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サックス漬けが、デザイナーを志すまで

前田デザイン室に入る

3日前に「前田デザイン室」に入った。
これは1週間前の自分にも想像がついてなかった。
でも、入って正解だと心底思う。

前田デザイン室の方への自己紹介を含めて自分のことを書いていく。
今一番怖いのは、過去のnoteを見られること。
前デの人には、やばいやつだと思われるに違いない。

自己紹介 忙しい人向け

少し長めなので、ここで自己紹介を簡潔に。
・林 潤と言います。
・サックスばかり吹いてきた人生でした。
・大学を留年しています…。
・他人が幸せになることが好きです。
・前田さんとのLINEで入会を決めました。
・今はUI/UXデザイナーを目指しています。

こんな感じですが、もしお時間があれば、
過去の話に、お付き合い頂ければ幸いです。

サックス漬けの中高時代

「中高一貫男子校吹奏楽部」
6学年集まっても40人に満たないその部活で、
熱意のある同期に恵まれて、1日中楽器を吹きまくる6年間になった。

「伝説の代」と言われる程だったし、
この6年間は、一生忘れられない思い出である。

大学も、吹奏楽部で選んだ。
人数が多い大学の吹奏楽部は、夢のようだった。

シャイな学年責任者

大学の吹奏楽部は、人数も多かったが、
同期の中で、部に懸ける思いは際立っていた。

そして入って9ヶ月で、学年責任者を務めることになった。
後に部長になることが決まっている。

しかしこれが、地獄への引き金だった。

責任者なんて、やったことがなかった。
基本的にシャイボーイ。友好関係は「狭く、深く」だった。
その男が、男女入り乱れ、そして大人数の
忖度の塊のような話し合いを取りまとめることは、容易ではなかった。

部長になって、そのストレスは激化していった。

部長という名の空っぽ

「同期」「監督」「指揮者」の衝突。
同期の意見と、監督の意見との板挟み。
指揮者からは怒号を食らう日が続き、部員からの反感も大きかった。
リーダーという意識はなく、仲介者役にしか思えなかった。

「なんの為に生きているんだろうか」
そう思う日々が、1年以上続き、薬に頼らざるを得なくなった。

引退する最後の演奏会も、
大きな感動もなく、ようやく終わったという気持ちもなく、

色んなものが混じり合いつつ、
心に大きな穴がぽっかり空いている。
そんな感じだった。

引退後の涙

でも引退して、後輩たちから、沢山メッセージをもらった。
沢山のありがとうをもらった。

どんなに辛い時も、サックスを吹いている瞬間は楽しかったし、
パートのメンバーとは、とても仲が良かった。

そんな幸せな瞬間を、自分は「辛い」という思いで、
どれだけかき消して来てしまったのかと思うと、
涙が出てきた。

その時から、変わり始めた。

意識の高さの矛盾

将来自分は何になりたいか、わからなかった。
プロのサックス奏者として食っていくのは難しいと悟った。

怠惰と、部活と、精神的なものとが重なって、留年が確定した。
絶望感が漂う中で、箕輪編集室に入会した。

そこには意識の高い学生が集まっていた。
自分もビジネス書や哲学書を読むのが好きで、
いいコミュニティだなと思った。

でも、企画を起こしたり、人を巻き込んでいくと言うのは、
苦手意識+部長のトラウマから、どうもできなかった。
「そんなことではいけない」
そう思う度に、どこかで無理している自分に気づいていた。

プログラミング、そしてデザインへ

これまでのサックスを抽象化して考えた時に、
「感覚的なこと」「表現すること」
が好きだなと思った。
そして、若者という利点を活かそうとも思って、
プログラミングを始めた。
コロナウイルスの自粛期間も重なり、1ヶ月程ずっと勉強していた。

その中で「Webデザインって面白いな」と感じた。
人に世界観を伝えるWebサイトを作るのって、
すごく音楽とも似てるし、楽しそうだなと思った。

前田さんとの出会い

みの校というものの中で、前田高志さんの授業があった。
前田さんはすごい人、というのだけは知っていた。
そしてデザインに興味を持ち始めた自分にもってこいの授業だった。

その中で前田さんが仰っていたCHIPが、心に刻まれた。

「仕事は自分事にすると勝てる」

まさに自分は、
どこかで他人事にばかりしていた。
部長の仕事なんて、いつも他人事だった。
その言葉がすごく腑に落ちて、前田さんが好きになった。

そして、その日に「寝る前LINE」のツイートを見て、
前田さんにLINEしてみた。

返信が返ってきて、
距離感の近さに、グッと心を引き込まれた。

そして、UI/UXデザイナーへ

そして、デザインに対して色々調べていくうちに、
UI/UXデザインの面白さを知った。

スマホでスクロールした時に、
「いかに快適に、違和感なく使ってもらえるか」
その設計が、緻密になされているのを知って、感動した。

自分自身、リーダーシップはないものの、
他人が幸せになる為に何かやるのは好きだった。
前デの自己分析でやったホロスコープでは、
「柔軟宮」と「水」が圧倒的に多かった。

そして、プログラミングを勉強していて、
デザインに興味がある。

そして、前田デザイン室に枠が空いている。

完璧だった。
もうこれしかないと思って、
UI/UXデザイナーを目指すことを決め、
前田デザイン室に入会した。

前田デザイン室に入って

「仕事とは違うことをする」
その存在理由と、前田さんの人柄や世界観から生まれた、
この「前田デザイン室」は自分にとってぴったりだと思っている。

他の人のnoteを見ると、少し似ているような人もいたりする。
そして、「いいね」を付け合いまくる文化。
これは本当に嬉しいし、前向きになれる原動力になっている。

「Give,Give,Give」のUI/UXデザイナーを目指して頑張っていこうと思う。

本当は、その先に、アーティスト兼デザイナーという道を考えているけれど、その話はまた今度。

読んで下さってありがとうございました。
また長くなってしまった…。

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