話が上手な人には〇〇がある!
こんにちは、わたしです。
こんな記事を見つけて、ふむふむと読んでいました。
ちょうど人前で話す機会を与えて頂けることになったのもあり、とても興味深く読ませていただきました。
今回は、文章からちょっと離れて、口頭での表現「話す」に注目したいと思います。
実際にこんな出来事があった
わたしはとあるゲームコミュニティの管理人をしています。
規模はそんなに大きくなく、来るメンバーもだいたい同じ顔触れです。
その中である日サーバー内イベントをやったあと、ゲームは終えてメンバーで雑談会が行われました。
いつも話しているメンバーなのですが、その中のおひとりから「わたしさんの話をもっと聞きたい」とご要望をいただきました。
特別な話をしているわけじゃありません。
日常であったこと、日々考えていることを話しているだけです。
ただ、それが面白いと言って貰えました。
定期的にやって欲しいと言われたので、その声をかけてくれた人とわたしの都合がつくときに、集まって喋る会をやることになりました。
面白い話、つまんない話ってなんだろう?
「雑談力」なんて言葉にもいろんな意味が含まれているなと感じています。
主にビジネス界で使われる「雑談力」は「話を引き出す力」とイコールに扱われているようにも感じます。
わたしも元々は「相手に楽しく話してもらう力」を磨こうと頑張っていました。
話題の振り方や相槌など、気持ちよく会話を相手が続けてくれる方法を考えていました。
しかし今回わたしが求められているのは、ラジオやインターネットの配信者のような「話す力」です。
もちろん相槌を打ってくれる方や、会話をしてくれる方もいます。
ただ、聞き専(マイクをオンにせずミュートで聞くだけの人)で参加する人や、テキスト参加の人もいます。
本当に配信者のような気持ちで話をしていかないといけません。
一方的に話すのであれば、面白い話をする方が当然好ましいです。
そのため、わたしは「面白い話」や「上手な話し方とはなにか」を考えたのですが、まずは最低限「聞いてて不快な話」や「つまらない話し方」にならないように、そっちから研究しようと思いました。
面白い話にあって、つまらない話にないものな~んだ!?
結論から言うと、つまらない話には「隙」がないというのが、今のわたしの考え方です。
隙というのは、俗っぽく言うと「ツッコミどころ」のことかなと思います。
これは、単純にボケろと言っているのとはちょっと違います。
例として、こんなシチュエーションを思い浮かべてください。
「とあるお菓子メーカーの二大巨頭、きのこ・たけのこについて雑談している」というシチュエーションがあるとします。
チョコレート菓子についての雑談ですが、ネットの流行としてしばしば「戦争」と呼ばれる熱い議論が行われている(という設定)をよく見かけます。
ここで、わたしの思うつまらない人は下記のようなことを言ってしまいます。
「そりゃ、きのこの方がいいでしょ、だってきのこの残りでできたのがたけのこなんだから、たけのこはきのこがいないと成立しないの。わかった?たけのこにきのこなしで存在するルートなんてないの」
※これ一度耳にしたので例にしたんですが、調べてみると事実ではなさそうです。
しかし、ここではこれが事実だったとして話を進めたいと思います。
ここでのつまらない人は、事実を用いて相手を論破しようとしています。
これが重要な会議の場で、その人の言うことの信ぴょう性が高く、相手を納得させる必要がある場合では有効かもしれません。
しかし、この今想定しているシチュエーションは、論破ではなく雑談する場所です。
このあと相手からの発言に聞く耳を持てる人ならまだ楽しく話ができますが、わたしが今まで出会ってきたつまらない人は、自分の主張を隙なく固め、相手の話を一切聞こうとしません。
こういう隙のなさは面白くない話し方になるかなと思います。
では、隙のある話し方はどうなるか?
わたしは「きのこたけのこ戦争」の話を振られるといつもこう返しています。
「きのこ?自立もできないくせに、たけのこに勝とうとしないでほしいわね!」
ここでは「チョコレートの味のはなしをしているのに、なぜ立てるかどうかの視点で話しているんだ?」とツッコミどころを提示しています。
きのこ側もきのこにできて、たけのこにできない「チョコレート菓子であることが関係ない新たな側面」を探すことになり、話題が広がるのではないかと考えています。
そして最後にこれがわたしの一番の本音なのですが「わたし、チョコレート食べないんだけどさ」と落とすのがいつもの流れになっています。
全員を笑わすなんて難しい(ほぼ無理)
お笑いの祭典「M-1グランプリ」でも、なぜこれが優勝したんだ?なぜこっちの方が点が低いんだ?と話題になることがしばしばあるかと思います。
わたし自身も「これウケてるけどわたしにはわからんな」と思うことがよくあります。
なので、今回わたしが考える面白いはなし、つまらないはなしにも当然、合う人・合わない人がいると思います。
それを踏まえてわたしが話をするときは、オンラインだとは言え、できるだけ相手のリアクションを見て「この話はもっとしていい」「この話は伝わっていない、やめよう」とその場で戦術を変えていく必要があります。
この、相手の顔を見ながら話を広げるかたたむのか見極めるのも非常に難しく、それができるようになるとさらに「この人面白い」になるんだろうなと思います。
話を聞いてくれる人がいる幸せ、一緒に笑いあえる幸せを噛みしめながら、今日も雑談会いってきます。
noteでも面白い記事が書けるようになるといいな。
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