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コロナ体験談【Day6】もはやただの風邪状態です。

 七月二十六日、火曜日。起きた瞬間、こう思った。

「うん、風邪の末期状態だな!」
 風邪をひいて最もつらい山場を越えた、あの時の感覚である。

 ちなみに、コロナにかかった私の総合的な感想は「強めのインフルエンザ」である。
 決して馬鹿にしているわけではないが、よほど重症化しない限りこんなもんだろう。ワクチンを接種していれば、もっと軽かったかもしれないが、まあ、そこは過ぎたことだから考えない。

 今日は滝汗をかかずに仕事をすることができた。しかし相変わらず頭が回ってない。体感で、この日の体温は37度台だろう。夕方にはダウンしたが、それなりに働くことができた。

 この日は最も鼻水が出た日だ。あと咳と痰がひどい。鼻水と痰のせいで、かなりのティッシュを消費した。

 発症の前々日に買ったのだが、買い置きしておいて本当によかった。ちなみにトイレットペーパーも一緒に買っておいたので、本当に助かった。

 ただ、この日はあまりに鼻をかんだので、鼻が擦り切れないか心配になった。鼻セレブを買えばよかったと、ちょっとだけ後悔した。(でも猛烈に鼻水が出たのはこの日だけだったので、鼻セレブ買わなくてよかったと翌朝には思っていた)

 ちなみに、今日は声が出た。思いっきりガラガラな風邪だとわかる声だが、まったく声が出なかった昨日よりは何倍もマシだ。

 ……と書いてて思ったが、ここだけ見るとただの風邪みたいだ。
 食べきれないけど食欲は出てきたし、だいぶ正常時のバランスに戻ってきた気がする。

 治るまであと一歩だろうか。希望が見えてきた。

 ちなみに、何の変哲もない火曜日だが、別の意味で難所を迎えた。鼻がつまって眠れないのだ。

 これまで鼻水は出たものの、呼吸には支障がなかった。それが、ここにきていきなりの「鼻づまり」!
 鼻の通りが良くなったかと思うと咳が出て寝つけないし、咳が収まったと思ったら鼻がつまって眠れない。口呼吸したらよいのだろうが、喉が乾くからできない。眠れると思った時に限って水が飲みたくなるからだ。

 発症六日目にして、初の「眠れない」が私を襲った。ちなみに、これが発端となってか、私は睡眠サイクルが狂ってしまった。最近は朝七時就寝→昼十二時起きである。暑くて寝つけないのは仕方ないとしても、さすがにヤバイと思うのでどうにかしたいところだ。


こんなところまで読んでくださって、ありがとうございます!