女の子だったから、病院に来なかった義理の母。
3月3日ひな祭り。女の子の日ですね。
こちら韓国は男の子、女の子、別々にお祝いすることなく、5月5日にひとまとめにして子供の日を祝います。
30年前までは血筋を守るために男の子を産むことが嫁の務めだった韓国。そのため妊娠32週以前に性別を教えることは法律で禁止されています。なぜかというと、男の子でないと分かると残念な選択をする人もいたそうで、その防止のためです。
また男の子を授かるまで産み続けたり、子供ができない嫁は離婚されたり、第2婦人を迎えたりもあったと聞きました。
女性は子供を産む道具か、と怒りが沸きあがってきますが落ちついて…………昔の話です。
今は男の子を望む家は少なくなったみたいですけど、友達は3人目も女の子で、義母は出産後、病院に来なかったそうです。
ピえ~んですよね。
でも、友達の義母は90歳近いので、その年ぐらいの方たちにはまだ男の子神話が残っているみたいです。
ここ数年、出生率がどんどん低下している韓国。しかも、結婚しない人も多いので、子供が結婚してくれるだけで万歳三唱する、韓国の親御さんです。
「絶対男の子を産め。」なんて贅沢なこと言えるはずもありません。
それに最近は息子より娘が良いという人も多いです。結局、息子はお嫁さんのほうに行っちゃいますからね。
2021年の現在も、産婦人科ではストレートに性別を教えてくれませんが、「ピンクの洋服を準備してください」「前に何かが見えますね。」と、さりげなく言ってくれるらしいです。
そして、女の子だったから病院に来なかった義母。女の子の孫もよくかわいがってくれるそうです。
めでたし、めでたし。
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