水星逆行中にひろい集めるもの
現在、水星が絶賛逆行中。
今や有名になった水星逆行で、パソコンのバックアップを取った方がいい、電車が遅れるから時間に余裕を持って!と言う人も多いし、わたしも実際にそういうことを書いたことがある。
もちろんそれは正解で、わたしもバックアップ取ってるし、いつも遅れる東京の電車がさらに混乱する可能性もあると思うから、スケジュールに余裕を持つようにしている。
その備えに加えて、わたしは友人とのやりとりなどを見返したり、ご無沙汰の人に連絡を取るようにしている。
久しぶりに連絡をとったことでもらったギフト
ずいぶん前、まだ若かりし頃(笑)に夢を語り合った友人がいて、Facebookでは繋がっていたけれど(いつどうやって繋がったのかの記憶はないのだけど)全くやりとりをしてなかったのだが、5年程前に思い切ってメッセージをしてみた。
出会った頃はお互いに会社員。仕事を通して出会ったけれど、その頃はお互いにベトナムが大好きで、意気投合して休みの日もベトナムの何が好きか、自分は何をやりたいかを朝まで語り合った。
わたしが会社を辞めるときだったか、彼が辞めるときだったか忘れたけれど、「一緒に何か(事業を)やらないか」と誘いを受けた。
しかし、わたしは母が生きているうちは仕送りをせねばならなかったため、安定収入を得られる会社勤めを辞めるわけにはいかなかった。一緒にやればおもしろいことができるのはわかっていたけれど、彼がやりたいこととわたしがやりたいことが同じとは限らないし、彼のやりたいことにのっかるわけにはいかないという気持ちもあってお断りした。
5年前に連絡を取ったとき、彼は立派に社長として会社を切り盛りしていて、なんだかわたしまで嬉しくなった。彼は、わたしに声をかけたことなどとっくに忘れているかもしれないが、その時、自分の会社で作ってくれたものを贈りたいと言ってくれた(届いてないけれど。たぶん、これも忘れている。笑)。
しかし、誘いを断ったにも関わらず、自分の事業の立ちあげメンバーだと言ってくれた。この言葉は、わたしへのギフトだった。過去のわたしにとっても、その頃のわたしにとっても。
そしておもしろいことに。あのときわたしが「のっかるわけにはいかない」と思ったことを、やろうとしている自分がいて自分でも驚く。
久しぶりに連絡を取ったあの日がきっかけだったのかはわからないけれど、あれから流れが変わって来たのかもしれない。
2年半前のおしゃべりが芽を出す
そして今回の水星逆行中のできごと。
2週間ほど前に久しぶりの友人から連絡があり会うことに。
水星逆行中でなくても、久しぶりの友人と会うことはあるけれど、今回の再会は非常におもしろいものだった。
2年半前、わたしが引っ越す前に、その友人を含めて4人で旅行へ行ったのだけれど、その時の車中で「こういうことやろうよ、おもしろそう。」「それやるなら、こういうことしたらどうだろう?」と盛り上がった“ただのおしゃべり”が、現実になりそうな…というか、実現へ向けて動きだそうとしていた。
友人と出かけた後のお茶タイムはほぼブレストタイムとなり、とても盛り上がった。
滞っていたプランに風穴をあける水星逆行
今回の話と昔の話とが繋がるのが、どちらも、わたしがやりたいと漠然と思っていたこととリンクする部分があるということ。
いま、水星はわたしの6ハウス(仕事のハウス)を逆行中だ。
今回の友人は、占星術のことなど知らないし、たまたまその数日だけ東京にいただけで、何かをやろうってときに、わたしのことを思い出してくれたのだと思うけれど、この流れはとても興味深かった。
「これやりたいな〜」と思っていてもひとりではなかなか進まなかったりする。自分のことは後回しにして他の仕事を優先させたりして。
それが、第三者により風が送りこまれることで、動き出す。
昔、通ってきた道に「おいてきた石」を道をさかのぼって拾い上げるような、そんなことが水星逆行中には起こる。
水星逆行中に、この「おいてきた石」のことを思い出して、その石のことを知ってる人に連絡を取ってみて欲しい。何かが動き出すかもしれない。
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