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小豆島の未来への一歩:自律航行船実証実験レポート

 はじめまして、エイトノットの奥田と申します。
 10月1日よりエイトノットに入社し、広島オフィスを中心に事業開発業務を主に担当します。どうぞよろしくお願いいたします!
 今回は、小豆島で行った実証実験の模様をお伝えしたいと思います!

池田港ではカエルのマーメイドがお出迎え

 本実証実験は、島が抱える少子高齢化や観光需要の回復によるオーバーツーリズムなどの課題に対応しようと、島の観光振興などに携わる一般社団法人小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会の一員として小豆島 池田港~小豆島 神浦地区及び小豆島 池田港~小豆島 ふるさと村の2航路にて行いました。なんと、神浦地区では今回の実証のために、小豆島町が特別に専用桟橋をご用意してくださいました!

神浦に新規に設置いただいた桟橋
今回の実証の舞台、三都半島

 実証実験は10月6日から4日間。10月6日~10月8日の3日間は池田港ー神浦間で運航し、合計で15名の方に自律航行船の体験をしていただきました!実証期間、小豆島町では三都半島アートプロジェクトが開催されており、カメラを携えて観光していた方に弊社の自律航行船にご乗船いただきました。船から小豆島を撮影するのは初めてとのことで、たくさんの写真を撮影されていました!
 さらに、お子様を連れたご家族にも乗船いただきました。お子様には船の操縦席を気に入っていただき、航行中のほとんどの時間をブリッジで過ごされていました!
実証実験にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!

ご乗船の様子

 10月9日の実証最終日は、小豆島町と一般社団法人瀬戸内エリアマネジメント協会が包括連携協定を結ぶ締結式が行われました。
 小豆島町の大江町長をはじめ包括連携協定に参加される皆様に、池田港~ふるさと村航路にご乗船いただきました!大江町長からは「こういった新しい取り組みで少しでも地元の人や観光客の利便性が高まるような海の道の使い方を模索していきたい」といったありがたいお言葉もいただきました!本実証実験を通じて、「自律航行船を用いることで島での観光や暮らしが便利になる」というが共有できたのではないかと思います。

エリアマネジメント協会の皆様にもご乗船いただきました

 今回の実証実験では、地域住民の方々をはじめ、自律航行船の活用について「気軽に乗れる海上移動手段はありがたい」「本当にすべて自動で驚いた」など様々なご意見をいただくことができました。エリアマネジメント協会の一員として、離島地域の課題解決に向けて自律航行船の活用により一層取り組んでまいります!

 次回は11月に更新を予定しております。お楽しみに!

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