舐められた時の対処法


これさえやっておけばOKです。


学生さんや若い社会人の方の中には
どうにも人から舐められることが多くて悩んでいるという方はいるかと思います。
舐められているのは分かるがどう対処していいか分からない。

そんな時はクズ流の対処法が使えるかもしれません。
なぜなら、クズというのも人から舐められやすく、舐められた時の経験値が溜まっているからです。
クズではない皆さんも、その経験値だけいただいてもらえればと思います。

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まず、舐められるというのは自分の行動を軽んじてみられるということです。
クズは社会の枠に入らない人達なので当然真っ当な扱いをされることが少なくなります。
同じ行動、同じ発言をしたとしてもクズのした行動であれば評価をしないというのはよくある話です。舐められている人も同じ経験があるかと思います。

本来であれば根本から治すための「どうしたら舐められなくなるか」について論じるべきかもしれませんが
今回は「舐められた時にどうするか」という角度からお話をします。
相手がどこで「こいつは舐めてもいい」と判断するかなどは結局個人差がありますので、100%防ぐことは難しいです。
なので舐められないようにするよりは舐められた際にどうするかという部分の方が実用的かと思います。
というか私はクズなので、根本を治す方法についてはよく分からないということもあります。



さて、舐められた時の対処法ですが「間違っていないことを言う(形容詞的なものは除く)」ということになります。
これだけでOKです。
カッコ内の『形容詞的なものは除く』については後で説明します。

まず舐めてくる人のパターンは大きく分けると2種類に分かれます。
・一度相手を舐める認定したらひたすら対象を否定しにくるタイプ
・一度舐める認定した相手との接触をひたすら避けようとするタイプ
あとは人によってこれらの程度が強いか弱いかという話になります。

前者のような逆張りマンには特にこれが有効です。
逆張りマンは思春期の子供のように
一度舐める認定した相手のすることの逆を言う(する)という癖がついてしまっています。
仮にAとBどっちにするかという流れになった時、
あなたがAを選べばBに、Bを選べばAを選択します。そこにもっともらしい理由をつけて。そういう癖がついています。
舐めた相手を否定すれば安心であるという気持ちもあるでしょうし、
舐めた相手と同じ所属になりたくないという気持ちもあります。
このパターンの人間は否定することに快感を覚えているパターンも多いので
舐めた対象へわざわざ積極的に接触しにくることもあります。

さてこの時、舐めにきた相手を貶めようとしてはいけません。
常に客観的に考えて間違っていない方を選択するようにしてください。そこだけに気を付けてください。
これが物理的な問いであれば特にです。
飛行機と自動車どちらが速いか?であれば飛行機を。
どこか目的地に向かうのであれば安全で早いルートを提示。
仕事や遊びなど、目的を達成するためであればそれを効率的に行うための準備と行動を。

逆張りマンは舐めるまでは慎重ですが
一度舐める認定した後の扱いは雑になりますので
一般常識的なものであってもなんとか屁理屈で貴方を否定しようとしてきます。
「でも最初のスピードは飛行機より自動車の方が全然速いよね?」みたいな感じです。
ですが、そこの対応については適当に流しておけば良いです。捻りだした理屈に対応しても次の屁理屈が飛んでくるという無限ループなので。
大事なのは初手に求められた時点での間違っていないことの提示の積み重ねです。

逆張りマンはこれで勝手に自滅します。
なぜなら間違っていないことの反対をすれば間違いに近づきます。
二択のクイズで例えると分かりやすいでしょう。
貴方が正解を選べば、逆張りマンは間違いを選ぶのです。

舐め方にも程度というものがありますから、
逆張りマンが無理矢理に否定しすぎると周囲も「流石にそれはおかしいぞ」となってきます。
ちなみにこの方法は舐められる根本の原因を治すことにはなっていないので
周囲からも貴方自身が舐められているということは変わらないと思いますが
「〇〇に関しては言うことを聞いておいた方がいい」ぐらいの扱いにはなるかと思います。
これが仕事なりであればひとまず安泰ということです。

これは個人的な経験ですが、
舐めた相手をなにがなんでも否定しようというのは知性と関連性があり
低ければ低いほどとにかく逆張りし続けます。
反対に多少頭の回る人間であれば「ここだけは舐めないようにしよう」の判断が早く
と同時に逆張りマンに対する警戒度を上げてもくれますから
そういう意味でも間違っていないことを言うというのは自身の負担を減らすことが可能になります。

もう1パターンの舐める認定した相手との接触をひたすら避けようとするタイプもいますが
これはこちら側に特に支障もありませんし、舐められたままでも問題ないでしょう。
仮にいざ否定しようとしてくれば上の逆張りマンと同じ状況になるだけです。


ただ一つ、注意したいのが最初に書いた『形容詞的なものは除く』の部分です。
間違っていないことを選ぶのは大切ですが、
そもそも形容詞というのは個人の感覚を表現したものであって正解などありません。
AとBどちらがカッコいいか。
AとBどちらが美味しいか。
この選択に正解はありません。
貴方が選ばなかった方に逆張りマンがいった所で特にそれは問題のない選択です。

いくら自分ではAが絶対良いと思っていても、形容詞というのはそれを支える論拠が自分自身にしかありません。
舐められていないならまだしも、舐められた貴方自身の論拠など取るに足らないもので価値として見做されません。
なので、形容詞的なものの選択についてはマジにならないでください。
相手が必ず逆張りしてきても、そこはどうにもならない部分です。
むしろ形容詞的な部分については自分の感情を抑えて「相手が選びそうな方」を選択するのが良いかもしれません。
逆張りマンは必ず否定をしますので、自分の欲しいものが選べなくなるという状況になりやすくなります。
これで逆張りマンの多少の負担にはなれるでしょう。


ということで、今回は舐められた時の対処法でした。
何もしていないのに舐められるということは人によっては実際よくあり、
しかしそこには自分の気付けなかった原因というのもあるものです。
ただ、舐める舐めないの判断というのは結局相手側がすることであり、
直接注意という形で指摘でもされない限り
分からない問題にエネルギーを割くのは無駄な時間です。
ここで相手に怒りをぶつけるのも「のれんに腕押し」といった展開にしかならずエネルギーの無駄です。
むしろその行動でより貴方は加害者として立場を悪くします。

ならば逆に相手を舐め返すのはどうか。という考えもあるかもしれません。
ここまで触れてはいませんでしたが、
人を舐める行為を頻発させると何か問題が起きた時も「対象を舐めてかかればいい」というのがクセになってしまい、真の問題の解決から遠ざかるだけでなく、そこで人生の方針がストップしてしまうので
皆さんに何かしたいことがあるのであれば、逆に相手を舐め返すというのはおすすめ出来ません。

舐められているなと感じても、自分で間違っていないことを選ぶようにしていれば
そこまで傷は深くならずに済み、相手に干渉する時間も減り、何かやりたいことも出来るようになるでしょう。
100%舐められないようにするというのは土台無理な話ですので、
舐められた時の対処法として上のような話を意識してもらえればと思います。


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