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ピーマンの栄養素
こんにちは、坂井泉水です。
今回はピーマンの栄養素について解説していきます。
まず、ピーマンについて種類を整理しましょう。
ピーマンの種類
ピーマンは大きく5つに分類分けされます。
・パプリカ
ベル型ピーマンで、肉厚で大きい
・ジャンボピーマン
長いベル型ピーマンで、肉厚はパプリカほどありません。
・トマトピーマン
名前のように、やや扁平でトマトのような形をしているものです。比較的糖度が高いものが多いようです。
・カラーピーマン
普通のピーマンと同じ形や大きさで色がついているものです。
・唐辛子型ピーマン
唐辛子のような細長く先がとがった形をしているものです。
いろいろ種類がありますが、今回は一般的な緑色のピーマンについて解説していきます。
それでは、マクロ栄養素とミクロ栄養素についてみていきましょう。
ピーマン100gの基本成分
エネルギー:22kcal
水分:93.4g
たんぱく質:0.9g
脂質:0.2g
炭水化物:5.4g
食物繊維:2.3g
ピーマン100gのビタミン
β‐カロテン:400µg
ビタミンB1:0.03mg
ビタミンB2:0.03mg
ビタミンB6:0.19mg
ビタミンE:0.8mg
ビタミンC:76mg
ナイアシン:0.6mg
葉酸:26µg
パントテン酸:0.30mg
ピーマン100gのミネラル(無機質)
ナトリウム:1mg
カリウム:190mg
カルシウム:11mg
マグネシウム:11mg
リン:22mg
鉄:0.4mg
β-カロテンとビタミンCが豊富です。
β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きの他に、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用や免疫を増強する働きがあります。β-カロテンを十分に摂取することで、心疾患やある種のがんリスクが低減することも示されています。
ビタミンCは体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。さらに抗酸化作用もあり、有害な活性酸素から体を守る働きをすることから、動脈硬化や心疾患を予防することができます。
ちなみにパプリカの場合、β-カロテンとビタミンCは普通のピーマンに比べて2倍以上含んでいます。
ピーマンの苦味成分
ピーマンの苦味成分の正体はクエルシトリンというポリフェノールの一種が原因です。
クエルシトリンはドクダミの葉やイチョウ葉エキスの主成分ということで有名です。
クエルシトリンは利尿作用、緩下作用(便秘改善)や降圧、抗動脈硬化作用、抗炎症作用などの効果があるといわれています。
まとめ
今回、ピーマンについてまとめてましたが、私はピーマンの苦味が苦手です。
苦味成分の効果がわかったとしても中々克服することができません。
しかし、β-カロテンとビタミンCの観点からパプリカを摂取する方がいいのではないかと思います。料理の彩も良くなりますし。
ちなみに私はパプリカは好きです。牛肉との相性は抜群です。
以上、ピーマンの栄養素でした。
最後まで、本記事を読んでいただきありがとうございました。
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