第8回 情報リテラシー論
こんにちは、音羽です。
情報リテラシー論のグラレコまとめ、8回目のテーマは「位置情報で激変の生活習慣」。
位置情報を取得する仕組みと、それが知らないうちに共有されてしまうリスクについてのお話でした。
早速詳しく振り返っていきましょう。
まず登場するのはGPS。詳しく見てみると…
GPS:Global Positioning System, Global Positioning Satellite(全地球測位システム)アメリカ合衆国が軍事用に打ち上げた約30個のGPS衛星のうち、上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知るシステム。 ___Wikipediaより
地球の周りをまわっている衛生とスマホがつながって、どこにいるのかの情報を拾っているわけです。
ちなみにWindowsやMacはGPSではなく、Wi-Fiから位置情報の取得を行なっているのだそう。
その仕組みに関係しているのが、IPアドレス。
要は、インターネット上の住所です。ちゃんとした言葉で言うと↓のような感じ。
IPアドレス 情報機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の番号。 ___Wikipediaより
シークレットモードという閲覧履歴やcookieなどのデータが保存されないブラウザモードがありますが、IPアドレスはシークレットモードでも把握されてしまいます。
(ブラウザによって「プライベートブラウズ」などと呼び方が違います。)
IPアドレスを把握されないためには「Torブラウザ」を使用しましょう。
また、位置情報が漏れてしまうのはIPアドレスだけではありません。
なんと写真からもわかってしまうんです。
SNS投稿とかで位置情報共有をONにしちゃってるからでしょー?
…違うんです。写真には「EXIF情報」というものが記録されています。
EXIF情報 撮影日付や使用機材、撮影設定など、デジタルカメラで撮った写真につけられている情報。
スマホの設定で位置情報サービスをオンにしていると、EXIF情報に位置情報が付与されてしまいます。
TwitterやFacebookなど、SNS投稿時に位置情報の共有を切っておけば、世界に場所が晒されることはないですが、
サービス運営側はEXIF情報を取得できてしまっているので、保持しているのでは…?と少し怖さが残ります。
怖い面もありますが、やはりこれも正しく設定し、気をつけて使えばとっても便利な機能。
きちんと勉強して、プラスの方へ活用していきたいものです。
今日はここまで。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
それでは、またね。
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