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Giveって、俺得!(1)

こんにちは、林潤です。大学生です。

Giveすることの利点について書いていきたいと思います。
今日はまず、Giveとは何かについて書きます。

そもそもGiveとは何か

giveの語源について調べると、

ゲルマン祖語gebana(与える:手渡す)

が元になっているそうです。相手に何かを与えるということが元になっていて、この語源はgift(贈り物)と同じなんだとか。

また、よく聞く言葉に、give and takeがあります。辞書で引くと、

give and take …公平にやりとりする、互いに譲り合う、意見を交換する

とあります。つまり、「一方がもの・情報・権利・意見などを与えて、それに対し相手からも同じように何か受け取ること」と言い換えられます。

giveとgive and takeを比較した時に生まれる違いとしては、相手から見返りがあるかどうかになります。

なぜそんな当たり前のことを説明したか。それは、自分ではgiveのつもりでも、実はgive and takeが前提のgiveをしてしまっていることが多いからです。

実はそれ、Takeかも?

例えば、「友達にプレゼントをあげる」という行為は、giveです。ですが、「プレゼントあげたんだから、お返しがあって当然だよね」はgive and take前提のgiveです。これは、良い悪いの話ではなく、違いとしての話です。

相手が心の中で思っていることは、実際にはわかりません。何かしてもらったとしても、それにお返ししたいと思うかどうかは、自分では操ることも出来ないし、相手次第の問題になってしまいます。

今回定義するgiveは、見返りを求めないものです。「自分が相手に与える」だけを指しています。

というのも、give and takeを前提にしていると、思ったような見返りがなかった時に、自分としても嫌な気分になりがちだったり、相手との関係が拗れてしまったりします。

なので、コントロール出来ない見返りのことは何も考えず、ただ与えるgiveについて書いていきます。

Giveが損とは、限らない

でも、そんなgiveは損になる、という考え方もあるでしょう。実際、ことお金については、ただ与えているだけでは、自分のお金が少なくなっていきますし、何か物やサービスを購入した際に、対価に見合わないと感じれば、損になることもあるでしょう。

それはゼロサムゲームの考え方とも言えます。ゼロサムゲームとは、経済学の中の用語で、「誰かが得することで、誰かが損している。」というゲームのことを指します。確かに、誰かにお金をあげれば、その分自分の持っている金額は少なくなります。

しかし、精神や知的財産だと話は変わってきます。お互いに話していて、お互い楽しくなったり、すっきりしたり、一緒に泣いたりと、誰かの感情が高まったからといって、他の誰かの感情が失われることはありません。

だから、誰かを喜ばせたからといって、自分が悲しくなることはありません。まあ、それはそうですよね。


さて、次はなぜGiveすることが得なのかについて書いていきますが、続きは明日の記事で書きます。お楽しみに。


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