八山さん家の怪談

怪談好きの人です。 八山さん家の怪談→八山さんの家の人で、普通の一般会社員。 出所して…

八山さん家の怪談

怪談好きの人です。 八山さん家の怪談→八山さんの家の人で、普通の一般会社員。 出所してウン十年経ちました。 怪しいことや怪談が好き。

最近の記事

  • 固定された記事

初めましてのご挨拶。

人生いろいろ、毎日いろいろ  死んでしまおうと思って…とか歌い出さないですよ!  人生半世紀近く経つと、つくづく感慨深く感じてしまうのよ〜。  ってだけの話です。 そんな私は自己紹介するのもアレな話なのですが(苦笑)。 普段は一般会社員  普段は…普通に一般会社員です。  で、時々、研究者ぶってます。  いや、本当に研究者なのだけど…怪しいことを研究しています(笑)。陰陽師・祈祷師とか怪談とか…色々w 八山さん家の怪談 →八山さんの家の人で、普通の一般会社員。 怪し

    • 【実話怪談ですよ10】行ってくるね

      火垂るの墓を見て 最近、海外でも『火垂るの墓』が放送され、様々な反響が出ていることを知りました。実話ではないのだけど、第二次世界大戦を経験した日本人なら経験した、目の当たりにしたような。そんな経験をした親族がいる日本人も多いのかもしれませんね。  かくいう私の両親もその頃は(今で言う)小学生だったし、学校は焼けてしまったり他の兄弟のために集団就職という名の下、都市部に夜行列車で都会に出たという人生を歩んだ人たちの一人です。そんな両親からはあまり話を聞くことがなかったのですが、

      • 【実話怪談ですよ09】後から知った声

        短いですが… 
 皆さまのご記憶に残っているかどうかわかりませんが、1995年1月17日の早朝、阪神・淡路大震災と呼ばれる大地震がありました。まだまだ私も若く、当時は高校生で大阪市内に住んでおりました。  当時も今も比較的早起きする家族なのですが、私はだいたい6:30〜7:00に起きる生活でした。無論、当時も両親は起きており、布団にくるまって新聞を読んでいたり、朝の支度をしていたと聞いております。 夢の中で…  あの時は私は夢の中で真っ白な空間にいて、あれ?と考え始めた

        • たまには十一面観音について

          どうってことはないのですが…  たまには怪談以外のお話で…少しだけ大学院などという、洒落たところで勉強している時のお話を書こうと思います。今回は怪談ではないで、悪しからず(笑)。 
 十一面観音さま  私がご縁が多いのは観音さまなのですが、その中から十一面観音さまのお話を♪
 この十一面観音さまも日本では、人気の高い仏さまなのです。 
 さて十一面観音さまって… 観音菩薩さまの変化身の1つ。
「変化身」(へんげしん)というのは読んで字の如く、「変化した身」…まぁ

        • 固定された記事

        初めましてのご挨拶。

          【実話怪談ですよ08】初めての祓(後編)

          お嬢様とお話すると…  お嬢様と話し始めて、数分後。  一通りは聞いた感があったので、そうかぁーと言いながら確認。  「時々さ、飛び降りたく、急になったりしない?」  さっき見た光景を思い出しながら、1つ1つ質問してみた。  無性に飛び降りたくなること。それが突然やって来ること。何も問題はないけど、急に異様な不安感や孤立感に襲われること。  などなど…。  強烈だったのは、私が見えた光景をお嬢様が夢で見ていたらしく、その景色や洋服やカーテンの色や模様まで一致していた。

          【実話怪談ですよ08】初めての祓(後編)

          【実話怪談ですよ07】初めての祓(中編)

          さて行ってみたものの…  今思い出して、自分の車で行ったのか、バイクで行ったのか覚えていないのだけど…行ったのは、行った。  ややお金持ちが住む住宅街にそのマンションがあって、至って普通のマンションだったのは覚えている。何階か忘れたけど、行った時は夜…だったと思う。  なぜ「思う」と書いたかと言うと…部屋に灯りが点灯していたことを覚えているから。  でも、道中に(以前住んでいたエリアだったので)市民病院が見えた景色が曇り空だったことも覚えていて…はたして夜に行ったのかどうか

          【実話怪談ですよ07】初めての祓(中編)

          【実話怪談ですよ06】初めての祓(前編)

           今から20年近く前のこと。  生まれて初めて、他人様の家の祓に駆り出された。  そんな修行も訓練も何もしてないことを、1時間以上に渡る説明というか何というか。  今考えたら、それはそれで良かったのかもしれない。 幽霊さん、初めまして  この初めての祓から、さらに20年弱前の出来事。まだ小学生だったころの夏休みに私は人生で、多分…初めましてな幽霊と出会う。  この子、死んだんだって!  可哀想に…  オホホホホと上品ぶって笑いながらの会話に昼寝が突然目が覚めた。今も感

          【実話怪談ですよ06】初めての祓(前編)

          【実話怪談ですよ05】柱時計と幽霊と…(2)

           要領の得ない会話は退屈だし、何よりクソ忙しい繁忙期に時間を奪われるのは…嫌い。私から見たら、その辺の怪談話程度の内容なので…余計に今、忙しいんだよねと心の声が漏れそうな(笑)。  挙句に普段は特に仲良くもない間柄の人間の話は…ロクな物ではないとほぼ確定している。 終電の1本前の電車に乗りたい  ともう一度、伝えた上で。  で、どうしたいのさ?  ってことを早く知りたい。それから1ヶ月余り、何もないなら…もう、いいのではないかと思ってしまう(笑)。案外、他人のことに興味が

          【実話怪談ですよ05】柱時計と幽霊と…(2)

          【実話怪談ですよ04】柱時計と幽霊と…(1)

           私が子どもの頃、柱時計がとても不思議でした。  動かなくなると、母が鍵のようなものでゼンマイを巻く。柱に戻して、下の振り子を揺らし始めると…また動く。  ただ我が家の柱時計は時を告げるボーンという音は鳴らず、ただカチカチと音が響くだけ。 と、まぁ… ノスタルジックな思い出に浸りつつ書いておりますが、今回は我が家では鳴らずのボーンという音にまつわるお話でございます。 メッセージが来たら  だいたいは頼みごと。お誘いなどは決して来ないのが八山家の特徴です。今回もたまたま

          【実話怪談ですよ04】柱時計と幽霊と…(1)

          【実話怪談・スピ寄り03】正体の答え合わせ

           その日に泊まったかどうかは別として。こういう時のY山は、本当によく尽くす女なんだろうな…といい加減に感じたことは、深掘りしないでおこう。 まさかの!?  とりあえず、スマホの電話帳を検索…あれ?と登録していなかったことに気づく(笑)。あー…そうそう。出会いがビジネスの場だったので、直接連絡先ではなく…仕事用のアプリに入れていたことを思い出す。相変わらずよねーとY山は私の検索している姿に納得している。  ということで、無事に尼僧さんにつながり、私が掻い摘んだあらまし説明

          【実話怪談・スピ寄り03】正体の答え合わせ

          【実話怪談・スピ寄り02】パンパンの正体はいかに!?

           前回は眠気に負けて、途中で書くのを辞めました。たまにはそんな感じも…いいと思っておきます(笑)。 パンパン…  と言った途端…そうでしょ!?と何か部屋にミチミチに見えない液体がいっぱいな感じしない?  Y山、うるさい(笑)。  そうだねと言おうものなら、件の仏像入手物語を話し始める始末。  彼女は何とかと言う関西の寺ばっかりの街に行き、帰り道すがら土産物屋に寄って…明らかに土産物屋の中でも人がほとんどない店が気になった。  呼ばれたように店に入ると、細長い店には仏壇・

          【実話怪談・スピ寄り02】パンパンの正体はいかに!?

          【実話怪談・スピ寄り01】密度が上がるモノ

          初っ端の話…何にしようかな?と考えつつ。 今は思い出せなくて、当然…あ!となる話が多いのだけれども。 そろそろお年なのかもしれません(笑)。 ということで… ちょっと先日、どこかで話したのだけれども…書き出します。 古い友人、Y山から久々に電話があった。 確か2024年6月終わりか7月頭だったかなぁ…いい加減な記憶なので、そこまで覚えておりませぬが。とにかく、凄い久々だったのは確か。 そこそこ久し振り挨拶をして、Y山から切り出して来た。 実は… 聞いてみたら… ど

          【実話怪談・スピ寄り01】密度が上がるモノ