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星組「BIG FISH」


久しぶりの観劇

noteの投稿がまさかの半年ぶり?!
投稿自体のハードルが高いというよりは、(個人的に)スマホ体と投稿しづらくて、家でPCを開けるというハードルが先ずあるんですよね・・・。

話はここから本題です。
noteの投稿に比べると久しぶりではないのですが笑
私にしては珍しく5月は宝塚をはじめとして舞台の観劇予定がない1ヶ月でした。

その反動でしょうか?
6月は舞台観劇予定が4回あり、6月の観劇はじめが、
星組さんの「BIG FISH」でした。

貴重なチケット

「BIG FISH」は東京のシアターオーブ公演しかなく、
著作権の都合でライブ配信予定もない、
そして歌うまのこっちゃん(礼真琴さん)が主演ということで、
全然チケットが取れなかったんです・・・。

幻の作品になるのでは?!と思っていたところ、
大学の友達がチケットを取ってくれましたー!!!
彼女、私の星組公演の女神なんです。
(RRRも彼女がチケットをとってくれたんです。)

当然、一回限りの観劇となるので、
私も万全の体調監理を行い、当日をむかえました。

感想

実は何年か前に宝塚以外の舞台で「BIG FISH」を観劇したことがあるんです。その時はファンタジーな作品だったな、という記憶はあるのですが、
感動して泣ける、こういうところに共感した、とか正直そういうのはなかったんです。

観客としての私も、当時から年を重ねたということ、主演が昔から応援しているこっちゃんということ、推し組の星組公演ということもあると思うのですが、もう鼻水が垂れ流れちゃうくらい、泣いてしまいました。

子供が生まれた友達が増えていて、親の気持ちも想像しやすくなったんですよね。エドワードが息子に話す自分が主役なファンタジーなお話は「自分の人生の主役は自分なんだよ」、「目の前の世界だけではなく、もっと広い世界があって、一般的な考えに縛られず、自由に、楽しく考えていいんだよ」ということを間接的に伝えているようで愛を感じました。

一方で息子のウィルの気持ちも分かるんです。
わたしも思春期の子だったら、ファンタジーの話ばかりする親を
恥ずかしく思ったり、バカにしちゃったと思います。

でもウィルも距離をとりながらも、お父さんへの愛があるんですよね。
「お父さんの事実を知りたい」って、お父さんのことを好きでないと思わないですもん。

2幕始まる前の舞台

◆こっちゃん(礼真琴さん)

今のエドワードと昔のエドワードで一瞬に切り替える演じ分け、素晴らしいです。こっちゃんの老け役、新鮮でした。

こっちゃんは歌もダンスも上手すぎるので、演技のことまで私はきがまわっていなかったのですが、この作品を見て、お芝居も含めてこっちゃんは素晴らしいトップスターさんだな、と実感。

◆極美慎くん

友達からパンフレットを見せてもらったのですが、
親子役のこっちゃんとそっくりなお顔になっていて驚きました。

そんなにおふたりとも似ている顔ではないのですが、
メイク、研究されたのでしょうか?!そういった細やかなこだわり、
ファンとして嬉しいんですよね。

いつの間にか安定感もでてきて、立派な3番手さんになったな、と
親戚視点で見てしまう。そして小顔・長身・長い手脚なので、
舞台映えが半端ない。

◆小桜ほのかちゃん

エドワードの奥さん:サンドラ役がほのかちゃんと発表された時、
とっても嬉しかったんです。

包容力があって、エドワードとウィルへの深い愛が伝わってくる、
そして時おり見せてくれるチャーミングなところがかわいい♪

ほのかちゃんも歌うまさんなので、耳福な公演でしたが、
なかでもエドワードにむかって歌う「屋根がない家でも~」という歌詞の歌。サンドラ自身の感情が大きく動く場面でもあるのですが、歌詞がしっかり聞き取れるんです。それで余計に感動してしまい、私は涙が止まらなくなりました。

◆都優奈ちゃん

別箱公演だと、大劇場公演ではまだ主要キャストにはいっていない
下級生も活躍するんですよね。
今回、私が気になった子は魔女を演じていた都優奈ちゃんです。

歌唱力が素晴らしくって、宝塚っぽくない歌い方も得意そう!
今後、優奈ちゃんを探すのが楽しみになりました。

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