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【イベントレポート#13】経験をシェアする!ネットワーキング2024. 5.10(金)


5月は経験をシェアする会!

 新ビジネス創出コミュニティの2024年度5月の活動は、「未来に繋げるためのビジネス作り」を軸に、社会や地域の課題をビジネスで解決する手段を学ぼう!というテーマで経験をシェアするネットワーキング会を開催しました!2名のメンバーが昨年度に参加した、社会起業家発掘・育成プログラムの経験談を聞きながら、自分が取り組むビジネスについてのイメージや解像度を上げていく時間になりました。その様子をお届けします!

開催場所:炭火焼き 旬の料理 田夢ら(八戸市三日町38 花小路ビル2F)
記  事:コミュニティマネージャー 野田賀一


このコミュニティで取り組むことは何か?

 冒頭で、野田コミュニティマネージャーからこのコミュニティの取り組みについて改めて説明がありました。最近のニュースでも、県内の消滅可能性自治体が35市町村に及ぶという報道があり、八戸圏域もその中に含まれていました。具体的な数値として、八戸市が公表している2060年の市内人口は12万人になるという試算が出ています。
第2期 八戸市まち・ひと・しごと創生総合戦略参照
 今後、あらゆる面で人口減少がもたらす影響が予想されます。

 ただ、人口減少の話題は突発的に起こったものではなく、既に何年も前から提唱されていたことです。人口は増えることもあれば減ることもあります。増え続けることが課題を発生させないかというと、そうでもありません。
 食料の供給問題やエネルギー不足、活動が活発になることによる環境汚染も、今よりも酷くなるかもしれません。
 大切なのは、そういった"現象"として現実を受け入れ、未来に向けて何をやっていくかということです。不平不満を言っているだけでは何も変わりません。少しでも我々の子供世代に明るい未来や希望を残したいという思いで、このコミュニティを運営していきます。

 具体的にこのコミュニティでは、地域の課題解決と経済合理性を両立させるビジネス作りに取り組みます。そのビジネスが営利団体でも非営利団体でもどちらでもOK。事業として継続出来ることが重要と考えています。


地域の課題解決と経済合理性を両立させるビジネス構築とは?

「では、そういったビジネスはどう作るのか?」ということで、実際にコミュニティメンバーのお二人が経験した社会起業家発掘・育成プログラムについてシェアいただきました。

発表の様子

 短期集中プログラムの話は非常に内容が濃く、合宿ではとことん自分と事業に向き合い、夜も寝る時間を惜しんで取り組んだエピソードが語られました。また、1on1メンタリングでは客観的な意見をもらい、自分とは異なる観点からの質問で深層心理にあるが言語化できていなかったものが炙り出され、非常に良い経験になったとのことです。

 どちらも「あなたはどの社会課題に取り組むのか?」を必ず盛り込むことが要求され、それを踏まえた事業モデルやストーリー作りが大変だったと話されていました。
 また、お二人に共通して出ていたのが、起業という手段で事業作りに取り組む際の自分の軸を確立することの重要性でした。
 具体的には、「なぜやるのか?」「何をやるのか?」という問いに対する答えを明確にすることが不可欠だということです。

「なぜあなたは起業という手段でその課題解決に取り組むのか?」
「どういう方法で実現させるのか?また、それをあなたが実現できる理由は何か?」

 来月の活動では、この軸を確立させるための活動を行います。それを踏まえて、取り組む課題やターゲットを設定し、ビジネス構築を進めていきます。
 コミュニティ活動への参加メンバーを随時募集しています。活動内容に興味のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください!


コミュマネの感想

▶︎野田
 コミュニティの有用性の1つが、今回のような知識・経験の共有です。自分では体験していない事も、体験者の感情の機微も含めた話を聞く事でイメージが湧きます。また、話を共有することで、発表者も自分の考えや意見をまとめる機会となり、双方にとってメリットのある活動となります。
 これから立ち向かう課題はこれまでの積み重ねから生まれたもので、一人では実現しきれないことの方が多いと予想されます。そんな時に、信頼・相談出来る仲間のありがたさを感じるでしょう。活動以外でもメンバー同士や起業家との紹介・マッチングも行なっています。このコミュニティ活動が原動力の1つとなって地域が盛り上がっていければ嬉しいです。


次回の告知

次回は6/16(日)に活動を行います。
参加希望の方は、SNSかまたは下記の連絡先までメッセージください!

8サポ起業支援プラットフォーム
-8サポmeets-
運営事務局
contact@8sapo-meets.com

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