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【本の紹介】東日本大震災がテーマのノンフィクション4冊

 みなさんこんにちは、こんばんは、そしておはようございます。
 人生のB面に入ってから読書に目覚めたオヤジ、タルシル📖ヨムノスキーです。

 東日本大震災から12年。
 小説、絵本、写真集など、あの未曾有の大震災を題材にした本がたくさん刊行されていますが、今回は私の本棚に並んでいる本の中から、東日本大震災を扱ったノンフィクションをピックアップしてご紹介します。

 今回はあえて感想は書きません。
 ただ紹介するだけにとどめます。

【東日本大震災がテーマのノンフィクション】

●遺体
 震災、津波の果てに

著者 石井光太
【内容紹介】
 2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった―遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、壮絶なるルポルタージュ。
裏表紙より

●南三陸日記

著者 三浦英之
【内容紹介】
 住んで、泣いて、記録した。東日本大震災直後に受けた内示の転勤先は宮城県南三陸町。瓦礫に埋もれた被災地でともに過ごしながら、人々の心の揺れを取材し続け、朝日新聞に連載された「南三陸日記」は大反響を呼んだ。文庫化に際し、8年ぶりの「再訪」や、当時は記せなかった物語を大幅追加。開高健ノンフィクション賞など、数々の賞を受賞した気鋭のライターが描く珠玉の震災ルポルタージュ。
裏表紙より

●魂でもいいから、そばにいて
 3.11後の霊体験を聞く

著者 奥野修司
【内容紹介】
 未曾有の災害で愛する者に突然死なれ、絶望の淵に立たされた人々の心を救ったのは、奇跡としかいいようのない体験だった。布団に入ってきた夫を「抱いてあげればよかった」と悔いる妻。階上の息子の足音を聞く母。死亡届を書いている時に兄からメールを受け取った妹。それは夢だったのか、幻なのかー。再会を願う痛切な声と奇跡を丹念に拾い集めた感動のドキュメンタリー、待望の文庫化。
裏表紙より

● 死の淵を見た男
 吉田昌郎と福島第一原発

著者 門田隆将
【内容紹介】
 2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。全電源喪失、注水不能、放射線量増加…このままでは故郷・福島が壊滅し、日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちがいた。あの時、何が起き、何を思い、人々はどう闘ったのか。ヴェールに包まれた未曾有の大事故を当事者たちの実名で綴る。
裏表紙より

【まとまらないまとめ】

 〝遺体 震災、津波の果てに〟は、「遺体〜明日への十日間〜」、〝死の淵を見た男〟は「Fukushima50」というタイトルで映画化されていますので、こちらもぜひ。

 …あの時のことを忘れないために。
  過去の出来事として蓋をしてしまわないために。

最期に
 読書っていいよね。


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