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子供のゲーム機やスマホについて思ったこと

単純な話ではないし、その家庭の教育方針だから親の自由でいいと思う。ただ、それはそれとして個人的な考えを言いたくなった。

最新のゲーム機や最新のスマホっていうのは子供社会において強力な武器である。それを買い与えないのは自分の子供に、(大人ほど気を遣えない子供の)社会の中で自分自身の魅力で勝負しろと言っているようなものである。

確かに、気を回せるいい子たちはたくさんいる。ゲームを持っていない子のためにみんなで遊べるよう工夫する子はたくさんいるにはいる。でも多数派ではない。

一緒にゲームができる子、同じゲームの話が出来る子と遊ぶ方が楽しいのは自明である。

大人ですら共通の趣味や、飲み会に参加して楽しむということが仕事において有利である。

勿論能力が高ければ評価されるが、同じ程度の評価ならより仲がいい相手と仕事をしたくなるものだ。

普通程度の能力の人間は仲良くなるための手段として共通の趣味をもったり、飲み会に参加するものなのだ。

大人はまだ気をつかえるし、仲がいいからと仕事の評価が大きく変わるわけではない。

だが子供たちは違う。彼らはまだ大人のような気の使い方はできない。同じゲームの話ができる友人たちと遊ぶ以上の価値提供が出来ないのなら自然と離れていくのである。

つまり、子供にゲームやスマホを与えないことは、ゲームやスマホ以上に楽しさを提供できる人間になれということを子供に求めてるのと同義である。

私は私自身がそのような人間ではないし、そうなれるとも思わないから万が一このような選択を迫られたら迷わず買い与えるだろう。

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