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親の心子知らずとは、このことなのね。

のどが痛いと、目をこすりながら起きてきた娘さん。
季節の変わり目、どうやら風邪のようです。

あれほど暖かくして寝ろと言ったのに。
母は激おこプンプン丸だけど、
ガミガミ言いたくなる気持ちを押し殺しました。
朝から小言は避けたいものです。

休みたそうにしているけれど
学校には行ってもらいます。
休ませません。


娘は薄着して出かけました。

そしたら、午前10時ぐらいに、カカオトーク(日本のLINEみたいなもの)がスマホにピンポーン。

娘:早退したい。

母:なんで?

娘:体がつらい。早退しちゃだめ?

母:保健室に行きましょう。

娘:保健室に行ってもやることない。

母:保健室で寝ましょう。

娘:保健室に行ってもやってくれることない。早退しちゃだめ?

母:保健室に行って寝ましょう。

娘:早退させて~~

母:汗をかいてすぐ寝ないからです。がんばれ。

娘:早退させて…………

これでメッセージ終了。
返答なし。

ここから私の後悔の気持ちが始まるのでした。

やっぱり早退させたほうが良かったかなぁ。
熱が出てきたのかな。
給食は食べられたかな。


気になりメッセージ送ります。

午後1時
母:お昼たべたか?
娘:…………

午後1時30分
母:大丈夫か?心配しています
娘:…………

返信来ず。

もしかして友達の家で寝てるのかな?
変な妄想が始まってしまいました。

午後4時
娘:少し遅くなる。学校が遅く終わった。

母:大丈夫?心配しています。

娘:…………

返信来ず。

結局、午後5時30分に『のどが痛い』と言いながら帰ってきました。
結局、友達と遊んで来たのでした。

なんだ!元気じゃん!

あのソワソワ、心配した私の気持ちは何だったのでしょう

子供は、母親の気持ちを知らないのでした。

そんな子供時代をみんな過ごして、親になるのでしょうね。









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