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なぜ学級経営が大切なのか 

学級経営、難しいですよね。
ベテランの先生でも子供が変われば学級が崩れることはあります。
それでも、担任になると学級経営は得意不得意関わらずしなければなりません。

私も学級経営には力を入れています。
では、なぜ学級経営力が必要なのか?

それは、子供の学習の場を確保するということももちろんありますが、
何より

定時後、早く帰宅できるようにするためです。

学級経営が上手くいかなくなると、トラブルの続出です。
休み時間にに解決できるものだといいですが(それでも休憩できないから嫌ですが)
場合によっては放課後に引きづります。保護者対応になる場合もありますよね。

学級経営が上手くいくことで、自分の時間も作れるし子供も楽しく学校に来れるわけです。

私は学級経営が上手くいくように特に大事だと思う2つのことを書きます。

① 子供の言葉に必ず返事をする

これ、簡単なようで意外と難しいですよね。忙しくてバタバタしていても、子供は話しかけて来ます。それも大概複数人で。
話が聞き取れなかったり、1人ひとりに返事できなかったりすることもあるかもしれません。
そういう時でも適当に返事を返すのは良くありません。

大した話じゃなくてもオーバーリアクションで返す。
忙しい時は「今忙しいから、後で絶対聞くから聞かせてね」とちゃんと聞くという姿勢を子供に見せることが大切です。

「先生はちゃんと聞いてくれる」と感じれるような態度で接することで信頼が生まれます。
大人だって話を聞いて親身に考えてくれる人に頼りたいという気持ちがあると思います。
子供だってその感情は同じです。

② 間違いを素直に謝る

子供には「素直に謝るのが大切」と指導しながら、自分が失敗した時に子供に謝れない先生、意外と多いんです。

子供は教師のことをよく見ています。と同時に評価しています。(特に高学年になると)
教師が素直な姿じゃないと、子供も素直に受け入れません。
教師の行動は、子供が意識していなくてもモデルとなっています。自分が間違った時には相手が誰であっても素直に謝る姿を見せることは、立派なモデリングです。その姿自体が指導となっています。
教師は子供と友達みたいな関係はよくないですが、人として対等であるという態度で接することが大切だと思います。

以上、2つのことを書きましたが、学級経営は本当に難しいです。子供が違えば今まで通用してきたことも通用しないことだって多々あります。でも、そんな時に大事なのは、上手くいく方法を知っているよりもどのような姿勢で子供と向き合うかの心構えだと思います。
私も、完璧だと思う学級経営ができたことありませんが、崩壊したこともありません。方法なんてたくさんあります。でも、方法だけでは上手くいきません。感情や意図のない方法は愚策です。色々な取り組みをするより、上記の2つを徹底してみた方が案外上手くいくかと思います。お互い頑張りましょう。
そして、学級経営に足を引っ張られずに早く帰りましょう。

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