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【水縹(みはなだ)という色】~世界もココロもグラデーションでできている~275

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回 おまけを引き寄せた話をしました。そのおまけが水色が多いなと写真を見て感じたところですね、またまたこちらのISSAさんの記事に引き寄せられました。

まずこちら、映画のポスターかな~?の水色。とても綺麗で優しくて、柔らかくて惹きつけられました。

https://note.com/msdf_issa/n/nb5b12aa0cc96

タイトルにあるように 映画「凪の島」について、そして「白壁の町並み」について書かれていました。

とても綺麗な町並みと金魚ちょうちんの愛らしさが「行ってみたいなぁ」と思わせました。ISSAさんの撮られた夕日の写真も美しいです。ぜひ記事を読んでみてくださいね。

またその中で映画の主題歌である
kitri-キトリ-「透明な」という曲を紹介してくださっていました。曲を聴いてすぐに私が感じたのは静かな水の中を漂っている感じ。水の音を感じました。なんともいえない漂う感じがしたのです。これはあくまでも私が感じた感覚です。曲そのもに透明感を感じられた。という表現が合ってるかもしれません。

『透明な風と歌』と歌詞にはありました。
あ~ぁ 「透明な風と歌」 清々しい。
そして心が優しくなる歌です。
みなさまにもぜひ 聴いてほしいな~



ということで、この「透明な」という曲を聴いて私が感じた日本の伝統色の中からこちらの色をご紹介したいと思いました。

水縹(みはなだ)

「縹」(はなだ)とは藍染で染めあげられた青を指します。「水縹」はもっと薄い水色です。 『水縹』は『縹色』を水で薄めたような色という意味を『水』をつけることで表している色名です。『浅縹』(あさはなだ)と混同されることが多いですが、『水縹』のほうがわずかに淡い色になります。「万葉集」の中で水色のことを「水縹」と呼んでいるそうですから、古くからある色の名前です。 水色の古い呼び名といえますが、江戸の頃になると完全に『水色』のほうが主流になり、今日にいたります。


これから気温も高くなりますが、そんな時にでもこのような綺麗な水色を見たら、クールダウン出来そうですね。


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。




お・ま・け

歌の中で
『さらさら気まぐれ叢雨のよう』とあります。この叢雨(むらさめ)という響きだけでノスタルジック。日本独特の情緒を感じました。

群雨・叢雨・村雨 (むらさめ)
にわかに群がって降る雨。激しくなったり弱くなったりして降る雨。にわか雨の類。《夏の季語》


『むら雨やホロガヤノ子に風とゞく』 一茶

小林一茶(こばやしいっさ)[1763~1828]江戸後期の俳人


母衣蚊帳(ほろがや:horogaya)竹や針金などを骨にし、ほろのように作った幼児用の小さな蚊帳。

優しい眼差しを感じて、胸が熱くなりました。あくまでも私が感じた事です。


『 村雨(むらさめ)の 露(つゆ)もまだひぬ 槙(まき)の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ 』

寂連法師(じゃくれんほうし)[1139~1202]歌人


京都の北山などへ行きますと、雨が降った後、杉木立からもやが立ち上り、うっとりするような幻想的な雰囲気になることがあります。
この歌は、にわか雨が降った秋の夕暮れの幻想的な景色を詠んだ一首です。

ホント幻想的・・・

秋の村雨
秋から冬にかけて断続して、急に激しく降る雨のことを言い、俳句や短歌の季語にもなっています。



今回はISSA様の記事から 映画「凪の島」の主題歌『透明な』より感じた事など書いてみました。伝統色や季語から、たっぷりと日本という国の繊細な感覚に浸ることが出来、ゆったりとした気分になれました。

みなさまにも日本の繊細なところを感じていただけたらいいな(^^♪


あらためて
ISSA様ありがとうございました💗


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。


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