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山野 一『夢の島で逢いましょう』 私の〈トラウマ漫画〉のひとつ

◆『夢の島で逢いましょう』(1985年/青林堂)  作者は山野 一(はじめ)氏


昭和世代にとって名称と実態に皮肉なギャップを感じさせるのが「夢の島」=「ゴミの島(ゴミの埋め立て地)」に対する先入観。正確な事は知らない。


本書は性格の悪い爺さんと婆さんが営む古本屋(全古書連には非加盟)で買いました。以前に一度も読んだことがないが、青山正明氏がエロ本掲載の書評で絶賛していたことがあり、それで著者の名前を知っていたんだろう。青林堂から最初に出た本書と『四丁目の夕日』の単行本で、どちらも700円だったはず。20歳前後の頃で、読み終えてから数日間は奇妙な感覚に囚われた。
四丁目の夕日』は文庫化、電書化されましたが、本書は無理ではないか。


◆1985年に青林堂から最初に出た「旧版単行本の書影。2000年に改訂版

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目次】 収録短編漫画⇒「蓄膿(ちくのう)三代」「食の探究者」「アホウドリ」「白鳥の湖」「タブー」「DREAM ISLAND(ドリーム・アイランド)」

どの短編も〈悪意〉に満ちている。
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収録作品の中では「アホウドリ」と「DREAM ISLAND」が特に好きです。

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「白鳥の湖」
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「アホウドリ」
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「食の探究者」
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「アホウドリ」
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「蓄膿三代」
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◆2000年の改訂版(新装版)の書影。収録作品が一部異なっているようです。

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