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【イベントレポート#19】地域で活動する事例から学ぶ2024年6月・7月


活動をまとめてレポート

 学生起業チャレンジコミュニティの6月と7月の活動は、地域で活動する方をゲストにお迎えして、実際の活動事例から学ぶ活動を行いました。
 今回はその様子をお届けします。


6月の活動は、慶應義塾大学・長谷部葉子研究会の活動事例から学ぶ!

活動紹介の様子1
活動紹介の様子2

 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程1年生/合同会社あしたの学校の吉田悠馬さんから、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス・長谷部葉子研究会の活動で取り組んでいる

 「教育」から取り組むソーシャルトランスフォーメーションのカタチ – 地域との協働で構築する関係性のサステナビリティ –

についての内容と事例についての紹介がありました。研究会の特徴としては、主に[教育]と[地域]をテーマにした活動が多いこと、個人研究ではなくプロジェクト研究という形で、現在も複数のプロジェクトを動かしていることということでした。
 学生がそれぞれ好きな地域と取り組みたい課題を決めて、バリエーション豊かなプロジェクトを進めています。その活動テーマは日本国内だけにとどまらず、外国にも広がっています。
 吉田さんからは、現在進めようとしている「八戸プロジェクト」についての紹介がありました。地元八戸への思いを胸に、2023年3月から活動をスタート。その後、活動を重ねながら、慶應義塾大学の学生を巻き込み、地元の人たちとの繋がりを増やしてきました。
 将来的に学生が戻ってきたくなる・戻ってきやすい地域環境作りを目指して今年度は拠点を作って活動を進めていくとのことです。学生メンバーの中には連携できそうなグループもあり、今後の展開が楽しみです!(記事:野田コミュニティマネージャー)


7月の活動は、五戸町・八戸圏域を中心に活動する木村さんから学ぶ!

活動紹介の様子1
活動紹介の様子2

 一般社団法人わのまち代表理事の木村優哉さんから、先輩起業家として講話をいただき、その後は各プロジェクトに個別でグループトークを行いました。
 まず木村さんが起業に至るまでのお話は、学生たちにとって身近な事例になりました。木村さんは大学時代からまちづくり活動に参加し、多くの繋がりを作ってきたようです。
 地域ベンチャー留学に参加し、福井県の企業との出会いで価値観が変わり、その後も八戸を中心に地域の人たちから生き方を学んできたというお話しがありました。
 大学卒業後は一般企業に就職しましたが、「自分を育て、導いてくれた地域に恩返しをしたい」という想いから、観光まちづくり会社の株式会社バリューシフトに転職。そして現在の法人を立ち上げて事業に挑戦しています。
 一般社団法人わのまちは、つながる・応援しあう・挑戦することで人が輝く社会をつくるというビジョン、地域で活動することが「イケてる!かっこいい!」という文化をつくるというミッションを掲げて、現在は五戸町のユースセンター(10代のサードプレイス)事業と教育支援事業を展開しています。
 最初は小規模の受託から始まり、事業計画書を一生懸命に作成して大きな資金を調達できたエピソードは、これから起業を考える学生たちにとって大変参考になるお話でした。
 その後のプロジェクトごとのグループトークでも、若者の居場所づくり、学習支援、八戸特産品のブランド化というテーマから、木村さんが得意とする分野ということもあり、それぞれ話が盛り上がっていました。次回、個別にミーティングをするグループも出たようです。木村さん、ありがとうございました。(記事:井上コミュニティマネージャー)


次回の告知

 次回は8/20(火)に丸一日使って、南部町でフィールドワークを行います。次回のレポートもお楽しみに!

 参加希望の方やこのコミュニティ活動に興味のある方は、SNSまたは下記の連絡先までメッセージください!

8サポ起業支援プラットフォーム
-8サポmeets-
運営事務局
contact@8sapo-meets.com

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