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これを読んだ人は全員山口県に来てください。

またジーズだと思った?残念!山口のことでした!

noteにはありがたいことに、「スキ」という名のいいね機能があり、投稿者は「スキ」に対してコメントをすることができます。(試しにタイトル下の❤️を押してみてね)
そこで私は「山口に遊びに来てね。」というコメントを書いています。

さて、読者のみなさん、山口に来てくれましたか?

私は記事を書き始めてから累計80以上の「スキ」をいただいております。大変ありがたいことではありますが、皆さんに私の気持ちは届いているのでしょうか。
963は、感謝のコメントにこんな図々しいことを書いてしまうくらい山口に来て欲しいんです。

でも、こんなにも私が熱望しているのに、きっと皆さんは「わざわざ金出して山口まで行くのはな〜、、」と思っていることでしょう。
実際に私の友人達も「山口行くね🥺」と言ってはいるが、誰1人として来た者はいません。隣の広島には何人か来ていましたが、山口には見向きもしません。
あと親族も来ていませんので、親にすら見放されてます。うわっ、、私の人望、低すぎ、、?

そんな薄情な皆さんでも、「山口に行きたい!」と思えるような記事を書きましたので、是非これを読んで今年のお盆休みに山口に来てください。

山口のいいところ

①どこ行ってもあんまハズレがない

皆さんは岐阜県の「モネの池」という観光名所をご存知だろうか。
Googleで7000以上の口コミを得ており、「岐阜観光といえばここ!」というほどメジャーな観光スポットとなっているが、じつは超スーパーがっかり名所なのである。

モネの池(加工ましまし)

そもそも「モネの池」とは、モネの「睡蓮」という絵に似ているだけのただの池です。
周りには山と田んぼしかなく、すぐそばに売る気あるんか分からんフラワーショップだけあります。多分収益の大半は自販機です。
この写真だけでお腹いっぱいになれるので、わざわざ現地に行く必要はありません。

モネの池ディスはさておき、私は今まで幾度となくGoogleの口コミ数に騙されてきました。行き当たりばったりの旅で、口コミ数を元に行ってみた場所にがっかり、、なんてことはしょっちゅうあります。

でも、山口ではそんな経験が少なく、「来て良かった」と思える場所が多いんです。
それは何故かと言うと、圧倒的な大自然が全てをカバーしてくれるからです。

私の生まれ故郷の奈良県は、国内有数の海無し県です。そして、関西の都市部(神戸を除く)は内陸に集中し、人々は海とは縁遠い生活を送っています。
それに対して山口では、どこへ行ってもその美しい海を見ることができるのです。

本当に海なんかで興奮できるのかと疑われるかもしれませんが、後先考えずに車で浜辺に入ってスタックして原住民とJAF呼ぶくらいにはテンション上がります。

哀愁漂う963号

さらに、海だけでなく、壮大な山があるのも山口の魅力です。海と山が近いので、山に登れば、山の陰影とどこまでも続く海が一度に見られるのです。
この母なる海と大地があなたを包み込み、がっかりとは言わせません。


②温泉が多い

実は温泉地の多い山口県。「温泉ならもっと有名なところあるで💁‍♀️」と思われるでしょう。

素人は黙っとれーー

山口には海や山の見える温泉が結構あります。
しかも、「え、これ大丈夫?」というくらい自然と一体化しています。要するに、「神経質な方はお控えください」です。そのくらいの開放感があります。

生活していて気付かなかったのですが、関西には温泉があまりありません。巨大温浴施設がたくさんあるので、そこで十分となる人も多いでしょう。
しかし、旅といえば温泉じゃないですか?
美しい眺望を兼ね備えた温泉が山口にはあります。

ちなみに963おすすめの温泉は
・竜崎温泉 ちどり(周防大島)
・国民宿舎 大城(笠戸島)
・上関海峡温泉 鳩子の湯(上関町)
・川棚グランドホテル(下関市豊浦町)
です。どれも景色が良いです。

偉そうなこと言ってますが、長門湯本(山口で一番有名な温泉街)にはまだ行けてません。ごめんなさい。行ったらnote書きます。あなたが先に行ったらnote書いてください。

『大城』からの眺め(曇り)


③歴史が学べる

ここまで読んでお気づきかと思いますが、この内容だと静岡に全負けしてます。静岡も都心に近いながら、雄大な自然と温泉が楽しめる良い所です。私もお勧めしますが、先に山口に来てください。

静岡に無いもので考えると、山口では歴史的一大イベントが割と起こっています。

古くは平安時代、源氏と平家が最後にバトッた壇ノ浦の戦いの舞台。今は下関の「みもすそ川公園」という海沿いの映えスポにかっこいい銅像が建立しています。

そして、その隣に大砲が数台置いてあります。普通に考えて壇ノ浦の戦いの時代に大砲は無いんだが(多分)。
調べてみると「長州砲」という幕末の時代に外国船を追い払うために使われた大砲のレプリカだそうです。
めちゃくちゃ紛らわしい。絶対地元の中学のテストで「壇ノ浦の戦いでは大砲が使われた。◯か✖︎か」みたいな意地汚い問題が出題されているに違いない。
教育上良く無いから同じ場所に置かない方がいいと思う。

幕末に関連したイベントとなると、あの有名な明治維新も山口出身の人物が多く関わっています。
だから、山口にはやたらと維新の名の付く場所や建造物が多いのです。(まあ963は義務教育Loseなんで明治維新がどこで起きたとか知らなかったんですけどね)

萩市では、城下町や旧学舎などの歴史を感じる街並みを散策することができます。明治維新で活躍した伊藤博文や高杉晋作が学んだ松下村塾もあります。(吉田松陰だけ「先生」呼ばわりで、門下生全員敬称略なんちょっと辛辣)

『明倫学舎』映え〜(曇り)

時は進み、第二次世界大戦末期には人間魚雷の訓練施設が現在の周南市・大津島にありました。
“天を回らし、戦局を逆転させる”という意味を持った「回天」と呼ばれる魚雷に、1人の若い乗組員と大量の爆薬を積み込み、敵の空母に突っ込ませるという残虐な行為が行われていました。
現在も大津島には訓練基地の跡地がそのまま残され、乗組員の遺物が展示されている「回天記念館」があります。

関西にいると、戦争を後世に残すような施設は殆どなく、優美な奈良時代や平安時代の木造建築物ばかりがフィーチャーされています。
そんな関西生まれの私にとって、このような施設はとても新鮮で、山口にいながら当時はどんな街、どんな海、どんな空だったんだろうと考えさせられます。

まずは『特攻の島』という人間魚雷と少年兵達を題材とした漫画を読んでみてください。kindle課金勢だと0円で読めます。

そして、是非この島へ訪れてみてください。(ちなみにこんだけ推してるくせに963はこの漫画を読了していないし、そもそも大津島にも行ったことがありません。行ったらまたnote書くんで許してください。何でもしますから。)


これが私のアナザースカイ

というわけで、963的山口の推しポイントを紹介しました。

他にも秋吉台・秋芳洞錦帯橋角島元乃隅神社給付金4630万円誤送金問題のあった阿武町など観光名所はたくさんあります。その辺りは調べたら出てくるんで自分で調べてください。

私は山口歴1年弱なので、もっといいとこあるっちゃ!と原住民は思われるかもしれませんが、そこは勉強不足ですみません。note書いてください。

しかし、地元の人の「良い」と観光客の「良い」は違うと思っています。何故なら、旅は自分の周りに無いものを体験するためにするものだからです。正直、元乃隅神社の何倍もの数の鳥居が京都の伏見稲荷神社にはあるし、秋吉台よりずっと美しいヴィーナスラインが長野にはあります。

でも、山口には豊かな山と海と後世に語り継ぐべき歴史があります。私が伝えたいことは山口舐めたらあかんということです。
これからも新参者の視点から山口について発信できたらと思うので、ジーズもいいけど、是非山口にも興味を持ってください。

そして、これを見た自治体職員の方は私の布教行為に免じて、納税額を軽くしてください。よろしくお願いします。

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