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銀座通りはグローバルだから面白い (ほぼひとりごと(10月2日(火))
(夕方の銀座通りを京橋側から写した写真です)
昨日ほどではありませんが、歩くと結構汗が出るような晴天の火曜日、秋と夏が綱引きをしているようです。早く涼しくならないかなと思った酷暑の日々ですが、いざ涼しくなると、寂しさを感じます。ある時には感謝せず、なくなると恋しくなる。いつもながら、勝手な日々を過ごしています。
20年以上前、ニューヨークに引っ越した時、街を歩いている人が多種多様なのに、驚きました。メルティングポット、人種のるつぼと言われているくらいですから、当時の日本とは比べ物になりませんでしたが、今の銀座を歩くと、中国語だけでなく、いろいろな外国語を聞くことになります。
移民を受け入れるかどうかとか、外国籍の人が看護師など資格試験にチャレンジしても、言語の問題もあって、合格率が低いとか、バリアの話もたくさんありますが、コンビニや飲食店をはじめ、いろいろな国の人が働いています。少なくとも、この点では、鎖国ではありません。
海外との交流が活発になり、LCCやスカイプなどによって、距離と時間が安価で克服されることになり、ボーダーレスが現実になっています。銀座の街角で、日本語を聞くことが珍しい時間帯もあります。ニューヨークの遅れること、何十年以上ですが、銀座も確実に追いかけています。
ニューヨークのフィフスアベニュー、ロンドンのリージェントストリート、シンガポールのオーチャードロードなど、世界的に有名は目抜き通りと比べても、銀座通りは魅力があると思っていました。世界のより多くのみなさんに銀座通りを感じてもらえるのは、うれしいことだと思っています。
いつの間にか、銀座も、日本も、事実上のグローバルになりつつあります。覚悟も準備もないままです。おもてなしという抽象的な言葉一本やりではなく、外国人とどう付き合うかに直面することになりました。7年もニューヨークに住みましたが、英語で話しかけられるとドキッとしてしまいます。
いろいろな人がいれば、いろいろなことが起こります。決して良いことばかりではないとは思いますが、何事もないよりは、ずっと面白いと思います。平日の銀座通り、休日の銀座通りを、行ったり来たりするだけで、楽しくなること請け合いだと思っています。肩の力を抜いて、歩いてみませんか。
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