《離島の生活》約1年半バナナを育ててみたら・・・。
こんにちは2022年に千葉から、八丈島に家族で移住した「わたる」です。
今回は千葉県千葉市で生まれ育ち、普通のサラリーマン生活を送っていた私が、、、40代で離島で生活するようになって感じたことについて書いていきたいと思います。
きっかけは移住1年目、農家のおじさんに「バナナいるか?育てたらおもしろいじゃん」とバナナの株分けをしていただいたことがきっかけでした。
恥ずかしながらですがバナナを育てるまでは「いつもスーパーに売っていて、比較的手軽な価格で買えて、甘くておいしい食べ物」くらいの認識しかなく、バナナが木になること(厳密には木ではない),、バナナは種子ではなく子株で増えることなんて全く知りませんでした。
もともと農家のおじさんの自宅の敷地には、立派なバナナの木が生えていたのですが、なんかの拍子に「バナナ作りなよ!島のバナナはおいしいぞ~。」と言われ、生来あまり深く考えないタイプの私は
「えっバナナ育てられるんですか?いいですね!欲しいです!」と言ったところから始まりました。
農家さんに「なぜバナナ育てているんですか?」と聞くと「だって自分で育てて、実ができたら楽しいでしょ!」と、とてもシンプルな回答でした。そうか、自分でやってみるって、チャレンジしてみるって楽しいんだ!となんかとても単純で、当たり前のことを思い出させていただいた言葉でした。
「日当たりが良いところがいいよね!」位にしか考えてなかったので、風の通り道に植えてしまいました・・・。
バナナはいちどしか実がつかないので(これも知らなかった。。毎年実がなると思ってた・・・」)実のつけ終わった親株を途中から切り倒し、子株を分けていただきました。親株から栄養を吸収できたおかげで、ぐんぐんと育っていきました!!
しかし、近所の方からは「あんなとこに植えたら、いつか風で倒れるから気を付けてね!」とアドバイスをいただいてしまいました。。。
バナナの葉っぱは大きいがゆえに風の抵抗を受けがちです。その為、この写真の左右の葉っぱのように、バラバラと裂けるようにできているとの事ですが、風の通り道に植えてしまった我が家のバナナは、新しい葉が出てきても、2・3日するとバランバランになっていました(泣)
今年の夏の暑さは厳しかったのですが、幸いにも台風の直撃は免れた為、バナナも順調に育っていきました。実をつけるのは、夏しかないだろうと思い込んでいたので暑さもやわらいだ10月ころに、「今年は実をつけないか・・・。」と思っていましたが・・・・、11月に入って間もないころに、いつもは新しい葉っぱが出てくる股の部分から、、、、何やら怪しい色のにょきっとしたものが出たのを確認しました!!
「おぉ、実が出来てきた!来年の春にはバナナが食べられるかな??」と嬉しくて小躍りをしていました!
しかし、、、、11月20日。風速20mはあろうかという、強風でバナナの木は折れてしまいました・・・。残念・・・・。
なんだかんだいつものように、耐えるかな・・・と支柱を立てるのを怠ったわたしが悪かったのですが・・・。非常に悲しいです。
バナナは倒れてしまいましたが、この後、実が変化していくかもしれないと一縷の望みをかけて、今はまだそのままにして日々観察をしています(苦笑)
不幸中の幸いですがこの1年半の期間に、子株を5つほど作ってくれたので、別の場所に株分けしました。こちらの成長を見守りつつ、うまくいったらまたご報告したいと思います。
■別のシリーズ【息子ふたりと1ヶ月インド旅行に行った話】
移住を考えた時、移住先の情報収集や移住先の家・仕事についてなど移住先選定に向けての行動や情報に着目しがちですが、わたしが移住活動を行う中で一番大事だと分かったのは、「自分の気持ちを整理し、自身の欲求に素直になること/気付くこと」さらに「家族や親せき、職場など第三者に気持ちを知ってもらい、理解が必要な場合はそのコミュニケーション設計をどうするかということ」でした。
上記のことに悩まれている方はぜひ、私といちどお話ししませんか。
ご興味ある方は以下をご確認ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?