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パートナーシップ

 ちょうど6年前、その時はまだ練馬区に自宅があって、幸せ過ぎて(?笑)銀座合宿を決行!
私が勝手に一人で銀座で合宿するって宣言して、1ヶ月のプチ別居をすることに。(その時のブログ。)トップ画面の写真は、当時。

 二人で居ることの幸せと一人の自由も味わい、今に至る。
コロナ禍の1ヶ月前(2020年2月)に練馬区から自宅も銀座に引っ越し。タイミングよく、仕事場と自宅が至近になり、コロナ禍であっても、仕事に集中したい時は、サロンで仕事し、会いたい時にはすぐに会える。もうベテラン夫婦なのに、新婚というか、付き合ってばかりのカップルのような感じは、今も続く。もちろん、ベテラン夫婦の良いところも存分にあって、信頼や安心も、ある種、両親を超えた。他人なのにね。いついかなる時も、他人に戻れる関係だからこそ、なんだかすごく尊いんだ。

 仕事も一緒にやることが増えて、それは私たちにとって長年の努力の結晶でもあった。だけど、常にアップデートしないと、アンバランスになる。

 家族療法に「ライフサイクルチェンジ」という考え方があって、家族が増減した時、進級進学、転職、引っ越し、天災地変など、大きくライフスタイルが変わるタイミングで、家族として、再バランスするチャンスが来る。再バランスしないと家族として、成長できない故、不具合が起こり、家族として成長するためのチャレンジが起こる。
 これは我が家に限ったことではないかと思うが、我が家の場合、5人家族から結婚した子どもの家族が増え、私たちふたりでスタートした家族は、11人になった。家族が増えれば、メンバーが多い分、誰かしらライフサイクルチェンジが起こり、家族中がその影響を受ける。
 今年は、長男の家でライフサイクルチェンジてんこ盛りという話は、前々回のブログに書いたところだ。

 今年のゴールデンウィークが終わった頃から、またしても夫婦プチ半別居生活を始めた。これも以前のブログに書いた。至近距離に居ることもあって、変わらず、どちらかが出張でもない限り、会わない日はない。ご飯も、二食は一緒に食べている。お泊まりもまた愉し。
 私は愉しくて満喫しているけど、この生活は、きっと夫は、通常より大変(笑)。私へのサポートは相変わらず。だけど、今までよりほんの少し距離がある分、コミュニケーションをいつもより丁寧にしなければいけないのは、とても良いことだと思う。阿吽の呼吸は、いいのだけど、なあなあになるのは私は嫌だ。どこまでも良い意味で、特別な他人様として、丁寧に向き合いたい。家族になりすぎるとその辺が雑になってしまうことがある。
 二人の信頼という土台があるからこそ、そんな贅沢が言えるのだけど、最高の安心感と程よい緊張感が私はこの上なく大好きなのだ。37年夫婦でいられて、いろんなことを共に乗り越えて、仕事もほぼ一緒。今、別々の時間を過ごして、自分を感じて、お互いに違う興味関心をシェアできるのは最高だし、旅はやっぱり彼と行きたい。
 私のマイウェイは続く。有難い。



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