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小言のような詩たち

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💡小言のような詩を集めました!2分もあればサクサク読めます♪
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#駄作

祭りの後の静けさ

祭りの後の静けさ

電車の電子表示が横に流れていくのを、ただ茫然と眺めていた。

暗いと言うか、モヤのかかったような、なんともいえない気持ちの渦に飲み込まれていく感覚が、祭囃子の音に慣れていた耳に妙に纏わりつく。

最寄駅まではあと8駅。
いつもならすぐに着くはずなのに、今日は何故かすごく長く感じる。

出所のわからない消失感を何度も噛みながら窓にもたれかかって外を見た。

「私は、どこへ行きたかったんだろう。」

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少しのこと

少しのこと

ほんの少しのことでも、ほんのわずかな違いでも、違和感を持てば気になって仕方がない。

耳に纏わりつく音、花にこびり着く匂い、目に焼きつく目前の光景、砂を噛むような味、虫が歩くような感覚。

全てがどこかおかしいのだ。

この感覚が、本当に感覚器から伝わってきた信号なのかすらを疑う。偽造された信号が、何か空の方法を使って脳に送られている可能性だって必ずしもないとはいえなさそうじゃないか。

聞こえた

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