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私はまだ自分を知らなかった。


こんばんは。

ちょっと久しぶりになってしまいました。
今回はちょっとだけ私の話をしようかなと思ってます。


突然ですが、
みなさんはHSPというものをご存知ですか?

きっと今じゃそんなに珍しいものでもありません。
HSPとは、いわゆる
・考えすぎてしまう
・周りからの刺激を強く受けてしまう
・多方に気を使いすぎてしまう
そうでない人の何倍も繊細になってしまう特性を持った人のことを指し、最近では「繊細さん」と呼ばれています。


私がそんなHSPの1人だと気づいたのは2年前の話。
会社で考えすぎだと言われても、考えすぎなくらい考えないと自信を持って行動できなかったり。
仕事のミスをすごく引きずってしまったり。
他の人が怒られてるだけで悲しくなったり。
だから私、人に怒ることもあるんだけど
しゅんとなってる人を見ると、気持ちがわかるから
それ以上怒れなくなったりします。笑


その中でも私はHSS型と言われるもので、
めちゃくちゃ好奇心旺盛なのに、刺激を受けやすいというジレンマがあるタイプ。
これは人口の6%しかいないらしい。

まあ、好奇心がなければ写真とも
出会ってなかったのでは、、なんて思います。笑


正直、自分がHSPということを
最初は受け入れられなかったけど
よくよく考えたら、いつも自分のせいだと思ってた
さまざまな事象は「自分のせいではなかった」と気づくきっかけになったので、今は引け目なくHSPについて話すことができるようになりました。


まあなんでこんな話をし出したかと言うと、
先日同期の子とゆっくり話す時間があって、それからすごく考えてることがあるんです。


写真家の活動をはじめてから、いろんな人と出会ってきたけど、すごく芸術家的な思考を持った人と話す機会が増えて、同期の子からもそんな感じがしました。
自分はこう叫びたいんだ!っていう強いメッセージを感じるというか、訴えかけたりできるタイプ。

凄く羨ましい、私にはないものを沢山持ってる人だから。

これからの目標とか希望とか、前向きな話をしていた時に、私は何かを社会や世の中に訴えようとは思っていなくて、写真というものへの考え方がアート的なところとは少し違うんだなって思ったんです。


私が撮り続けたいのは
その人がなりたい自分に近づけるような写真
見ていると優しくなれるような写真
自信になるような、希望を持てるような写真

愛情のような写真でした。


芸術肌じゃないのは写真家として違うのか?
と悩んでいたこともあるのですが、
でもきっと、そういう考え方を持てたのは
自分がHSS型HSPで、人や周りのものが実はすんごく大好きで、そのアウトプットがなかなかできない分
それを写真に吹き込むことができたからだと
最近思うようになりました。


先日尊敬する人から言われたことなのですが
「その写真で優しい気持ちになって、
それで周りの人の考え方が少し変わったら
それは十分社会を変えることだと思うよ」

スッと納得できた。
訴えかけるだけが全てじゃない。
それができないなら、私は私なりの
人を大切にする優しい写真を撮り続けよう。
ってちょっとプラスに思えました◎


よく、HSPを理由にしちゃダメ
言い訳にしちゃダメと言われるけど

HSPは病気ではないし、自分にとっては自分を許すことができた大切な特性です。苦手なことはあるけど、
向き合い方を考えられたから、私はちゃんと調べて良かったと思ってます。


正直、ここ数年で知ったことだから
まだまだ自分のことなんてよくわかってないんだなって
日々思います。

私はまだ自分をよく知らない。

自分を確かめるようにシャッターを切る日もある。
そうやって少しずつ中身の濃い写真家になれますように。


それではまた更新します。


晴知花

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