平和運動にとっての5月

皆様、平和市民戦線代表・ひのまえ炉前です。
5月にちなんだ記事をというので、5月は平和運動にとってとても重要なキャンペーンがなされる日であるということを紹介したいと思います。
一つは5月1日のメーデー、もう一つは憲法記念日です。

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🍀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です🍀
#クロサキナオの2024MayMuses
https://note.com/kurosakina0/n/ndf3a3c7b1328

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メーデーについて

メーデーは労働者の祭典のことで、この日は大々的な集会が企画されている。
そこで、労働者の権利について様々な主張がなされる。
メーデーの始まりは、1886年の5月1日、アメリカのシカゴとされ、1日12~14時間勤務が当たり前だった労働環境の改善を求めて労働者がゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働争議)とデモを起こし、8時間労働制の実現を要求したことに由来するとのこと。

さて、その労働者のための日なのであるが、このようなことを言うと「労働者は賃上げなど労働者としての課題に終始すべきで、政治や平和について語るべきでない」ということがしばしば言われる。
しかしながら、平和にとって重要な日である。なぜか?

それは、平和については、先の大戦を始め、労働者が戦争の最前線に立たされたり、徴用されたりと国家の政策の犠牲者になるからである。
戦争は、労働者の権利を主張するうえで、その権利を侵害するものとして最も巨大な暴力の一つだ。
為政者の戦争への批判は労働者が労働者として平和に生きるためにとても重要なのである。

憲法記念日について

また、憲法記念日は日本国憲法が施行された日だ。
日本国憲法は全文と第9条の条文から平和憲法と呼ばれている。
その憲法の施行を記念し、国の成長を期する日というのがこの日の主旨のようだ。

しかしながら、今の日本政府・政権はどうかと言えば、とても憲法を擁護しようという意識に欠けていると見える。
とりわけ、自民党の憲法改正への動きは憂慮すべき事態だ。
現在も軍備増強に勤しんでおり、これのどこが憲法を通した国の発展なのかと訝しむものである。

この日は憲法を守ろうというテーマの、各地で様々なイベント・集会や勉強会、デモが行われる。

おわりに

私は今年はメーデーは仕事で参加できない。
しかし、憲法記念日は休日なので、勉強会の参加報告を書こうと思う。

皆様も地域のメーデー、憲法集会に参加してみてはいかがでしょう?

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