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孫の不登校から変わってきた祖母のありかた

こんにちは。
日常に起きる気づきを備忘録として書いているあっきぃです。
現実の変化をストレスクリア効果としても綴っています。


孫たちの不登校を受け入れられずに苦しむのは 親だけではない。
私の母、つまり息子たちから見たら祖母も人知れず遠巻きに

心配をしていたのである。
その当時、家族や親戚のどこを探しても学校に行かないという人はおらず、どうしていいかわからない。本を読んだり新聞記事で不登校や引きこもりが載っていると切り取ったりしていた。
娘になんと言ったらいいか思いつかず
「母親の責任よ❗️何とかしなさい。」とか
「年寄りに心配事を持ち込まないで」と

不安をシャットダウンするしかなかった。


長男の不登校から14年の時が経ち三人は今、自分の選んだ道を

自分で考えて選んで進んでいる。
不安な要素がなくなったとわかると、母はようやく孫たちに目を向け始める。一人で暮らしたり海外に住んだり、自分の力で就職したりという姿を見てどうしてあんなにしっかりしているのかしら?あんなに死にたいとか言ったり、母親にたてついていた人だったのに。
私は不登校ライフからたくさんの葛藤を自分の中でしてきて

自分の生き方を考えて進むようになったのかもしれないと伝える。


そして、つい先日、息子の引っ越しがあり、その手伝いをしてくれた人のことを母に話す。14年前の夏休み、長男が学校を離れ生気をなくしていた時にあるキャンプに参加した。そのボランティア団体主催のキャンプで一緒だった人が息子たちの引っ越しの手伝いをしてくれた人なのである。14年の間、続いている繋がり。そして、スタッフは子どもたちの居場所に関わっている。我が家の息子たちも社会人になっても連絡を取り合っているらしい。


母は たいそうそのボランティア団体のことを気に入り、称賛した。

親でもできないことがある。それをしてくれるという所は子どもたちにとっても嬉しいことで、素晴らしいと・・。
以前の母だったら、親は子どもをわかってあげなければいけない。誰かに任せたりするのではなく親なんだから自分の子どもをしっかり育てなければならない。それが親の責任よ、と言いきっていた人だったのに。


それが いつしか

親ができないこともある。
子どもの心の拠り所を作り続ける人は心から尊敬する。

に変わって来ていた。

そう言って、母はそのボランティア団体に寄付をすることを決めた。

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