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第4回情報リテラシー論

こんにちは、音羽です。

今週も、情報リテラシー論をグラレコで振り返っていきます。

第4回のテーマは、「ソーシャルメディアの台頭」。

ソーシャルメディアが社会にどのようになじみ、社会に大きなインパクトを与えるメディアになったのかを見ていきました。

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堀江貴文さんが日本で始めてブログを国内に持ち込んだことで、日本にも一人一人が自由に情報発信をする土壌がきました。ブログという仕組みが日本人によくあっていたため、広く親しまれるものとなりました。

その後登場したmixiは、ブログを書かずとも自分の近況を共有・更新することができるのが新しく便利。

「ミニブログサービス」という言葉とともに登場したTwitterは、タイトル不要・文字数制限がある、カジュアルな発信でこれまでに以上に大きな広がりを見せます。

(余談ですが、普段アプリやwebサービスを作っている立場で、自分だったらTwitterになんてキャッチコピーをつけるかなと考えてみたけれど、やっぱりミニブログサービスが適切すぎました。。)

政治の現場もこれを利用し、オバマ元大統領や鳩山元総理も活動に使用します。

情報を受け取る国民の立場でみても、HPや政党のCMよりもソーシャルメディアの方が人間味(発信している人が向こうに見える感じ)があって、確かに印象が違うなと個人的に感じます。


ソーシャルメディアが社会に大きなインパクトを与えた例として紹介されたのがアラブの春。興味深かく、色々調べてみました。

総務省のサイトは時系列で残されている記録を細かくみることができ、とても面白かったです。

同サイトの「当時の中東でのfacebook普及率」やjicaの記事にある「当時スマホでsnsを活用できたのは、裕福な家の若者だけだった」「識字率は高くなく、スマホを持っている人も多くはない。衛生テレビ局の発信がそういう層のためになった」は、スマホが普及し、何よりみんなが等しく文字を読み書きできる私たちにとって衝撃的ではないでしょうか。

情報を発信したり得ることや、みんなが一つのものに向かって団結することのハードルの高さが窺い知れます。

SNSだからできたこと・できなかったこと、TVだからできたこと・できなかったこと…一人ひとりが、自分自身のコミュニティの中で出来ることを考え動き、実現したのがアラブの春なんですね。

(まだまだ政治的な混乱が続く中東。アラブの春後の、現在の様子を知ることができるこちらの記事も興味深かったので、ぜひ。)


それぞれのメディアの特性や長所と短所を見極め適切に使ったら、大きな大きなパワーが発揮され、時には社会をも動かす。

それをきちんと理解し、ソーシャルメディアと付き合っていきたいものです。


今日はここまで。

お付き合いありがとうございました。

またね。

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