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【面接に何を着ていく?】(5/15)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

苺:さ~て、今週のニュースは?

大:就活生の皆さんにはいくつもの悩み事があろうかと思いますが、その
一つに面接や合同企業説明会の際に「何を着ていくか」問題と言うのがあろうかと思います。

苺:わぁ~それ、分かります!特にスーツ以外で、と言われると本当に困ってしまいますよね。

大:そこで、キャリアカウンセラー・産業カウンセラーと言う資格を持ちながら、その人に似あう色・形・デザイン・雰囲気などをトータルで提案する、パーソナルスタイリスト・岡田花枝さんに、さて、どうしたらええんでしょうか?と相談をさせていただきました。

パーソナルスタイリスト・岡田花枝さん

苺:パーソナルスタイリストって???

大:例えば、商談に使うスーツを作りたいねんけど、どんなもんがええんか分からん、と言うような悩めるビジネスパーソンたちに、それぞれの個性を分析して、その人に合ったスーツを提案すると言うようなお仕事なんだそうです。

苺:おぉ、そのお仕事も面白そうですが、パーソナルスタイリストその岡田さんは就活生の皆さんにどんなアドバイスをされたんでしょうか?

大:一言で言うと「考えろ!」、特に口下手の人ほど「考えろ!」とのことでした?

苺:口下手の人ほど、考えろ??? それはどう言うことですか?

大:例えば、スーツでお越し下さい、と言う場合、苺菓さんなら、どうされますか?

苺:そりゃ、スーツを着ていきますよね。

大:時に、スーツ以外が目立つからと言って、スーツ以外を着用していく猛者もいますが、スーツ着用と言うルールを守れない人物など要らない、となりかねません。そこで、スーツの量販店でよく言われる「就活生の皆さんには、こちらが無難ですよ」と勧められるがまま買ったそのスーツで行っちゃうんですよね。そこで、岡田さんは、こうおっしゃいました。「無難って何や」と。これには、もう、めちゃくちゃ共感しましたね。君は「無難」と言うだけで、人が薦めてきたものを何も考えずに着るのか?と。あぁ~、この人は、そもそも何も考えない人なんやなぁ~と言うことを、スーツが勝手に言いふらしているようなもんなんですよね。特に、今、黒のスーツって多いじゃないですか。しかし、黒なら誰でも似合う訳ではないと岡田さんは警鐘を鳴らされます。例えば普段から暗いと言われがちな人が黒を着たらますます暗くなっちゃいますよね。

苺:たしかに!そうかも知れませんが、なかなか厳しいアドバイスですね。

大:そこで、就活生の皆さんは当然自己分析をされると思いますが、例えば似合う色なども今自己診断出来るサイトもあるので、知っておくべきだと岡田さんはアドバイスされます。また、まずは、自分の好きな色を身につけていけばいいと言うことですが、例えば、無難なスーツでも深紅のネクタイを締めていき「君、赤いネクタイが目立つね」と面接官から言われたら、これは儲けもんで「はい!私は口下手ではありますが、胸の中には真っ赤な熱き思いであふれています」とアピールすればいいんですよね。また、普段は大人しいけれど本当は楽しいことが大好きな人は黄色いネクタイを付ける、
あるいは、真面目な人は青や紺のネクタイを締めていく、それだけで、そのネクタイが実はこんな人なんですよ~と語ってくれるので、口下手の人ほど何を着ていくか「考えろ」と言うことでした。そして、見た目は実は簡単に変えることが出来るので、何を着ていくかは非常に重要だと岡田さんは強調されておられましたね。

苺:就活のスーツって、個性を出来るだけ消す無難なものがいいと思っていましたが・・・

大:今では、どの企業も、無難な発想しか出来ない人材は採らないかと思いますよ。また、見た目で判断されたくない、と言う考え方もあるかと思いますが、企業側は、見た目のその表面だけを見ているのではなく、そこに至るまでに、何を考え、どう行動しているのか、そもそも自分とちゃんと向き合っているのかなど見ているので「たかがスーツ」ではありますが「されどスーツ」ですので、ここにも、「考える」と言う姿勢を持って就活に臨んでいただきたいですよね。

苺:確かに!では、ここで一曲お聞きいただきましょう。
パーソナルスタイリスト・岡田花枝さんからのリクエスト曲
中島みゆき で 「時代」 ♪

salon 716 -me- (shopinfo.jp)

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