【映画】フォードvsフェラーリ【感想文】

もう2週間くらい前になりますが

フォードvsフェラーリをMX4Dで観ました。

全然車に詳しくないし、もともと観る予定もなかったけど

とある人に勧められたのと

MX4Dで観るとすごい!って評判を聴きまして。

私が持ってる前知識としては

・24時間耐久レースっていうものがある

・フォードは一般車を売るためにレースに出て賞金獲得を狙う

・フェラーリはレースに勝つために一般車を売る

くらいのものでした(知識浅っ!)

車関連の映画でいうと、数年前に公開された「RUSH」以来。

あれもライバルとの物語だったので

無意識にいろいろ比較しながら観てました。


(ここからネタバレあるかも)

率直な感想からいうと、自分を貫くことの難しさを感じました。

自分を曲げずに疎まれ続けたケンと

そんなケンを信じ続けて走らせたシェルビー。

お互いを思うことで決断したことが

結果、ハッピーエンドにはならない現実の難しさ。

もしシェルビーが「止まれ」と言ったら

ケンは逆に止まらなかったのかもしれない。

そうすれば、その後のケンの運命は変わっていたのかも。

でも、これは現実にあった話で、

生きていく上で「もし」は通用しない。

起こったことは元には戻らない。

「起きてしまったことを意味のあるものにしないと」って

とある人が言っていたけど、

シェイビーは人生をかけて、それを問い続けるのかなーとも。


そういえば、題名はフォードとフェラーリの戦いってなってるけど

実際はフェラーリではなく、内部戦争だったな。

前に見た「RUSH」の方が、敵(ライバル)がわかりやすいので

前知識がなくても、純粋に2人の主人公に感情移入して観られたけど

今回は2人が見えない敵に挑んでいるような感じでもあったので

頭でいろいろ考えながら観ないとだったかな。

それはそれで、面白かったけれども。


MX4Dは、たしかに迫力がすごかった。

実際にレースに参加しているような感覚にもなったし

重心持っていかれるような感じは面白かった。

アトラクションですね、あれは、完全に。


最後に・・・

隣の隣の席に座っていたカップルが

リアルに硝子の少年再現し出してびっくりでした。

暗いからって、誰も観てないと思ったら大間違いよ。

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