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【ご質問から】彼女のさじ加減をコントロールする方法、大恋愛など

*この文章は、ボイスメディア「Voicy」にて放送した内容を書き起こしたものです。noteでは通常配信の内容をメインにお届けしております。恋愛でもビジネスでもモテるをテーマに。音声でお聴きいただける方は以下からどうぞ!


異性と遊びたいからあなたも遊んでいいよと言う彼女

岸正龍です。今日も2つのご質問をいただいております。

『いつも楽しく聴いています。質問させてください。付き合って4年ほどの彼女がいます。彼女のさじ加減で2人の許容範囲が決まっていることに悩んでいます。たとえば以下のような感じです。以前、異性と遊ばないからあなたも遊ばないでね。現在、異性と遊びたいからあなたも遊んでいいよ。自分が彼女に制限をしないことに問題があるのかなと思っているのですが、あまり制限をしたくはないと思っています。何かよい解決方法があればお答えいただけますでしょうか?よろしくお願いします』

ということでご質問ありがとうございました。

これは男性としてしんどいですよね。このご質問をいただいた方は優しいなと思いました。彼女は真反対のことを言っていますものね。

「私、男友達と遊ばないからあなたも遊ばないでね」と言っていたのが、「遊びたいからあなたも遊んでいいよ」って。僕だったら「おまえ、なんやねん」ってなりますけど、ご相談者さまは優しいなと思います。

このご相談者の方と彼女さんの詳しい関係性がよくわからないので、これからお話する話が完全にフィットしないかもですが、彼女のほうが恋愛立場的にかなり上で、このご相談者さまが何かちょっと彼女のお気にめさないことを言うと「だったらもう別れる!」とかね。

あるいは、もう一歩進んで「だったらもう死んでやる!」みたいな感じだとまた話は変わってきますが、現在の均等が取れた関係だということをベースに、僕が考えている解決策をお伝えしていきます。

もうズバリ言っちゃいますけど、『等価交換』をしましょう。それにつきるんじゃないかなと僕は思います。今のこの彼女さんが出している条件は、等価交換ではないと思うんです。一見、等価には見えますよね。「私は異性と遊びたい。だからあなたも異性と遊んでいいよ」という行動においては等価のように見えても、等価交換は『心のありよう』において等価じゃなきゃいけないと僕は思うんですね。

彼女さんは異性と遊びたいと言っています。自由に異性と遊ぶことで、彼女さんの心の中はおそらく満たされるのでしょう。このご相談者さまがそれによって傷ついて「嫌だな」と思っているのであれば、あなたと同じぐらい彼女の中に「嫌だな」というのがあることが、等価交換だと思うんですよね。

たとえば、ギャンブル。競馬や競艇など、ご相談者さまがそういうことが好きで、それをやることで心がスカッとする。けれど、彼女さんはそれに対してものすごい嫌だ、と。それだけは本当に嫌だなって思っているとすると、ここは等価交換が成り立ちますよね。

「あなたが異性と遊びに行くんだったら、僕はギャンブルやるの許してね」ということなら等価だと思うんですよ。

このように、行動によっての等価ではなく、心のありようの等価交換を提案していくことをおすすめします。

ちょっとささなみが立つぐらいのことが良いですね。
「あなたは遊びに行きたいと言うが、僕は別に異性と遊びたいわけじゃないから、そこは釣り合いが取れていませんよ。僕はあなたが遊びに行くことによってこれぐらいの嫌な思いをします。だから交換条件で出すんだったらこれとこれだよ」

みたいなことをまずは言ってみる。でもあなたが彼女さんのことをすごく好きで、それはちょっとと言うのであれば、譲歩するのはアリだと思います。行動ではなく、ご自分の心のありようが等価かどうか。イコールかどうかをまずは確かめてみてください。ご質問ありがとうございました。


既婚者です。『大恋愛』と言うワードにドキンとしました

では引き続きまして、もう1つのいただいているご質問にいきたいと思います。

『岸さん、素敵な声と言葉の選択のセンス好きです。中年になって中性化してきた感じがしている既婚者です。性別は女です。話の合う男の同僚がいます。彼も既婚です。以前彼に特にロマンティックではない場面で、君のことは本当に好きなんだよねと言われましたが、どう答えていいかわからずさらっと流しました。その後もふつうに接していました。それから数年経ったとき、2人で話していると夫婦の話になりました。別に今後誰かと大恋愛するわけでもないし、今の夫婦関係が事務的であっても平穏なら特に別れる必要はないと思っている、と彼は言いました。私は“大恋愛”というワードに胸がドキンとしました。なぜ彼の口からそのような言葉が出たのか、分析をお願いします。私としては別に彼と駆け落ちしたいとかはありませんが、ときめきたい中年女子としては彼の心理が知りたいです。よろしくお願いします』

ご質問ありがとうございます。
いいですね。青い春と書いて、青春のような感じのときめく感じ。とてもいいな、と。いただいた文章だけで、どんずばの予測がつくかどうかはわかりませんが、このご相談者さまとこの同僚の彼は、ものすごく仲がいい。フランクにお話ができるぐらいの仲のよさですと。

一旦は彼が「君のことは本当に好きなんだよね」と言っているわけですからね。ここのシチュエーションがLOVEなのかLIKEなのかが、ちょっとこのご相談からは受け取りづらいですけれども、でも彼が好意を寄せていることは間違いないですよね。その彼の口から『大恋愛』という話が出てきた、と。

この文脈ですが、「別に今後誰かと大恋愛するわけでもないし」と言っているわけですよね。この『大恋愛』は、ご相談者さまに対して出てきた言葉ではないんじゃないかなと、文脈的には感じます。

でも、そこでご相談者さまがドキンとしたということは、言外に『大恋愛』と言う言葉をあなたの方を見て、ちょっとほかとは違う口調で言ったのではと思うんですよ。

『視線マーキング』と言って、ある言葉をマーキングしていくときに、そこだけ相手に向かって言うとその言葉がドンと入ってくるというスキルがありますが、「今後誰かと“大恋愛”するわけでもないけど」というのを視線とともに投げかけられて、ドキンとしたのではないかと思います。

彼のあなたに対しての好意が、LOVEかLIKEかというのはわかりません。でも好意は確実にありますよね。けれど、お互い既婚でという中で、もうここは心理とかそういうものではなくて、行くか戻るかというところではないでしょうか。僕は清廉潔白な人間ではないので、行くにしても行かないにしてもご本人たち次第かなと思っています。終わりのアフタートークでさらにフォローさせていただきます。ということで2つのご質問、本編を終わります。



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