963妊娠する【妊活編】

お久しぶりです、963です。
突然ですが母になることになりました🤰いえーい
また新たな門出の前に立てたことを大変嬉しく思っています。

今に至るまでいろいろあったり無かったりしたので、備忘録的な意味を込めてnoteをしたためました💁🏻‍♀️
同情して欲しいとかそんな気持ちは無いので、「こういう人もいるんだな〜」くらいの気持ちで読んでもらえると嬉しいです。
不運フェーズのところは「ざまぁwww」と思ってもらえると逆に燃えます。

多分長くなるので第一弾として、身篭るまでの963について今回は書いていきます。


963と妊活

赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれるなんてファンタジーな世界はありません。男女がそれなりのことをすると、望まずとも生まれてくるものです。
予期せずできることも、切望してできることもそれもまた命の不思議。私の場合はどちらかというと後者でした。

時系列を追って963の気持ちを見ていきましょう。

2020ねん 963は けっこんした!

2020年の秋に入籍しました。
この時は子供のことはそんなに考えていませんでした。お付き合いしていた期間も短く、2人の時間を大切にしたかったからです。

ただ、自分の中でなんとなく「自分は授かりにくい体だろうな」というのは思っていました。
昔から月経不順で、生理が何日も遅れてくるのは当たり前。酷い時は3ヶ月以上来ない時もあります。
結婚するまでは、みんなより苦しむ回数が少なくてラッキー✌️くらいに思っていましたが、いざ子作りのことを考えると不安要素でしかありません。よくそれだけ楽観的でいられたな!?

だから、一応ブライダルチェックもやりました💒ブライダルチェックとは、血液検査や尿検査、内診を経て、妊娠するのに問題ない体の状態であるかを確認する健診のことです。

963はじつは学生時代バセドウ病を患っていました。甲状腺の病気として有名ではありますが、不妊の原因や、もし妊娠しても胎児へ影響する恐れがある厄介な病気です。
こちらも不安だったので、ブライダルチェックと一緒に検査してもらいました。

結果は、、

特に問題ありません👨‍⚕️
ということでした✌️☺️✌️やったね

この検査で全てが分かるわけではありませんが、ちゃんと排卵しているし、妊娠に必要なホルモン値も問題ありませんでした🙂
こういう検査をすると、妊娠ってめっちゃ事務的やなと思いました🫢

とりあえず治療する項目も無かったので、のんびり夫婦の時間を過ごしました👫


2022ねん にんかつを スタートした!

2022年に入った頃から妊活を始めました。
というのも、私は結婚式前の妊娠は絶対に避けたいという思いがあったので、それまでは避妊してきました。つわりで結婚式準備や当日が楽しめなくなることを危惧していたからです。

しかし、世はまさにコロナ時代。2021年6月予定だった結婚式を2022年2月に延期し、考えていたよりも遅めの妊活スタートとなりました。

いざ行かんと始まった2022年の生理日がこちらです💁🏻‍♀️

25〜38日周期が正常と言われていますが、半年の間に訪れた生理日はたったの3回でした😇
7月の生理を最後に全く来る気配が無く、さらに山口県へ移住したタイミングだったので、前職の有休消化中に近くの産婦人科でとりあえず月経を起こす処置をしてもらうことにしました。

8月下旬、初めての病院で内診を受けると、やはり月経が起こりそうな状態では無いことが判明し、月経を起こす薬が処方されました。
それを10日間毎日飲んだ後数日経つと、あら不思議!生理が起こりました💁🏻‍♀️
でもこれは排卵とは関係なく、ただ単に不要になった血液が流れただけなので、生理が終わってから一週間後に以前受けたブライダルチェックのような検査をすることになりました。

その結果はやはり異常なし💁🏻‍♀️
ちゃんと排卵も起きているし、次の生理も薬を使わなくても翌月に来ました。
まあ生理も来たしよかった〜と思っていたところ、「じゃあ次は来月の◯日に来て👨‍⚕️」と言われました。
そこからタイミング法が行われることになりました。

タイミング法とは、最も妊娠しやすい日を予測し、その日に合わせて性交渉をする不妊治療法です。
正直「ええ〜、別に不妊治療したかった訳じゃないのにな〜🫠」という気持ちでした。というのも、自分が不妊であることを認めたくなかったからです。
自分の意思に反する形で始まった通院は、私にとってかなり辛い経験になりました。
今までは狙って性交渉をするわけではなかったので、生理が来たら、あー来たなーくらいの気持ちでした。
しかし、確実に排卵日を狙って性交渉し、その日から12〜14日後に生理が来ると妊娠しなかったという結果になります。それが苦しかった。
12日を過ぎて血が出なかったり、熱っぽい感じが続いていると、妊娠を期待しました。でも、いつも14日後に出血を確認し、その度に絶望しました。

排卵しているのに受精しないのにはいくつか理由があり、健康に何の問題のない男女の場合であっても、一度の性交渉で妊娠する確率は約30%といわれています。だから、数回のタイミング法で上手くいく方が稀なのかもしれません。

しかし、2022年も終わりを迎える頃になると、妊活を始めて一年が経つこととなり、一般的に不妊症と呼ばれる部類に入ってきます。そうなると、「自分は普通の人が何事もなくできていることができない人間なんだ」と勝手に劣等感を感じるようになりました。病院に来る大きなお腹のお母さんを見て、悶々としていました。

タイミング法を初めてから3回目の生理を迎えた12月、私は辛くなって病院に行くのをやめました。

2023ねん あたらしい としの まくあけ!

それからも妊活はしていましたが、友人はおろか、親にも弱音を吐けずに時が過ぎていきました。
しかし、丁度その頃からジーズアカデミーの卒業制作や、マイホーム計画など、いろんな方向に頭を巡らせる出来事がたくさん起こりました。
すると、段々焦る気持ちも治り、新しい試みにわくわくする高揚感が迫り上がってきました。

慌ただしくも楽しい期間を過ごした数ヶ月後、また突然生理が来なくなりました。
でも、いつもの生理不順とは違ってなんだか熱っぽく、胸の張りが続き、お腹の調子がすこぶる悪く、これは絶対そうだと確信しました。

7月下旬、妊娠検査薬を使ってみると、、

テッテレ〜!

陽性反応が出たではありませんか!

願い続けたこのラインを見た時の感情は今でもはっきりと覚えています。
それは、感動や喜びや安堵、と言ったものではなく、
とにかく眠くてクソだるいでした😇
ホルモンバランスの崩れが感動を凌駕してきました。

その後産婦人科に行き、無事に胎嚢が確認され、現在妊娠9か月を迎えました。ちなみに、妊活でお世話になった病院に突然半年以上ぶりに来訪したので、怪訝な顔をされました🙃黙って通院しなくなってごめんなさい

妊娠した今、思うこと

妊活をしていた頃を振り返ってみると、私は何がしたかったんだろうと思うばかりです。
自分は赤ちゃんが欲しかったのか?いや、そんな希望に溢れた気持ちではなく、できない自分自身からの脱却を望んでいたのです。
最初に述べた通り、妊娠するか否かは感情論ではないと思っています。でも、自分が生まれてくる子の立場だったら、そんな卑屈な親の元に命を宿したいとは思わないでしょう。

結局できなかった原因については神のみぞ知るという結果になりましたが、これも考えてみれば、本当にできにくい分類だったのかなとも思います。結果としては自然妊娠で授かったし、生理を起こす薬も産婦人科に通い出した時の一度だけでした。

自分と夫の間に新しい家族が来て欲しい。この気持ちがあれば他人と比べる必要はありませんでした。不妊か否かに関わらず、こういう人生もあるよね〜くらいのモチベじゃないとな。人間だもの。


というわけで、963の妊活事情でした〜🤰
次は妊娠後のことを書いていこうと思います。続きが出なかったら生まれたんやなと思ってください💁🏻‍♀️


ここにサポートボタンがある。推してみよう!