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THE ICE感想(大阪7/30昼)

THE ICE大阪、行ってまいりました。
一言で言うと最高でした。
ただ、一言で終わらせておくと記憶がすぐに消えてしまうので
忘れてしまわないために、備忘録としてここに感想を残しておきたいと思います。​


出発~会場入り


朝、東京から新幹線で大阪に向かいます。

あまり考えずに開場時間につく新幹線を取ってしまっていたんですが。

物販もそれで大丈夫だろ…と指定席をとった時には思っていたのですが、、愛知公演で9時から物販に並んだ人のツイートを見かけ…

さらには、黒のロゴTが売り切れ続出という話を聞き…

………あっこれやらかした…………と気づきました笑

THE ICEのノリがよくわかってませんでした。私が行ったことのあるSOIとPIWはあんまりみんなグッズを買う感じではなかったので、そんなに意識していなかったのですが…失敗。下調べはしておくものですね。

ちなみにそのグッズというのがこれ↑

私がほしいのは①プログラム&②ロゴTシャツです。

このTシャツがどうやら売り切れ続出だそうで、、、買えなかったという話が愛知公演でも新潟公演でもきかれました。

まあ最悪、プログラムだけでもいいかーと思いながらとりあえず到着&入場。

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駅から人がすごくて、改めてビッグコンテンツだな〜!!!と嬉しくなります。

室内とはいえ、快晴なのも嬉しい。

入るとすぐに物販の列があったので、並ぶかーと思ったら…想像の5倍長い。

会場は楕円形で、その壁に沿う形で列を作っているのですが、全然最後尾にたどり着かない。すごい。

これは黒Tシャツは無理だな、プログラムも開演までに買えるかな…と心配していたら、思いのほか列の進みは早くて、20分ほどで先頭に付きました。

なんと、黒Tシャツあったー!!!

多分ですけど、大阪公演が1番キャパも大きいですし、最終の場所だから在庫を多めに出していた&愛知公演or新潟公演ですでに買っている人が多かった からなんじゃないでしょうか…何にせよ嬉しい。ダメ元だったので。(※休憩時間にはもう売り切れてました)(夜公演で買えなかったというツイートを見たので、ひょっとしたら昼に多めに出してしまったのかも…)

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出演者の名前が背面にずらりと並んでるのがいいですよね。ライブTシャツみたい(あれは会場名が並ぶけど。)

合計4500円を超えるとポスターがもらえるということで、そちらもいただきました。やったね。

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そのあとトイレ等を済ましつつ、プレゼントボックスへ。

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これプラス昌磨さんにも書いてます。彼にはプレゼントがあるので、その袋に一緒に入れてしまいました。

もともとレターセットを集めるのが好きで、出す宛がなくてもすぐに買ってしまうので、今回はそれらの在庫大放出会でした。

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昌磨さんにはこれで書きました。夏、いいよね。

内容は言うようなことではないですが、彼らに私の伝えられる最大限の愛をお伝えしたつもりです。彼らの頑張る糧になったら嬉しいな。

ちなみに昌磨さんへのプレゼントは、もちろん4モフ様のおもちゃです(ナウボで言ってたので…)。

スニーカーの形のおもちゃにしたのですが、いかんせん犬を飼ったことどころか触ったことも数えるほどしかない私のチョイスなので、ひょっとしたら4モフ様には合わないものの可能性もあるかも。まあそれならそれで仕方ないです。こういうのはあげるのが大事って、母の日に昌磨さんが言ってました。

どの選手のボックスもたくさんのプレゼントでいっぱいでした。あの風景幸せだったな。

そんなこんなで開演。ちなみに私の席はスタンドSSです。

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私にできる精一杯の贅沢はこのライン。いつか最前行きたいな。大人になったらいこう。 

ただ、俯瞰で見れるし全然悪くない席だとは思うんですよね。12000円という値段から考えたらコスパいいと思います。アリーナを買ったからと言って最前が当たるかどうかは運でしかないし。

私の後ろにどうやらスケオタではないご夫婦が座っておりました。関西弁でしたし、話し方的にどうも「地元でアイスショーやるから見に行ってみよう!」というノリで来た方のようです。おお、嬉しい。これでこそ色んな場所でやる意味があるというものだよね。

リアクションがとても豊かで楽しかったので、このあとは後ろのご夫婦の様子と一緒にお届けします。


オープニング

まずオープニング!みんな黒と赤のジャケットのやつです。

順番に選手がお立ち台(?)に出てきてポージングをしてくれます。こういうとき、うまく決められなくてペコペコしちゃう昌磨さんが好きだよ。

そう、チャンピオントリオがセンターを飾り昌磨さんが持ち上げられるというやつです。写真で見て、めっちゃかわいいじゃんwと思って楽しみにしてました。

なんかリフトみたいなノリでポン!と持ち上げるのかと思ったら、ネイサンとかおちゃんが二人で「よっこいせ」ってかんじでヌッと持ち上げててジワりました。昌磨さんも、「はいよろしくー」みたいな感じで受けいれてる変なシュールさ。みんな楽しそうでうれしい。

ネイサンがバックフリップやってましたね。もはや安定だけどいつ見てもかっこいいし、普通のジャンプとは違う感じの歓声が上がります。後ろのおじさまもすごーい!って喜んでました。地上波で見る試合では絶対やらないからびっくりするよね。

あと、「みんな一気に来られるとどこ見ていいかわからんなぁ」と言ってました。わかる。

原大翔さん

一人目、次世代スケーター枠の原くん!
明転したら、スーパーマン(でいいのかわからないけどヒーローもの)の衣装で立ってたものだから、「かわいい〜!」という感じのわぁっていう歓声があがってました。
有望な注目選手といえども、この大人数の中で滑るなんておそらく初めてでしょう。すごい。元気に育ってください。ジャンプの転倒なかったのも、あの緊張感の中で素晴らしかったな…(偉そうにすみません)

アリサ・リウさん

二人目、アリサちゃん。
選曲といい本人のビジュアルといい、ギャル!かわいい!確か韓国の曲の日本語verなんですよね。個人的には日本語の歌詞の曲だとどうしてもそっちに意識が行ってしまうので、韓国語のままでいいのに…と思っちゃったりはするんですが、きっとアリサちゃんなりの開催国への敬意なんじゃないかな〜と思うとその事自体が嬉しいです。あと少しだけど、日本楽しんでね。

友野一希さん

三人目、我らが友野くん!私の二推しです(ネイサンと同立)。見るたびに好きになる男。
こうもりだと嬉しいな〜と思ってたらこうもり来てくれました〜やった〜!!!
こりゃまたハマりプロ!コミカルな振り付けって、その人が高い技術を持っているからこそ成り立つものだと思うんです。極端に言えば、あまり技術の高くない人がコミカルな振り付けをやったところで冷めるだけなんですが…上手い人がやると、それはギャップになって相乗効果を生んでくれるんですよね。
コミカルなフリは見る側を楽しませてくれるし、それをやりつつ放たれる高い技術というのは、こちらを驚かせてあっと言わせてくれます。それが完璧に両立できているのが友野くんの強みだと思います。日本人ながらラテンっぽいノリができるというか。これって狙ってできるものでもないと思う。似合うんだよな〜こういうプロ…今季超楽しみですね。
今思ったんですが、織田信成さんに近いテイストがあるのかも。同じではないけど。やっぱり大阪っていう土地の色は本当に強いですね…
昌磨さんとのニコイチ感も、思えば大輔さんと殿の雰囲気に近いのかもな~
後ろのおじさまのリアクションもよし。初めてのスタオベ、楽しそうでした。
気が早い話ですが、ミラノ五輪は宇野・鍵山・友野で行ってほしいなあという気持ちがあるんですよね。友野くんにオリンピアンになってほしいなあ。もちろん、その時に決まった選手を全力で応援しますが。

本田真凜さん

四人目、真凜ちゃん。
…失礼な言い方になるのは承知ですが、思いの外とても素晴らしかったです。いい意味で驚かされました。
近年の実績としては彼女は他の出演者と比べると劣っています。実際ここを厳しく指摘する人もいます(私はそれを見るたび「いや元世界ジュニア女王やぞ」と思いますが)。
ただ、氷上に立ったときの輝きが凄まじいんですよ。なんなら、世界のトップ選手も食えるほどの輝きを放てるんです。彼女のスケートは「上手い」「美しい」…も合ってはいるんですが、あんまりしっくりこない。「キラキラしてる」がしっくりくるんです。更に言うのであれば、私は彼女は「スケートを知らない一般人が見てもわかりやすく良い演技ができる」人だと思うんです。
スケートのジャンプの種類なんてわからないのが普通だし、スケオタでもライトな私のような人ならステップのレベルのとり方などは全然わかりません。ただ、見る人が見ればわかる。しかし真凜ちゃんのスケートは、「わかりやすく美しい」と思うんです。それがなぜなのか、私にもはっきりとはわかっていないのですが、おそらくそれは上半身の使い方が関わっているのではないでしょうか。
肩の可動域が広いと言っている方がいましたが、彼女は自分が美しくみえる姿勢というのを掴む天性の才があるんじゃないでしょうか。華があるな、と漠然と思うその背景にはこういう要素が関わってるんじゃないかなと思います。顔がかわいいのもあるけど笑
ジャンプもかなり安定していて、エッジワークも元々上手いのに磨きがかかっていて、PIWと別人のようでした。

実際少しパブサをしたのですが、THE ICE以後に如実に評価が跳ね上がっていました。20歳の女の子が、顔の見えない人から色々と言われるってとてつもない恐怖です。ただ、意図は置いておいて、キャスティングされた以上彼女にできるのは「演技で認めさせる」以外になかった。あの豪華すぎるメンツの中でそれをやってのけるのは並大抵のことではないですが、彼女はやり遂げました。強い子だな、と思いました。
自分語りになりますが、私は彼女と同じ2001年生まれで誕生日も近いです。だから彼女のことは、自分と同じくらいの子が…という意識で、他の選手以上に感情移入して見ているところが少しあります。そんな彼女があの状況下で、たくさんのお客さんの中にどれだけ自分の味方がいるかわからない中で、いろんな意見を覆す演技を見せた。本当に楽しそうにスケートをして、誇らしげに礼をした。

…一番涙腺に来たのは真凜ちゃんの演技だったかもしれない。

後ろのおじさまが、「えっすごいよかった!よかったよね!これ立ちたいな…」と言っていたので(スタオベ多かったけどさすがに友野くんよりは体感ちょっと少なかったのでためらったんだと思う)、私と一緒に立とう…という気持ちで私も立った。フィギュアを詳しく知らない彼が感動している、というのがなんだか嬉しかった。


長くなり過ぎました。ここからはサクサク行きます(長さ=愛の大きさじゃないよ!というのは前置きとして言っておきます!)

マッテオ・リッツォさん

五人目、リッツォくん。
やっぱりラテンのノリは良いよな〜彼らにしか出せない色があるんですよね。日本にはこういうタイプのスケーターは生まれてこない。
こういう国ごとの色を味わえるからアイスショーっていいよな…と感じます。終わったあとにイタリア国旗がわーっと客席からあがってきたら、後ろのおじさまが「あっイタリアか〜!なるほど、わかるね!」って言ってました。

ジェイソン・ブラウンさん

六人目、ジェイソン。THE ICEのSNS担当的にも大活躍の御仁です。

昌磨さんを小芝居に参加させてくれる神です。
楽屋割もわかるというありがたさ。彼がいるだけで楽しいでしょこんなん〜〜〜
初の日本アイスショーのメンバーもいたり初対面の人たちもいたり、トップ選手とはいえどもさすがに昌磨さんやネイサンに対しては緊張しそうな人もいる中、年長組のジェイソンがこんなに巻き込んでくれたら絶対楽しいじゃないですか!!!ありがとう。

演技もさすがの風格。上手すぎて、体がやわらかすぎてもはやニヤリとしてしまう瞬間がたくさん。
ブリッジからのでんぐり返し?みたいなやつにはどよめきが上がっておりました(もちろん後ろのご夫婦も)。
普通は繋ぎの一要素に過ぎないバレエジャンプが、ジェイソンの場合は見せ場になるという。彼もまた格が違うスケーターだな〜と思いました。
終わったときに両手を振りながらぴょんぴょんジャンプしてくれるのもかわいい!友野くんと同じく、見るたびに大好きになっちゃう。

そしてここでかおちゃん乱入〜!!!なんだこの愛しすぎる世界チャンピオンは~!!!
このふたり波長合うよな〜と思ってはいたんですが、そのコンビを実際に絡ませてくれるのがTHE  ICEのいいところ。ありがとうございます🙏

宮原知子さん

七人目、さっとん。最近だとプロ初舞台となるSOIで拝見したのですが、その時以上にプロの風格というのをたたえていたように思います。

私の中でさっとんって、苦労人だな…というイメージがあって。
私がフィギュアを熱心に見始めた2015年、彼女は「ミス・パーフェクト」と呼ばれていました。常にジャンプノーミス、安定した演技。丁寧なスケーティング。試合となるとどの選手であれ緊張して見てしまうものですが、さっとんに関しては背もたれに背中を預けて見れるなと思ったのを覚えています。
その安定感で、全日本選手権4連覇。誰もが認める日本のエースでした。
しかし、世界ではなかなかメダルに繋がらなかった印象があります。いやもちろんたくさんメダルを取ってはいたんですが、やはりロシア勢に敵わない。
なぜか…伸びしろがなかったんだと思います。

「ミス・パーフェクト」「常にノーミス」…それはつまり、完璧にやったとしても点数が頭打ちだということ。ただ、これは2015年頃はどの選手にも言えることだったと思います。
当時世界のトップにいたのは、ロシアのエフゲニア・メドベージェワさん、そしてアリーナ・ザギトワさんでした。彼女たちが何故強かったかというと、ジャンプの安定性に加えて「点を取るための戦略」を徹底的に立てていたからではないかと思っています。
代表的なのが、タノジャンプによるGOE加点。また、ステップを前半、ジャンプを後半に固めることでの後半ボーナスの活用。
今では、あーその時はそうだったか〜という気持ちで振り返りますが、当時シニア女子シングルに4回転を跳ぶ選手はいませんでした。3Aもいなかった。
その結果どうなっていたか…3Lzまでの難易度のジャンプを、いかにミスしないか。
ミスした人から順に、優勝争いから脱落していくサドンデス状態。言い方を変えれば、事前の構成の時点でわりと順位が決まってしまっている感のあるシーズンでした。そのなかで、少しの点差で争っている。あれもあれで、男子とは違う過酷さがあったと思います。
そのなかで、さっとんは本当に頑張った。小さい体に驚くほどのスタミナを溜めて戦い抜いていた。ただ、段々と回転不足を取られることが多くなり、少しずつ転倒が増えていきました。プログラム的にも、徹底的に点数分析をしていたロシアのライバルたちに対して、どちらかというと芸術性が活きるプログラム構成を考えていた気がします。彼女だって、ステップを前半にしたり、タノジャンプを増やすことだってできたんじゃないか…彼女に勝ってほしいなという気持ちもあった当時の私は、なんでやらないんだろう、と少しもどかしく思っていたところもあります。もちろんいろんな事情があると思いますし、素人の私が推察するのはおこがましいのですが、今思うとそれはプログラム全体の完成度のためだったんじゃないかな、と思ったりもしています。

(これ、誤解のないように言うのが難しいので注釈的になってしまうのですが、ジェーニャちゃんやザギトワちゃんに芸術性がないなんて言う話ではありません。勝つために戦略を練ったプログラムを作ってきているという話であって、芸術性もちゃんと保たれていたということは言っておきます。特に私はジェーニャさんのストーリー性があるプロが好きでした。電話の音で終わるっていうのが、当時の私には衝撃的だったのを覚えています。)

…ものすごい脱線しました。戻します。

やっぱり、ジャンプが決まらないと世界では戦っていけない。
ただ、スポーツとしてはそうでも、彼女の魅せる力はずっとパーフェクトのままでした。
その彼女の、プロとしての覚悟のようなものが見える素晴らしい演技だったと思います。もちろん競技で戦う彼女も素敵でしたが、傍から見て報われないな…ということも思っていた人間としては、彼女のプロ転向はうれしいというか
衰えたからやめたのではなく、彼女の力が存分に発揮できる場所に移ったのだな、と思っています。これからのさっとんのスケートが楽しみです。


また長くなった。次!

ダニエル・グラスルさん

八人目~グラスルくん!またきれいな子が来たな~と思いました笑
バリバリの偏見ですが、ラテン系の選手ってワイルドお鬚系(エイモズくん然り)と美少年系に二極化する気がするのは気のせいでしょうか。
やっぱり長身細身の選手には長身の選手にしか出せないものがありますよね。本人はジャンプに意欲的なようですが、個人的にはこういう長身の選手は特にスピンの時に足の長さが如実にわかって美しいので、スピンをより磨いてくれると嬉しいな~と思ったりします笑
(でも昌磨さんみたいに重心が安定してる体系の方がスピンには向いてたりするのかな…?やったことないのでわからない)

三原舞依さん

九人目まいまい!

一応セトリは調べずに見に行ったのですが、暗い中でもシルエットで舞依ちゃんだとわかるほどに細い。でも、一時期は心配になるほどだった状態からは健康的になってて安心します。もちろん体型なんて体質によってどこが健康かのラインは変わるので、勝手に細いって心配するのもおかしな話ではあるんですが。
まず、青⇒紫⇒赤のグラデーション衣装が素敵!舞依ちゃんは私の中ではシンデレラの印象が強いので、ライムグリーンとかパステルカラーのイメージがあるんですが、これもまた似合う!かわいい!
舞依ちゃんの繊細さってすごいんですよね。プログラムの中での身のこなしがとにかく軽くて、常にふわり、ふわりって感じの動き方。あの雰囲気を出せる人って他に知らないし、この選手の系譜があるな、というのを舞依ちゃんからは感じない(私が知識不足というのもあるけど!)
五輪で見たかったな、と今更のように思ったりもするんですが、五輪に出ようが出まいがこの輝きは変わらない。

チャンピオンズ(ネイサン・チェンさん&宇野昌磨さんコラボ)

次、チャンピオンズ。(後から知ったのですが、本来はこの前にりくりゅうが入る予定だったようです。見たかったな…)

いやこれ………短くないですか!!!!!?????

体感10秒だが!?
あまりにも至高の時間。なんて贅沢な…こんな…ああ…とう言葉にならん何かを心の中で発しておりました。贅沢な…

ネイサン・チェンと宇野昌磨って表現スタイルでいうと相似点はあまり感じたことがなくて。体型的にも、小柄がっしり筋肉質な昌磨さんに対して比較的細身なネイサンと、むしろ凸凹コンビな感すらあります。
なのになんでこんなに調和するんでしょうか。
このコラボプロ以外のオープニングやフィナーレでもこの二人がシンメで登場するシーンが多かったんですが、なんなんでしょう。対照的なのに心地よい不思議なコンビです。
というか、スケートが上手い。改めて。
推しの贔屓目もあるのは承知ですが、私はスケーティングスキルにおいて現役選手で昌磨さんの右に出る人はいないと思っています。もはや職人技レベルのエッジワーク。というかプロに転向したりすでに競技を退いているスケーターの中でも、昌磨さんと並び立って見劣りしない人って一握りになると思っています(Pチャンとかランビ先生とか)。今回のコラボプログラムもすさまじかった。格が違った。
そしてネイサン。ネイサンはジャンプがすさまじすぎるので「4回転ジャンパー」と言われ続けましたが、そもそもスケートが上手いんですよね。いまさら何をって感じですけども。昌磨さんの横でこれだけ美しく並び立つ。
後述しますが、今回の彼のソロプログラムもジャンプ構成としては決して(彼基準で言えば)難易度の高いものではありません。しかし、それでも会場全体を持っていきました。あの会場の空気感こそ、彼がただのジャンパーではないことを示していたと思います。

あと、ジャンプのタイミング。これに関しては、ネイサンがリードして跳んでいき、昌磨さんがタイミングを合わせていた感じがしました。ここも打ち合わせたのかな。ジャンプのタイプも違う二人だと思うんですけど、なぜ回転のタイミングまでこんなにきれいに合うんだ…回転速度なんかも調整できるのかな?えっでもそれってもうペアの選手の仕事では…?恐ろしいよ…

一方が滑り、もう一方が相手を見ているときどっち見たらいいかわからないですよね。
どっちを見たらいいの…とやっているうちにどっちも見逃した、という話を伺っていたので、私は今回は覚悟を決めて昌磨さん定点カメラにしておりました。もちろんそれでもネイサンは見れるようなプロ構成になってる。すごい。

昌磨さん、止まっているときも指先まで美しかった。改めて、本当にきれいな人だな、と思いました。かっこいいのもかわいいのも知ってるけど、やっぱり氷の上にいるときのこの人は本当に美しいです。

絶品だったな~。ずっと見ていたかった。

余談ですが、後ろの旦那さんはこの二人のコラボプロがあることもご存じなかったようで

アナウンス「それでは次はTHE ICE限りのスペシャルコラボ…」
おじさま「コラボ?」
ア「オリンピックチャンピオン…ネイサン・チェン!」
お「え!?ネイサン・チェン!?」
ア「and…ショーマ・ウノ!!!」
お「え!!!???宇野くん!!!???わー--!!!すごい!!!!!(大はしゃぎクソデカ拍手)」

…という綺麗すぎるリアクションをかましてくれました。

演技中も大興奮で拍手をし、終わった後には
「いやーすごい!すごいよこれ!みんなすごかったけどやっぱり格が違う!さすがチャンピオンだね!」
と興奮気味でした。

いや、初見の反応楽しすぎる。彼の前の席でよかった。倍楽しませていただいた感じがします。
当たり前といえばそうですが、演技中はしっかり静かなのも素敵なおじさまでした。


以上!前半でした。こんな長くなると思ってなかった…笑
一度ここで記事を切りたいと思います。後半はまた別で投稿いたします!


※以下セトリメモ

ダンスバトル

マリニン

ジュナンチャ

マライア

エイモズ

ヴィンス

チョクベイ

かおちゃん

ネイサン

昌磨さん





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