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プレイリスト・ALL OF MINT SPEC and more…2022-2023冬総決算

 筆者がSpotifyに公開しているプレイリスト・ALL OF MINT SPEC and more…。その更新履歴をnoteに掲載してきた。もともとTwitterのモーメントでやっていたことが、その機能が使えなくなって渋々こちらに移ったのだが、そろそろ3か月が経とうとしている。ここで今シーズンの冬を一度振り返り、リストインした中でもオススメを12月・1月・2月から1曲ずつピックアップしてみた。そのオリジナル版とYouTubeに投稿されたいろいろな歌い手のカバー動画を、あわせて楽しむことにしよう。
 3曲ともすべて、MINT SPEC MiiのYouTube Liveで生歌が披露された。


B'z『いつかのメリークリスマス』

ここ数年、クリスマス・ソングの金字塔・山下達郎『クリスマス・イブ』のポジションにも迫る存在感を見せる曲。山下達郎の方は発売から40年経った、この冬も広く聴かれた。B'zの方は発売40年後は2032年。そのときまで公共の電波に乗るとなると、まぎれもなく新たなスタンダード・ナンバーの誕生だ。

Nanao『いつかのメリークリスマス』

YouTubeでの公開動画の本数も着々と増え、最近はラジオ出演にストリートライブの敢行と、活動範囲を広げているNanao。今年2月に行われたワンマンライブのチケットも完売した。こちらのカバーも説得力ある仕上がり。今年はアニソンに特化している印象もあるが、他のジャンルも聴いてみたいところだ。




TRF『寒い夜だから…』

EZ DO DANCEやHYPER TECHNO MIXの曲調からは一転して、やわらかいイメージに。ダンサー陣も曲を受け取った当初は、あまりの急変ぶりに困惑したそうだ。その後、万人受けする下地になった曲だとも思う。この曲のカバーで録音に臨むときには、フレーズが重なる部分の処理にも気を遣いたいところだ。

MINK『寒い夜だから…』

何通りかの表記があり、MINK・月山みんく、どちらが一般的なのかは分からない。ひとまず両方挙げておく。
日本の名曲残し隊のボーカル・月山みんくのYouTubeチャンネルで公開。2つのフレーズが重なる部分を、オーバーダビングでしっかり再現。リスナーをがっかりさせない仕上がりだ。楽曲の背景も把握して取り組んでいるのは好感触。この他に渡辺美里『My Revolution』もある。併せて聴いていただきたい。



安室奈美恵『Chase the Chance』

ライブではラップ・パートから始まったりして、観客の意表を突くこともあった。この鬼門のラップ・パート。空白になるとシラけてしまうが故に、カバー題材としては敬遠されがち。それだけに成功したときの盛り上がりはひときわ大きい。ぜひとも挑んで欲しい楽曲だ。

Yummi with Charmgirls『Chase the Chance』

歌のみならず、振付まで再現。YouTubeでこの曲のカバー動画を楽しむのなら、こちらが一番だろう。安室奈美恵がスーパーモンキーズと行動を共にしていたのはこの曲まで。このカバー動画を見ると当時が蘇ってくる。SKE48に歌詞を提供した『小悪魔ブルーベリー』も併せてチェックしていただきたい。



プレイリスト・ALL OF MINT SPEC and more…では、これまでMINT SPECの活動状況を反映させながら、筆者独自の感性も交えて、さまざまな楽曲をリストインさせてきた。今後も聴きごたえある楽曲を発見して更新していけたらいいなと思っている。


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