魔女
今、目の前には魔女がいる
世間一般で言う年齢よりも
若く見える美魔女ではなく
本物の魔女だ!
何故(なぜ)魔女が来たのか?
というと、心当たりとしては
7月7日の七夕(たなばた)の日に
悪ふざけで魔女に会いたい!
と願い事を書いた事くらいしか
思い浮かばない。
魔女は僕の家にどうやって来たか?
というと、
ホウキに乗って来た事をイメージ
するかも知れないが、
家のチャイムを鳴らし、
『はーい❗どちら様ですか〜?』
と、ドアを開けると
魔女の格好をした女性が立っていた。
『えっと〜❗どちら・様・か・な?』
と言うと、女は
『あなたが会いたがっていた魔女です!』
と答えた!
僕は瞬時(しゅんじ)に!
『関わらないで〜〜❗』と心で思った。
そんな僕の心をおかまいなく
魔女は話した。
『あっ!魔女って事疑ってるんでしょ!
ほっら〜!
ベタベタな魔女スタイルだから!
いいわよ!あなたがそう思ってるならね〜❗
』
女はゴソゴソとカバンを物色しはじめ、
小声であった!あった!といい、
透明な2つのガラスのビンを見せてきた!
『見て❗驚(おどろ)けよ❗
じゃっ〜んっ!
こっち!こっちのビン!
見える!いっーっぱい!ヤモリいるでしょ!
そして、こっちのビンにはいっーっぱい!
クモが入ってるでしょ!
普通の人って生きてるヤモリもクモも
持ち歩かないじゃん!
だから、私が魔女ってわかった?』
女はそう言った。
そして、僕の部屋にあげるように頼んだ!
関わらないで欲しいが、
言う事聞かないと大変そうな匂(にお)いを
感じたので、僕は部屋へとあげた。
女は、コレ飲みたい!って
ミル付きのコーヒーメーカーを指さし、
コーヒーを入れるよう僕に言った。
僕はミルにコーヒー豆を入れ、
ミルで豆をひくボタンを押すと
女は
『うっわっ〜!豆が粉々!すっげー!』
と言い、鼻をクンクンさせ、
コーヒー豆をひいた香りって良いわね!
と言った。
そして、コーヒーを入れ、僕は魔女と
一緒にコーヒーを飲んだ。
魔女は、おしゃべりが好きなようで、
あの女優と俳優は、実は熱愛だ!とかの
ホントかウソか分からない情報を与え、
夕飯作らなきゃ行けないから帰るね!
と言い、歩いて帰っていった。
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