並んでいれば、実質このカード一枚でアーティファクト起点のコンボがはじめられます。

戦場に大量のアーティファクトを並べておき、《カルドーサの鍛冶場主》を起動、《前兆の時計》をサーチし、《前兆の時計》の能力で《カルドーサの鍛冶場主》をアンタップ、もう一度起動し《マイアの戦闘球》をサーチ。《マイアの戦闘球》の能力でさらにアーティファクトが4つ出るのでこれを使ってまたサーチ&アンタップ。

《カルドーサの鍛冶場主》+6つのアーティファクト(うち最低3つはアンタップ状態)でスタートすれば、ライブラリーからアーティファクトを2枚直接戦場へ出せてしまいます。

《ミミックの大桶》

+《マイアの戦闘球》(刻印)+《前兆の時計》+《アシュノッドの供犠台》:

無限「クリーチャーが戦場に出たとき」誘発、無限死亡誘発、無限無色マナ、無限マイア・トークン

《恐竜の遺伝子》

+クリーチャー・トークンを2体以上生成できるクリーチャー(刻印)+《アシュノッドの供犠台》:

無限「クリーチャーが戦場に出たとき」誘発、無限死亡誘発
3体以上生成できる場合は、無限クリーチャー・トークンになります。

※《アシュノッドの供犠台》は《巣穴の魂商人》+《無慈悲な略奪者》でも置き換え可能です。

《溜め込む親玉》

+《切断マジック》+アンタップ状態のクリーチャー2体(または2マナ):

任意のカードを2枚サーチ。一方で《無情な屍技術師》をサーチし、唱えれば、《溜め込む親玉》を生け贄にすることで即座に7マナ用意することができます。

最後に

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。読んでくださった方に少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。それでは次の記事でお会いしましょう。

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