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居場所 —あとがき—

『居場所』をすべてお読みいただいた方、ありがとうございます。
まだの方は、ぜひ読んでみてください。


さて、私の経験をもとに書いた「居場所」は、本、部屋、人、の順で投稿してきましたが、この3つの話には位置づけがあります。


「部屋」は過去の話、「本」は今の話、「人」は過去を思い出して感じたことの話で一応この先の話という位置づけになっています。


作中では周りとは違うとか、傷ついたとか、そんな暗いことも多く書かれていたかと思いますが、前まではそれがとても自分の嫌なところだったんです。

この世から逃げたいと思うことなんてしょっちゅうでした。


でも、大学に入ってから約半年が経った今では、周りと違うことは当然だな。と思えるようになったと思います。

今でも周りとの違いで勝手に傷ついたりもしますが。

まあ、以前よりは少なくなったような気がします。

それも大学に入ったからだと思っていて、私の周りにはそう思えるような、思わせてくれるような友人たちがたくさんいます。


この先の話に位置付けてある「人」でも書いていたように、私の「周りと違う」ところは、もしかすると、誰かの居場所になれるのかもしれないと感じたこともあって、この『居場所』を書こうと思いました。


つらい経験は無駄じゃなかったと、無駄にしたくないと、少しは思うので、自分がしてほしかったことを私はしようと思っています。

ある意味、決意表明的な感じにはなっていますが、ゆるくやっていこうと思います。


「居場所」という作品はこれで完結になります。

私の書いた「居場所」が
誰かの「居場所」になれる日が来れば、私はとても幸せです。

これからも、私だから書けるのもを書いていきたいと思いますので、応援などよろしくお願いします。

梔子。


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