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こどものこころで、せかいをみる

星の王子さま

大好きな本がある
「星の王子さま」だ

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった
 (しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない)」

そんな言葉が、物語の前に書いてある。

大人の目、こどものこころ

はじめはみんな子どもだった。
他人との関係の中で評価が生まれるせいか、
みんな「成果」を追うようになる。

幸せの物差しは、
「金」「地位」「名誉」
どれも目に見える形で表されるものばかり。
こうして並べると、漢字ばかり。

こどものしあわせのものさしは、
「たのしいこと」「うちゅうひこうしになること」

目に見える形の評価を求めてない。
外からの評価なんて関係ない。
自分の心から湧き出る気持ちが大事だった。

「私の夢は大企業の経営者になって、社会に変革を起こすことです」
「ぼくのゆめはパイロットになること!」
どちらが良い悪いじゃなく、異なるところが沢山ある。

大切なものは、目に見えない

星の王子さまは、
「大切なものは、目に見えない」と言った。

こどもは、こころの目で見えているけど、
大人にはそれが見えない。

ビジネスだって、
結局は目に見えない理念や感情がすごく大切で、
でもこれが難しいと悩まされる毎日。

大人になってしまった自分も、
大切なものが見えなくなっているだろうなあと思う。

こどものこころで、せかいをみる

今日、動画を初めて作った。
動画制作はとても楽しく、終わった時の達成感はひとしおだった。
そしてコミュニティに投稿して、作った動画を公開した。
でも、その時自分の中に、恐怖心があったのだ。

「自分ではめっちゃ良いって思うけど、
        他人からしたら意味わかんない作品かもしれない」
「何か批判されたりしてたらどうしよう」

まさに大人の目で「いいね」の数を見て、
大人の思考で他人からの評価を気にしていた。

仕事として、事業を成立させるために、評価されるものを作る。
これならばそのような、現実的視点も必要になるだろう。

でも、そうでもなく、自分の作った作品を、
他人からの評価を怖がって、
自分自身が評価してあげられなくてどうするのだろうか。

これは、私の表現。
私なりの作品。
どうぞ、旅立っておいで。

そうやって送り出してあげられなかった自分が、
なんだか恥ずかしくなった。

上手くなくていい。
こどもだってたくさん失敗を重ねて強くなる。

だからぼくも、
星の王子さまみたいに、
こどものこころで、せかいをみようとおもう。

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