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残り物と家族と私

寒くてお鍋料理を食べたくなり作る
味噌味のきのこ鍋

キノコは奥能登の椎茸農家さんから取り寄せた椎茸と、近所のスーパーのえのき茸と平茸。その他、具だくさん。

私は3人の息子たちと
住んでいるフルタイム保育士&心理職人

2年ほど前から料理作りから
手を引いている

あ、2021/4のブログだったから3年前からだった

https://note.com/929mari/n/n0e4ae17a879d?sub_rt=share_pw


理由は2つある。
作っても喜ばれないからである。
2つ目は生活時間の合わなさ、食の趣味嗜好の主張。

なので現状は、ほぼ作っていない

現実としては、息子たちは自分の分を自分で作ったり買ってきたりしている
私はわたしの分だけを考えればよい

このことが決まり
私はだいぶ
ストレスから開放された

そういう中で時たま、自分の気まぐれで
今回のように作ることもある

とある夜、作ったきのこ鍋は
身も心も温まり、胃袋が喜ぶ味となる

翌朝みると、お鍋の中身は
半分に減っていた
まだ、汁があるのでもったいないから
冷蔵庫にある具材を足して、食べる

さらに翌朝、休日ディ
キッチンに行くと
開けっ放しの鍋の蓋が見える
中を覗くと2人分ほどに減っていた

お豆腐と野菜を足して
残りご飯と一緒に食べる

ハフハフして食べる

うまい!
見た目は悪いが旨い!
なんて美味しいんだろうか!

曇天、寒い朝、在宅作業予定
空腹を満たす残り物

食べるラー油で味変してお代わりする

家族とは
残り物がOKな間柄なんだと感じる

数日前、私は京都に行き
美味しいものを食し
非日常空間を味わう
とても豊かな気持ちになる

一方で
冷えた身体を温めるご飯
なにご飯とか言えないご飯
名前のないご飯でも食べてみると
これはこれで
豊かな気分になる

息子たちそれぞれの胃袋を満たし
食材を足してまでも、まだ食べる
買ってこなくても外に出なくても
居ながらにしてお腹を満たす

うまいものは旨い
それ以上でもそれ以下でもない

カッコつけない物を
口にして満足

身も心も満たされる

家族とは
こういうことなのかもしれない

そんな気がした日

追伸:夜食には雑炊として登場して完食となる。最後の最後まで食べきる。



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