千葉県幕張メッセでのDSEI 2025に反対するキャンペーン

2025年5月21日〜23日にかけて、千葉県の幕張メッセでDSEI Japanが主催する統合防衛イベント/武器見本市が開催される模様。
これに対して幕張メッセでの武器見本市に反対する会(ママの会@ちば)という団体が大々的なネット署名活動を展開している。
現在までに13300件が集まっている。
締切は2024年5月20日までである。

上記サイトによると、

世界の紛争や戦争、とりわけパレスチナへの虐殺を止めるため、緊急で以下を求めます。

1.幕張メッセで2025年5月21日から予定されている武器見本市DSEI Japanとの貸し出し本契約を千葉県は結ばないでください。

2.千葉県はどんな武器見本市にも幕張メッセを貸し出さないでください。

change.org 幕張メッセで来年5月に予定される武器見本市DSEI Japanとの貸し出し本契約を結ばないでください

が主な主張のようだ。

何でも、幕張メッセは利用開始日の1年前から予約を受け付けないため、広報でこそ発表はあるものの現時点ではまだ仮契約で、ならばこそ世論の力でこの決定を覆すことは可能とのことだ。

また、このような企画は、現在、パレスチナにおける虐殺が問題となっているイスラエルの軍事企業とも深く関わるもので、2019年に開かれたものではイスラエルのラファエルという軍事企業のセールストークが一般人の倫理感覚とはかけ離れていることで話題にもなったそう。

また、サイトによれば、千葉県の平和行政や日本国憲法にもそぐわない旨が書かれている。

筆者としても、兵器を必要としない、政治・社会の構想を必要とするように思う。
そのための第一歩としたい。

それと同時に一般人の視点からこのような武器見本市への監視体制の強化も重要であるように思う。
兵器廃絶は兵器の監視とセットでなくてはならない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?