見出し画像

RIZIN.45第4弾対戦カード~仁義なき戦い~

はじめに

皆様、こんにちは。
年末で忘年会や友達、家族などとお酒を飲む機会が一気に増えてくる時期ですが、格闘技業界でお酒と言えば、皆様大好きであろう堀江圭功選手が直近で行われたRIZIN公式Youtubeチャンネルでの生配信でビールをたくさん飲んで泥酔状態で登場し、安定の下ネタ発言で配信を非公開にするという最高なのか最低なのか分からない珍事が起こりましたね(笑)
皆さんは、酒に飲まれることがないようにしっかり飲む前の対策はもちろん、自制を効かせて飲みましょうね(笑)

今回は、大晦日RIZIN.45の第4弾対戦カードについて話したいと思います。
今回もこれまで同様、長くなると思いますのでゆっくりできる状態で読んでいただけると良いのかなと思います。また、2~5弾まで一気に投稿する予定なので、気になるカードだけ見ていただくのも良いと思います。
では、いきましょう!

①平本丈vsYUSHI


https://jp.rizinff.com/_ct/17672620?inlinealbum=16820013%2C17085215

平本蓮選手の弟・平本丈がMMAデビュー。
対するは入場が度々注目されるファイター、YUSHI。
光り輝く原石と光り輝く存在がリング上で輝きを増す。

YUSHI選手はホストやボディビルダー、実業家など様々な顔を持ち、キックボクサーとして地下格闘技で王者になった事もある異色のファイター。
2021年にABEMAの企画「朝倉未来に勝ったら1000万円」の面接に参加した際に、落ちてしまったものの映像が流れた時にイケメンだと話題になると、大晦日のRIZIN.33に三浦孝太選手のMMAデビュー戦の相手としてまさかの参戦を果たします。しかし、結果は終始三浦選手のペースで試合が進み、最後はサッカーボールキックで1RTKO負けでMMA初戦は黒星に終わります。
2022年5月のRIZIN LANDMARK vol.3でZENKI選手と対戦しますが、前日計量でZENKI選手が2.75kgの体重超過をしてしまい、YUSHI選手が勝利した時のみ公式記録とし、ZENKI選手にレッドカード(50%の減点)のペナルティを与えた上で試合は成立したものの不利な状況で試合を迎えます。そのような不利な状況の中でも、2R右ストレートでTKO勝利を収め、RIZIN・MMAキャリア初勝利を飾ります。
2022年7月のRIZIN.37で同じ元ホストでキックボクサーの覇留樹選手と対戦し、2Rリアネイキットチョークで初の一本勝利を飾ると、大晦日のRIZIN.40で俳優で格闘技経験もある中澤達也選手と対戦し、テイクダウンを仕掛けグラウンドの展開で攻め続け終始圧倒し、3-0の判定勝利で3連勝を記録します。そして、今回4連勝をかけて因縁のある平本蓮選手の弟・平本丈選手と対戦します。

対する、平本丈選手は今大会にも出場する平本蓮選手の弟で過去にABEMAの企画「格闘DREAMERS」にも出演したり、RIZIN CONFESSIONにも出ていたりと格闘技ファンの中では知る人が多いと思います。
今回、プロ格闘家デビューになりますが、平本蓮選手が「格闘DREAMERS」での発言では当時の平本丈選手について「自分が同じ歳だった時よりも強い」と言っていたほどの能力があるとのこと。キックボクシング出身ではあるもののMMAの練習も積んで、アマチュアには出場しているので今回その強さがお披露目となる。格闘技の未来を担う存在になるのか。

この試合は、平本丈選手のポテンシャルがどれほどのものかを楽しむような試合になると思います。今年の3月にGLADIATORでアマチュアルールで試合した経験がありますが、以降は実戦から離れているため、この9ヶ月の間でどのように成長しているかが全く分からないです。ただ、これは期待値が上がりますし、逆を返せばこの試合でインパクトを残せないとプロとしては厳しいスタートになると思います。
試合展開に関しては、平本丈選手は基本的に打撃の展開で試合を進めたいところ。それに対して、YUSHI選手はRIZINなどで打撃や寝技の成長を毎試合見せつけている上にプロ団体への出場経験は上なので精神的にも余裕はありますし、技術的にも自信はあると思うので、打撃でも寝技でも付き合ってくると思います。
平本丈選手が勝って更なるステップへとつなげるか、はたまたYUSHI選手が勝って因縁の平本蓮選手とひと悶着を起こすか。

②篠塚辰樹vs冨澤大智


https://jp.rizinff.com/_ct/17672620?inlinealbum=16820013%2C17085217

現プロと元プロ。Krush王者とBREAKING DOWNのエース。
育ちは違えど這い上がり、力でここまで成り上がった両者。
試合前からバチバチの闘争本能むき出しのKO必至の危険な一戦。

篠塚辰樹選手は現Krushフェザー級王者でアマチュアボクシングではインターハイ・ベスト8という実績を持つハードパンチャー。
ボクシングからキックボクサーに転向し、2018年2月にキックボクサーとしてプロデビューを果たすと、6月のRISE 125の半澤信也戦から5連勝を飾るなどRISEで11戦9勝2敗の戦績を収めると、K-1やKrushに参戦。
K-1で第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗選手を延長まで縺れる接戦を2-1の判定で勝利すると、Krushフェザー級タイトルマッチとして当時の王者・新美貴士選手と対戦しますが2RKO負けでタイトル奪取とはならず。
しかし、その後2連勝を飾り、Krush.154でKrushフェザー級タイトルマッチとして王者・森坂陸選手と対戦。バックボーンのボクシングを活かした的なにパンチを終始ヒットさせて2-0の判定勝利を挙げ、初タイトルとなるKrushフェザー級王座を獲得します。
そして今回、SNSで因縁のあった冨澤大智選手とRIZINでは初となるオープンフィンガーグローブでのキックボクシングルールと相手の得意分野ともいえるルールでプロとしての格の違いを見せつけられるか。

対する、冨澤大智選手はABEMAの企画「格闘代理戦争4thシリーズ」でTEAM武尊の一員として参加し、Krushでプロデビューをし2戦2勝と結果を残しますが、事件の容疑者として逮捕。 (実際、その事件については不起訴処分で釈放されており、えん罪だった模様。)
その後、BREAKING DOWNに出場し、初戦は今大会にも出場しているヒロヤ選手とMMAルールで対戦しますが敗戦。しかし、その後はキックルールで6戦6勝と連勝を記録しており、本人は徐々にRIZIN参戦を目標にするようになった中で今回参戦を果たしました。
オープンフィンガーグローブでのキックルール。BREAKING DOWNのようなルールと自分の得意な舞台で現役プロ王者を相手に下馬評を覆す一発を打ち上げることはできるのか。

この試合は、オープンフィンガーグローブでのキックボクシングルール。
つまり、相手がぶっ倒れるまで殴り合うKO必至の試合になると思います。
勝負の分かれ目になるのは、オープンフィンガーグローブのキックボクシングルールの適応力に懸かっています。
同じキックボクシングでも、グローブが違うだけで打撃の一発の破壊力は勿論、ディフェンスの仕方も大きく変わってくるため、全く別物の種目になります。更に、試合展開に関してもRISEの試合等を見る限り、ある程度の理論的な要素もありつつ、基本は殴り合いの展開になりやすいので、戦略的に行くところと何も考えず力で押していくところの塩梅をうまくやることも重要になってくると思います。
試合展開に関しては、お互いにバチバチになっている点や両者とも好戦的に打ち合うタイプのファイターなので、かなり早い段階でKO勝利になると思います。瞬き厳禁の一戦です。

③久保優太vs安保瑠輝也


https://jp.rizinff.com/_ct/17672620?inlinealbum=16820013%2C17085217

頭脳派スナイパーと破壊者、元K-1王者同士がリング上で初対峙。
初対戦がまさかのMMA。運命によって突如決まったミステリアスな一戦。

久保優太選手は初代K-1 WORLD GPウェルター級王者・GLORYフェザー級2013世界王者でK-1 WORLD MAX 2010 ~-63kg Japan Tournament~では準優勝、K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tournament~では優勝を果たすなどキックボクシングで数々の実績を持つファイター。
2021年8月にRIZINと契約し、総合格闘家に転向をすると9月のRIZIN.30でMMAデビュー。太田忍選手と対戦しますが、タックルでテイクダウンからのグラウンドの展開で圧倒され0-3の判定負けを喫し、デビュー戦でMMAキャリア初勝利とはなりませんでした。同年大晦日のRIZIN.33でシバター選手と対戦しますが、右フックでダウンをして立ち上がり首相撲をしますが、そこに飛びつき腕ひしぎ十字固めを極められ一本負けを喫し、連敗します。更にそれだけでなく、試合後に八百長疑惑が発覚し、RIZIN陣営に相談なしにTwitterやYoutuberの生放送で証拠を公開するなど多方面で騒動が発生し、しばらく試合から遠ざかる事になりました。
その後、2022年11月のRIZIN LANDMARK 4で約1年ぶりにRIZIN復帰が決まり、プロレスラー・奥田啓介選手と対戦し、奥田の投げからマウントポジションを奪い、パウンド連打でTKO勝利を収め、MMAキャリア初勝利・RIZIN初勝利を飾ります。
2023年6月のRIZIN,43で木下カラテ選手と対戦し、テイクダウンを取られる中でも有効な打撃を当てて、2-1の判定勝利で接戦を制し、そして今回MMA初戦を迎える同じ元K-1王者・安保瑠輝也選手を相手にMMAの先輩としてMMAの厳しさを教える事が出来るのか。

対する、安保瑠輝也選手の紹介なのですが、先ほど投稿されているこの記事に記載されているのでこちらを見てください。

簡単な紹介をすると元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者でK-1 WORLD GPウェルター級トーナメント準優勝とK-1で活躍し、THE MATCH 2022にも出場したキックボクサーです。

この試合は久保選手が安保選手にMMAの厳しさを教える一戦に一見見えると思いますが、個人的には久保選手の技量が試される一戦になると思います。
久保選手としては、安保選手が望んでいるであろうスタンドの展開を極力避けて、BRAVE仕込みのレスリング技術で完封したいところ。この試合でMMA初戦の安保選手を相手に仕留めきれないとなるとかなり今後上のレベルに進むには厳しくなるため、勝つ事は勿論、内容も問われる一戦であることは間違いないです。
対する安保選手は、相手のタックルやテイクダウンを切ったり潰して、極力スタンドの展開で試合を進めていきたいところ。そのために蹴りやリーチを活かした打撃を打って、常に距離を維持するような試合運びをするのではないのかなと思います。
久保選手は地味に落とせない一戦。安保選手は勝ち取れば更なる展開を作り出せる一戦。ミステリアスな試合の結果はよりミステリアスを生み出す…?

④平本蓮vsYA-MAN


https://jp.rizinff.com/_ct/17672620

衝撃の結果からまさかの因縁勃発。
勝つか負けるかなんて安いもんじゃない。奪うか奪われるか。
喰うか喰われるか。どちらが時代を背負うのか。
格闘家人生を左右する最高で最大の舞台で格闘技人生の全てをALL IN。

平本蓮選手は、高校一年生でK-1甲子園優勝を果たし、10代でゴンナパー・ウィラサクレック選手、ゲーオ・ウィラサクレック選手の強豪でもある2選手を相手にKO勝利を飾るなど、「新生K-1の申し子」と言われるキックボクシング出身の選手で、2020年に総合格闘家に転向をします。
2020年大晦日のRIZIN.26でMMAプロデビューを果たし、アンダーグラウンドエンペラー・萩原京平選手と対戦します。この試合は会見やインスタライブで舌戦を繰り広げ、試合前から注目を集め、この一戦で両者とも人気選手となるきっかけを作りました。試合はテイクダウンからグラウンドの展開で圧倒され、最後はパウンド連打でレフェリーストップのTKO負けを喫し、デビュー戦を白星で飾ることはできませんでした。この試合後、インタビュー拒否やTwitterでの発言が物議を醸しますが、これを機に平本選手の注目度は一気に上がります。
敗戦後にアメリカ修行に行き、堀口恭司選手を失神KOさせた元Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス選手と練習するなど、力をつけて帰国後に元バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎選手のジムで練習を重ねます。そんな期待が高まる中、2022年3月にRIZIN LANDMARK vol.2で後に第5代RIZINフェザー級王者となる鈴木千裕選手と対戦しますが、1R早々に打ち合いになるもののフラッシュダウンを奪われ、組の展開でも相手のペースに持っていかれて3-0の判定負けを喫し、2連敗を喫します。
2022年7月の2度目の沖縄大会となるRIZIN.36で元シュートボクシング世界スーパーライト級王者・鈴木博昭選手と対戦し、テイクダウンを切りながら終始打撃の展開で圧倒し、2-1の判定勝ちを収め、MMA3戦目にして初めてのキャリア初勝利・RIZIN初勝利を飾ります。この一戦で現在の平本選手のファイトスタイルが確立されつつありました。
更に2022年11月のRIZIN LANDMARK 4で元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志選手と対戦し、平本選手の怪我の影響で試合直前で66kgから70kg契約に変更となりましたが、終始弥益選手のテイクダウンを切って、打ち合いやタックルの入り目で打撃を当てて何度もダウンを奪うなど圧倒的な内容で3-0の判定勝ちを収め、キャリア格上の相手に勝利し、2連勝を飾るとともに平本選手のファイトスタイルが確立されたとともに、その強さを証明しました。
大晦日のRIZIN.40で前戦の怪我の影響もあり、ボクシングルールでのエキシビションマッチとして出場し、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者の梅野源治選手と対戦し、最後はゴングと同時にダウンを奪うという打撃の強さを見せつけます。そして、この試合後に初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕選手との対戦が発表されて、同時に朝倉未来選手の試合も発表されたことで望んでいた朝倉未来選手と対戦できるチャンスをつかみます。そして、2023年4月のRIZIN LANDMARK 5で初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕選手と対戦し、何度かテイクダウンを取られるものの凌ぎますが、攻撃に転じることが出来ず、1-2の判定負けを喫し、連勝が止まるとともにトップ戦線に割って入るチャンス、そして朝倉未来選手との対戦できるチャンスを逃してしまいます。
しかし、そんな最中2023年11月のFIGHT CLUBでYA-MAN選手が朝倉未来選手とオープンフィンガーグローブのキックボクシングルールで対戦し、失神KO勝利を挙げるまさかの展開となり、試合後のリング上で「平本、バーカ」と言われたことでYA-MAN選手との因縁が勃発。そして、今回そんなYA-MAN選手との因縁対決が決定し、再び朝倉未来選手と対戦できるチャンスを手にしました。この因縁の対決に勝利し、デビュー時から望んでいた朝倉未来選手との対戦につなげることが出来るのか。

対する、YA-MAN選手は初代RISE オープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王者で今年の5月からはMMAにも挑戦している打ち合い上等ながら作戦を遂行していくストライカーです。
2018年2月にRISEに参戦し、RISING ROOKIES CUP フェザー級で準優勝を飾るなど9勝3敗の成績を収めると2021年5月のRISEonABEMA 2021から新たに行われたオープンフィンガーグローブマッチに出場し、山口侑馬選手と対戦し2RKO勝利を収めると、次戦の北井智大選手とのオープンフィンガーグローブマッチでも1R43秒で瞬殺KO勝利を飾ります。
そして、オープンフィンガーグローブマッチによって注目されるようになってきた中で、後にRISEライト級王者になる”人獣”中村寛選手と通常のキックボクシングで対戦し、解説陣が解説を忘れ盛り上がるほどの終始殴り合いの展開で1Rにフックでダウンを奪うなど試合を優位に進め3-0の判定勝利を収め、この一戦でYA-MAN選手の注目度が一気に上がりました。その影響もあり、約1ヶ月後の2021年大晦日にRIZIN初参戦を果たし、鋼のエンペラー・皇治選手と対戦し、金的攻撃やバッティングなどを受けながら終始試合のペースを握り3-0の判定勝利を収めて2021年で一気に国内最大の団体に出場するほどの選手に成長しました。
更に、5連勝中の中でTHE MATCH 2022の参戦が決定し、当時K-1に所属していた進化する問題児・芦澤竜誠選手と対戦が決まります。しかし、会見で芦澤選手からのまさかの提案でオープンフィンガーグローブマッチでの対戦に内容が変更されたことや会見や前日計量で大乱闘をするなど、試合前から注目度が高まります。試合は、開始直後にダウンを奪った後、そのままローキックを中心に試合を組み立てて最後は左フックで1RKO勝利を収め、因縁対決を制します。それまでの試合は判定勝利が多かったため盛り上がりに欠けていた中で、休憩後のこの試合で一気に大会に火が付いたように見えたとともに観戦した格闘技ファンの中では、メイン以外のカードで一番面白かったカードという人も多くいたほどの一戦となりました。
しかし、2022年10月に通常のキックボクシングルールで第5代RISEライト級王者・白鳥大珠選手と対戦しますが、左ヒザを貰いダウンするなど試合を優位に進められ3-0の判定負けを喫し、連勝がストップします。
2023年5月のRIZIN.42で三浦孝太選手を相手にMMAデビュー戦を行い、試合は再三のテイクダウンを切って、打撃を当てて最後は膝からのパウンドでTKO勝利を収めMMAファイターとしても強さを見せると、8月には初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座をかけて、かつて同じオープンフィンガーグローブマッチで倒した山口侑馬選手の兄・山口裕人選手と対戦し、1Rはお互いにダウンを奪い合う激しい打ち合いの展開になりますが、1R途中からYA-MAN選手がコンパクトに打撃をヒットさせて、2Rに2度のダウンを奪いKO勝利を収め、初のタイトルとなる初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王者となります。その約3ヶ月後の11月にFIGHT CLUBでオープンフィンガーグローブのキックボクシングルールで朝倉未来選手と対戦し、1R1:17で失神KO勝利を収め、ファンを驚愕させました。そして、この試合後に「平本、バーカ」「お前本当、いつかぶっ飛ばすからな」と会場にいた平本選手を挑発した事で、因縁が勃発。今回、MMAルールで大晦日のリングで因縁の相手をぶっ飛ばして、更なる高みへと成り上がることが出来るか。

この試合は、お互いにキックボクシング出身ですが平本選手は国内のMMAファイターの中で一番綺麗な打撃を打つのに対して、YA-MAN選手は少し粗削りな打撃を打つという、質的な部分で言うと平本選手の方が良いのですが、YA-MAN選手は戦略的に試合を進めて打撃を当てる上に、平本選手が過去に打撃の打ち合いでフラッシュダウンを貰った鈴木千裕選手のようなタイプであるため、意外と打撃で平本選手が苦戦するのではないかなと思います。
試合展開については、平本選手はとにかく今までのようなどっしりと構えつつタックルを切って、終始打撃の展開で試合を進める展開を作りたいのに対してYA-MAN選手はどういう戦い方をしてくるのかという、いい意味でも悪い意味でもYA-MAN選手が主導権を握る展開になると思います。
寝技に関しては、お互いに同じレベルなのかなと両者の試合を見ていて思うので、寝技の展開になると意外と膠着する時間が長くなるのではないのかなと思います。
個人的には、ここは打撃で思いっきり決着をつけてほしいですね。

最後に

実は大晦日に書いていて、本当にギリギリになってしまいました…
格闘技が好きであるが故に色々書きたいと思ってしまい、1つの記事を書くのに、時間と労力をかなり使っているなと自分でも思います(笑)
恐らく来年もすぐに書きたい内容がいくつかあるので、それについても色々時間があるときに書いて出したいなとは思っています。
今回のサブタイトルは仁義なき戦い。有名な映画のタイトルから選ばせていただきましたが、まさに今回紹介した4カードはまさにそのサブタイトルに相応しい背景・構図になっていると思います。
皆さんは大晦日のRIZINは見ますか?それとも紅白とかを見るんですかね?
個人的にコンプライアンスが厳しくなった地上波テレビについて、面白みがなくているなと年々感じます。ガキの使いやあらへんでの笑ってはいけないシリーズなんかは特になくなってはいけない年末番組だったと思います。
コンプライアンスは見る人が不快にならないように規制するものではありますが、同時に面白さを失わせる要因にもなっていると思っていて、正直今はAmazon Prime Video、Netflixなど配信サービスもあり、番組を超えて何の媒体で見るのか、どのプラットフォームを使うのかという部分まで選ぶ時代に入っているため、テレビ・地上波を見たいと思わせるには多少の過激な内容やそれを上手く面白いようにまとめあげる技術が必要になると思います。
自分は既にテレビからほとんど離れてYoutubeを見ていて、大晦日もRIZINを見て年を越したいなと思っています。
では、こんな感じでまた次回の記事でお会いしましょう~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?