ICU看護師の適性とは

ICUとは「集中治療室」を指し、生命の危機的状態にある患者を診療科問わず受け入れ、集中して治療を行う部署です。ICU看護師の仕事は多岐に渡り、患者の経過観察・状態管理、投薬管理、医療機器の管理や操作、患者やその家族への精神的なケアやサポート、患者の一般病棟へ異動・調整なども行います。また、ときには緊急手術の準備や、エンゼルケア(死後の処置)を行うこともあります。

そんなICU看護師として適性がある人の特徴を紹介します。

・向上心のある人
全ての診療科の知識を必要とする、オールマイティーな部署です。勉強熱心で向上心のあるにはうってつけです。

・協調性のある人
ICUはチーム医療です。医師・看護師の他にも、臨床工学技士、医療品管理者、薬剤師、セラピストや医療機器管理者も配属されています。チームでの連携は必要不可欠。自分の役割を正しく認識し、周囲と協力できることが大切です。

・冷静に判断ができる
広い視野で観察し、思い込まずに多くの可能性を考えた上で、物事を適切に判断する力が非常に重要になってきます。常に冷静に考えることが出来る人は適正があると言えるでしょう。

・自己管理が出来る
多忙な上、常に緊張感のあるICUでは自身が健康であることが重要です。また、身体面のみならず精神面を上手にコントロール出来る人は、現場でも活躍出来るでしょう。

ICU看護師には、幅位広い専門知識や高度な技術も求められます。ですが、知識や技術といったスキルは徐々にで身に付いていくものなので、どちらかというと適性の方を重視した方がいいかもしれません。上記の適性が自分にあると感じた人は、こちらのサイトなどを見て転職の参考にしてくださいね。