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【夏っぽい伝統色/青みの色探してみた②】~世界もココロもグラデーションでできている~321

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回『活色』という元気になれる色についてお話しました。

今回はこの色『水色』をご紹介致します。
みなさまご存知の色
大好きな色とする方も多いかもしれませんね。


水色(みずいろ)

澄んだ水の色を模した淡い青色。

水は本来無色透明。しかし、晴れ渡る空の色や、風に揺れる葉の色を反射した色合いが淡い青色に見えた事から名付けたということです。

空色のやや紫側によった青色に対して、水色は一般的には若干緑みを帯びた深みのある青色のことです。

水浅葱 (みずあさぎ )をやや淡くし、藍がからせた染め色をいいます。

古来より浅葱色(あさぎいろ)などとともに夏の衣装に欠かせない色で、江戸時代には帷子(かたびら)の地色として流行したようです。

☆また、気になる色名が出てきちゃいました~(笑)
続編あるのかな~?

『万葉集』には『水縹』の名で、平安文学には『水の色』と記述がみられます。(水縹については下の275の記事を合わせてお楽しみください)

平安時代から用いられているこの水色
古くから「水=青」というイメージが存在していたのですね。


色の意味

水色には、冷静、繊細、洗練、変化などの意味があります。 他にも、爽やか、清潔、自由など意味はさまざまです。 集中力を高めたり、心を落ち着けたり、解放感を得られたりするなど、効果も多岐にわたります。



※『水縹』(みはなだ)という色についてはこちらの記事をご覧ください。


今日の「水色」
画像から涼をお届けできましたら嬉しいです(^^♪


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。


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お・ま・け

水色と白の浴衣は爽やかで涼しげですね

帷子(かたびら)・・・単(ひとえ)の着物のこと。

入浴後に着た単(ひとえ)を湯帷子(ゆかたびら)といったことから、江戸時代以降、夏の単を「ゆかた」と呼ぶようになりました。


最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

大切なお時間をありがとうございました

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