日本画の絵の具で現代のイケメンを描く木村了子さんが最高すぎる!千年続く日本のアイドル文化
日本画の絵の具と手法で、イケメンを描くアーティスト、木村了子さんがおもしろすぎる!
日本橋三越の企画展「数寄景」を見にいきました。木村了子さんの作品はこちら。
お寺に飾ってありそうな立派な屏風。
よく見ると..
イケメンが描いてある!!
浮世絵とも女性誌の漫画とも違う、絶妙な顔つきだ。
展覧会にあった、木村了子さんの自己分析テキストが最高。
当方、茶道の家元(仮)を名乗りつつ、じつは激しくジャニヲタでもあります。
よく周りから「ジャニーズばっかり見て面食いだから結婚できないんだよ。」
とディスられるのですが、「違う!違うんだよ..別にリアルな世界では顔面偏差値なんて気にしてないよ..」とモヤモヤしていました。
しかし、木村了子さんのこの文章が、モヤモヤをすべて解決してくれました。
勝手に意訳すると...
●イケメンは恋愛対象ではない
●イケメンはリアル男女の中間、架空の存在
●イケメンは、性別も違い、すげー年下、ビジュアルも美しすぎて非現実的..圧倒的な他者なので、恥ずかしいポーズとってても平気
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マダムが息子より年下の羽生結弦選手の演技に泣いたり、アラフォーの当方が中学生ジャニーズJr.が水着でずぶ濡れのステージを双眼鏡でガン見してるのも、「圧倒的な他者」だからでしょう!
●イケメンは夢もトラウマも与える存在
●日本は、ブッダもイケメン扱いする文化風土
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昔、男子の京大生が美しすぎる仏像にチューしようとして転び、仏像が大破した事件を思い出しましたw
● イケメンは圧倒的な他者なので、ディスったり飽きて捨てることもできる
↑東出の不倫バッシングなどw
● かと言って、ただの鑑賞物ではなく人間性も気にする!
↑東出の不倫バッシングなど(2回目w)
●架空の存在に、勝手に愛情を注ぐこと自体が生きる喜び
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日本のジャニーズやイケメン文化は、長い歴史の中で出てきたことを再認識
コロナでイケメン北海道知事に熱狂したのも、日本文化の流れだったとしみじみしました。
人生について深い教えをくださるブッダですら、「圧倒的な他者」としてアイドル偶像にしたてて消費してしまう日本文化。
ってことは、日本のアイドル文化は千年前からあるといえる!
アイドル文化は根深く日本文化に色を染めてるといえる!
さすが極東オブ極東の島国。こじらせ満載、一筋縄ではいきません!
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