ティーチャー大槻の発達ノート 

特別支援学級や発達障害のことを中心に書いていきます。

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最近の記事

学級でできる感覚統合運動(支援学級編)

学級でできる感覚統合運動を紹介します。 時間やカリキュラムの問題で通常学級と支援級でできることが変わってくると思います。 今回は支援学級で時間をかけながら行える感覚運動の一部を紹介します。 感覚運動は楽しみながらすることが大切です。ゲーム性をもたせたり、競ったりさせると楽しさが増すので工夫しながら取り組みましょう。 (1) タンデム歩行 【前庭感覚へのアプローチ】 ① 教室の床に養生テープを貼る(5〜6mくらい) ② 養生テープの上を前の足のつま先に踵をつけながら歩いてい

    • 成長に不可欠な「感覚統合」

      教室にこんなお子さんいませんか? 字が整わない。 色塗りが雑。 走り方がぎこちない。 すぐ気が散る。 他にも様々な課題が見られる子、いますよね。 そんな子に対して 「丁寧に書きましょう。」 「集中しましょう。」 と言っても改善は難しいです。 では、なぜそのような課題が出てくるのでしょう。 原因の一つに感覚統合がうまくいっていないことが考えられます。 感覚統合とは、複数の感覚を整理したりまとめたりすることです。 私たちは生活する中で様々な刺激を受けています。 そ

      • 不器用さとは何か?

        「あの子は不器用だから」 よく聞く言葉ですね。 「不器用」と聞いたらどんなことをイメージしますか? 飛んできたボールが取れない 字形が整わない 色塗りが苦手 プリントの角を揃えて折り曲げられない 様々な動作の課題が頭に浮かぶ人もいると思います。 他にも 人との関わり方が不器用 話すのが苦手 など、コミュニケーションの面でも「不器用」という言葉を使うことがありますね。 では、何を基準として不器用かそうではないか測れるのでしょうか。 不器用さには基準はな

        • なぜ学級経営が大切なのか 

          学級経営、難しいですよね。 ベテランの先生でも子供が変われば学級が崩れることはあります。 それでも、担任になると学級経営は得意不得意関わらずしなければなりません。 私も学級経営には力を入れています。 では、なぜ学級経営力が必要なのか? それは、子供の学習の場を確保するということももちろんありますが、 何より 定時後、早く帰宅できるようにするためです。学級経営が上手くいかなくなると、トラブルの続出です。 休み時間にに解決できるものだといいですが(それでも休憩できないから嫌

        学級でできる感覚統合運動(支援学級編)

          教員のお金の勉強〜生命保険編〜

          保険には色々な会社がありプランも様々です。 どの保険に入った方がいいかという答えは出せませんが、これだけは言えます。 保険屋の言う通りに契約してはいけないということです。 私も初任者教員として社会に出た時、保険について深く考えず言う通りに契約してしまいました。 初任の頃に加入した保険と今、加入している保険と比較すると 5年間で約30万ほど損をしました。そんな私のような苦い経験をしないで済むように、保険についてまとめたいと思います。 そもそも保険とは何かということなんで

          教員のお金の勉強〜生命保険編〜

          来年度から教師になる皆さんへ 〜今、準備するべきこと〜

          来年から教師をされる方。今、どんな気持ちでお過ごしでしょうか? 「子供たちとの出会いが楽しみだ」 と思っている人もいれば 「大変と聞くから不安だ」 と思っている人もいるでしょう。 結論から言うと「楽しい場面もあるが想像以上に大変」 と言うのが、教員になった私の感覚です。 さて、春から教員になるみなさんの中には 「今、何を準備したらいいのだろう?」と悩んでいる方もいるかもしれません。 学級経営のコツを勉強していた方がいいのか、授業の仕方の勉強をしていた方がいいのか…

          来年度から教師になる皆さんへ 〜今、準備するべきこと〜

          簡単な自己紹介

          初めまして。大槻です。 小学校教員で、現在は支援学級担をしています。 暇な時に、自分の経験や学んだことを書いていきたいと思います。 教育のことだけではなく、日常のことも記録していこうと思います。