虫の知らせか
これは完全に個人的備忘録として。きっと数年後?数ヶ月後?の方がピンとくることだから。
6月10日。午前中はネイルサロンにいた。施術中に、三男から
「今日、おうちに居る?」とLINEが来た。
「いるよ!ネイルサロンにいるけど、13時には戻れるよ」
と返したら
「じゃ、3人でいくねー。家出る時に連絡するね」と。
いつも、連絡が来ても、のんびり(私への手土産など選んでくれてるので)時間がある感じ。そんな気持ちでいたら、
「今から出るねー」と。
早いな笑
まだネイル中だけど、まぁ、間に合うか。
今回はハンドケアを飛ばして、急いで帰って、支度する。
そしたらちょうど、終わった頃にタイミングよく、夫とも合流して、全員集合!
夫は、お昼がまだという息子夫婦と私たちのために山登りのお弁当を買ってきてくれた。Ben's Cookiesのクッキーも。
お嫁ちゃんは、仙台に里帰りした時にけんとのクッキーを買ってきてくれて、クッキー交換みたいなお茶の時間を愉しんだ。9ヶ月になった孫娘も、どんどん成長して可愛い限り。なんと今回は、7月に休みが取れたから、一緒にグランピングに行こうとお誘いに来てくれた。ウレシイ。
一緒にYouTubeでグランピング場を検索して見たりした。ウキウキ。
そんな時。
長男から電話が来た。電話なんて、ドキッとする。彼が電話くれるなんて、数年に一度もないくらい。そして、そういう時でも、いつも仕事が終わって遅い時間。まだ明るい平日に電話をくれるなんて、何?どうした?
「今、大丈夫?」
うん、大丈夫。どうした?
「あのさ、もう五日間、悪夢にうなされて寝られないんだね。
自分が死ぬ夢で。毎晩。五日間連続。」
でも、その夢は吉夢だよね。生まれ変わり、的な。
「ああ、俺も流石に調べた。だって五日間だよ。
いい夢だとは書いてあったけど、これなんだろう?」
いつもは普通のお母さんとしてしか見ないけど、こういう時は、スピリチャルおばちゃんに意見を求める感じか。いや、あんたもね!!
うちの子たち、小さい頃からそれぞれ独自の感覚を持っていて、今はどう生かしているか、わからないけど。
長男は、いわゆるわかりやすい霊能力みたいに言われること、現実に近いところで勘が働いた。幼く未熟なところがたくさんあるけど、可愛がってもらったり、教えてもらったりして、いつも誰かに絶妙に助けられる。そして、何度も事故に遭っているけど、自転車は大破しているのに無傷だったり、本当に護られている子だと思っている。
二男は、五次元の存在との繋がりが深く、森の中の妖精や動物とのコミュニケーションに長けていた。中学の通学路は、森の中を通っていくんだけど、そこには妖精がいると言っていて、大きな道路が通ることになって、森の一部が無くなった時、
「あの妖精たちはどうしているんだろう?大丈夫かな?」
なんて言っていた。どんなコミュニケーションをとっていたんだろう。そういうことが普通の感覚な私は、改めて聞いたことがなかった。今度、聞いてみよう。彼は、理系で、沸点高めな硬派で、めちゃくちゃ純粋。今は、仕事とお芝居の二足のわらじ。
三男は、私に似ている。オーラが見えるし、リーディングする。彼が高校2年生の時に、私が主催するイベントに出てもらってリーディングしてもらった。いろんなことがわかりすぎて、大変かなと思う。見える過ぎるって、ほんとに大変。私も、この感覚と調和し始めたのは、30代終わり頃だった。いまだに、私は知ってしまうことのチャレンジは続いているけど、彼はどうなのかな。今度、聞いてみよう。
さて、長男の電話の話に戻る。
色々、聞いてみると、特段、大変なことはなく、むしろ、落ち着いていい感じ。長女は中学へ、末息子は、小学校へ、それぞれ入学。お嫁ちゃんは転職して待遇がよくなったという。ライフサイクルチェンジ、てんこ盛りじゃん!
「やっぱり、悪い夢じゃないよ。新しい始まりだね。
悪夢はさ、私たちから飛んで行ったのかも。相変わらず仲良く、充実しているけど、それぞれ、チャレンジがあってね。」
と、私。
「そう。そうなのね。飛んできたんだね。俺、受け止めた。笑」
なんだかこの会話をして、私の中でいろんなことがぐわーっと、繋がっていった。
「だから、大丈夫だよ、今夜から、ちゃんと眠れるから。
私たちも、なんか超えた氣がしている。」
「そっかー。じゃ、大丈夫だね。わかった。」
「っていうかさー、なんか凄いんだけど。
このタイミング、何??
今、(三男家族)来てる時に!」
「ああ、タイミングすごいね。
よろしく言っててー。」
と、電話を切った。
翌日、眠れたかLINEしてみた。
「久しぶりによく眠れた。電話して、話したからかな〜。」
「っていうか、本当になんだか鳥肌たったよ。タイミングが良すぎて。
きっと、新しい始まりだね。
こっちも、おかげさまで始まりに乗っかるね。ありがとう。ほんとに。」
「俺さ、そういうことあるよね。
まみえ(私の母)が事故で亡くなった時も、(ひとり暮らししてたのに)なぜか実家(私たちの家)に泊まりに行ってて、警察から連絡きて一緒に病院に行けて、最期に立ち会えたんだよね。虫の知らせってヤツかな。」
そうなのよ。そんなことある?というタイミング。どうしてあの時、泊まりに来てたのか、わからない。虫の知らせなのかもね。
彼も、もう3人の父親になって、いつまでも未熟未熟っていうのも、憚られるけど、いい意味で本当に未熟な魂。わからないことが多いし、愚かなこともするし、全然、器用ではない。だけど、やっぱり凄いなと思うところがある。存在だけで人を助けてしまうところ。今回、説明できないけど、助けられたと感じた。本当に新しい始まりなんだよ。
以前に母の友人で、子どもたちの幼稚園の副園長先生が長男のことを
「親だったら、そりゃ心配するだろうことはわかる。そりゃ心配だよね。
だけどね、あの子の周りは笑顔になるのよ。
子どもたちって残酷なところあるでしょ。
だから、子ども世界も色々あるのよ。
でもね、あの子の周りは彼のおかげで笑顔になる。
私も、この仕事が長くてたくさんの子どもたちを見てきたけど、そんな力を持った子はそういない。」
と言ってくれた。私たちには見えないところを見てくれて教え導いてくれた恩人。彼女は
「私は藤子さん(母)に救われた。
(息子さんに)その流れを感じる。
家族って、不思議でね。そういう流れがあるのよ。」
と言っていた。
あの時は、母が亡くなったばかりの時だったし、私も子どもたちを褒めていただいて嬉しかったし、それを子どもたちにも伝えて、彼らもものすごく支えになる言葉をそれぞれもらった。でも、その真意を今回、少し実感として感じた。長男は、私と夫を繋いでくれた。私の未来を方向づけてくれた存在。もうそれだけで、全ての孝行はしてもらったと思える。
でも、本当に「その存在が助けになる」ということを教えてもらえたような氣がした。特に、別に何も起きていない。夢の話だ。私たちのそれぞれの葛藤も、解決するとか、そういう類のものではない。自分が望んだチャレンジがあるだけ。だけど、そういう得体の知れない、何か大切な時に、家族がこうやって助け合うんだと実感した。また助けられた。と思った。
そんな何がどう、という話ではないけど、私にとって大事な日だったから書き残す。2024年6月10日に起きたこと。
書きながら、デジャヴを感じた。